一度上手くいったから二度目もうまくいくとは限らないという話

一度上手くいったから二度目もうまくいくとは限らないという話

一度上手くいったから二度目もうまくいくとは限らないという話
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は一度うまくいったことが
ずっと上手くいくとは限らないという
当たり前の話をします。

 

実際,
「一度うまくいったということは
 それができる,うまくいく」

 

と思い込んでしまうことは多々あります。

 

 

では,
それはなぜうまくいったのでしょうか。
うまくいくにあたって
何らかの特定の要因があり
その特定の要因は
ずっと同じように機能するものなのでしょうか。

 

 

 

それが機能しないとしたら
一度うまくいったからといって
この先も膜行くとは限らない
ということですね。

 

 

今日はそんな話をしていきます。

 

 

前にうまくいったのに
最近は何かうまくいかないなぁ…
という体験をした方。

 

 

あらためて振り返って改善する
きっかけにしてみてください。

 

 

なお
かなりネタっぽい話をしますが
ネタではなく実話です。

 

 

激辛ラーメンを辛うじて完食した話

 

 

 

私は激辛系の食べ物が好きなのですが
実際にそこまで激辛に耐性があるか。
残念ながらさほどでもないのが現実。
本当に辛いものが食べられるわけではありません。

 

 

例えば
かつて札幌でスープカレーを食べていた時の話。
一般に辛口と言われる辛さ5番ぐらいから
少しずつ6番7番8番と少しずつ番号を上げていき,
どこまで食べられるのか
挑戦してみたところ…

 

 

大体14番ぐらいまでが限界でした。

 

 

 

私の知り合いでは
50番と60番くらいは平気で平らげます。
ですので,このような本当に辛いものが好きな人には
残念ながら遠く及びません。

 

※辛さの番号と実際の辛さは店によって違います。

 

 

あるいは…
私の知り合いで
「女王」と呼ばれてテレビ出演したことある
本当に辛いものに強い方がいます。
一緒に,辛いラーメン店に食べに行き,
撮影の逸話を聞くと…

 

 

唐辛子まるまる一つが箸休めになる
ぐらいだとか。

 

唐辛子…あの赤い一本まるまる口に入れると
なかなかに辛い。

 

 

ですが…他のもっと辛いもの食べていて
辛くなってきた時に唐辛子を食べると
箸休めになるのだとか。

 

…もう,辛さの次元が違いますね。

 

さて。
今日は名古屋の激辛ラーメンの話です。

 

「名古屋名物台湾ラーメン」
と呼ばれるカテゴリがあり
「味仙」というラーメン屋が有名です。

 

 

辛めのラーメンとして「台湾ラーメン」
が人気を博しています。

 

 

一度食べてみたところ,
なかなか後引く辛さのある味で
とても気に入ったのですが…

 

 

ただもっと辛いものが
あるそうです。

コーヒーになぞらえ
「アメリカン」とか「イタリアン」という
メニューがあるのです。

 

アメリカンコーヒーは薄味になるので
標準の「台湾ラーメン」が辛い方向けに,
少し辛さがやわらいだ感じです。

 

 

一方,「イタリアン」は
エスプレッソに例えたのでしょう。
更に辛くなるという考え方なのですね。

 

「名古屋名物台湾ラーメンアメリカン」
「名古屋名物台湾ラーメンイタリアン」

 

字面だけ見ると,
まったくもって意味不明です。

 

 

その上には「アフリカン」とか
「エイリアン」とかもあるらしいです。
この辺になると,
異次元の辛さになるのでしょう。

 

 

店内においては
注文が飛び交っており
「イタリアン」だの「台湾」だの
「アメリカン」だのと…

 

 

なかなか国際色豊かで
不思議な雰囲気です。

 

 

さてここで
思い切ってイタリアンなるものを食べてみました。

 

 

本当に辛かったのですが。
それでも
あとを引く味でコクがあります。

 

 

辛いものを食べていると
ただ単に辛いだけで
美味しくもなんともないものに
出くわすことも多々あるのですが。

 

 

この
「名古屋名物台湾ラーメンイタリアン」
は…辛いながらにもしっかりとコクがあって
また食べたくなるという味でした。

 

完食後,感想を一言で言うなら,
美味しかった!
です。

 

一緒に食べに行った家族からは,

 

「辛かった,じゃなくて,美味しかった,なのね」

 

と呆れ顔で言われました。

 

ということで,
この後を引く辛いラーメン。
また食べたいと思っており…

 

今日はチャンスが有ったので,
別の用事を済ませがてら,
また食べに行きました。

 

 

ところが。
食べてみたところ違和感がありました。

 

 

どういうことかこのラーメン。
こんなに辛かったっけ…という違和感です。

 

前は,
辛いけど美味しい…と思いながら
しっかりと食べ切ってきたので…

今日も問題なく

完食できる…と思っていたのですが。

 

今日はかなり頑張って
かろうじて完食した次第です。

 

 

一度完食できたら,
また完食できる…
と思い込んでいたのですが
そうではなかった…
という,
前置きの長さからすると,
身も蓋もない話でした。

 

 

では1度目が完食できて
2度目の完食に非常に苦労した理由は
何だったのでしょうか。

 

 

味が変わったということは
おそらくないでしょう。

 

 

味仙という店は親族経営であちこちに
ありますが。
同じ店に行きましたから。

 

…同じ店ということは
同じレシピで
同じように作っているはずです。

 

ということは何が違うのか。
ランチで食べたのか
夕食で食べたのか。

 

 

この違いがあるのかもしれないし…

 

 

あるいは単純に体調の問題だったのかもしれません。

 

前回食べた時は体調が思わしくなく
「本当に食べれるだろうか」
と不安を抱きながら食べてみたところ,
あっという間に平らげてしまいました。

 

一方今回はそういったことはなく
普通に食べる気満々だったのに
非常に辛くて大変だという話です。

 

 

体調が悪いということは
辛さに対する反応も
少し鈍っていたのかもしれないし…

 

何が原因なのかわかりません。
ただそういう何らかの要因で
完全に同じ状況ではないのだとしたら
同じ結果になるとは限らないということですね。

 

 

一度食べられた激辛ラーメン。
二度目に食べるのは本当に大変だった。

 

一度できたら必ず二度目以降も
同じ結果になるとは限らないという話でした。

 

 

こんなことは当たり前かもしれないし
言うまでもないのかもしれません。

 

 

けれど私たち人間というものはどこか
慢心して勘違いしてしまうことがあります。

 

 

 

バブルを実力と勘違いした話

 

ビジネスの例なら…
私がかつて違う仕事をしてた時の話です。

 

 

法律関係の仕事でいわゆる
過払い金請求の案件だったのですが。

 

 

 

その時,いろいろと集客をしていました。

 

 

後からわかったことですが
集客の件数としては…

 

 

某消費者金融の支店長が
事務所に乗り込んでくるくらいには
多かったようです。

 

 

では当時の私の集客スキルは
実際に高かったのでしょうか。

 

 

私は
過払い金案件の集客ができていた
という実績を持って自信を持ち
…10年ほど前に
集客支援の仕事えお始めてみたところ
なかなか上手くいかなくて苦労した
ということがありました。

 

ということは過払い金の集客は
簡単にできたからで
他業界の集客もできると思っていたが
うまくいかなかったという話です。

 

この違いは何だったのか。
単純にトレンドです。
トレンドと言えば聞こえが良いですが
もっと言ってしまうとバブルでした。

 

 

バブル下で
広告さえ出せばいくらでも
集客できるのであって
技術や知識経験というものではなく
ただ何に追い風に乗ったというだけの話でした。

 

だから追い風の少ない
別の業界において集客しようとしても
なかなかうまくいかず
苦労したという話でした。

 

 

 

「二度目」の慢心を防ぐために

 

 

一度うまくいったことが
二度目以降もうまくいくと
思い込んでしまわないために
どうしたらいいのでしょうか。

 

 

極端なことを言ってしまうと
別に慢そのものについては
いいも悪いもなりません。
ただ単に二度目以降,
うまくいくという前提で
多額の資金を投入して
痛い目に合わなければいいということです。

 

 

例えば
テストマーケティング。

 

 

たまたまはじめの一回で上手く言ったkら
「このままやればうまくいく」
と…多額の資金を投入しまい
痛い目にあうことがあります。

 

何回か繰り返していくと
それがなぜうまくいったのか
という原因が見えてくることがあるのですが
一回目で上手く言ったから
そのまま行くと
うまくいく原因が特定できない
ということがあるのです。

 

 

気を付けるべき点としては
うまくいった時に
「なぜそれがうまくいったのか」
を考えなければいけないということです。

 

仮説を立て
本当にそれがうまくいく要因だったのかを
検証するというい作業が必要です。

 

これをしないで
「今回うまくいったから次もうまくいくに違いない」
と思い込んでしまうと
痛い目にあうということですね。

 

 

ということで
次回このラーメン屋に行く時には
基本にもどって,
イタリアンではなく
普通の「台湾ラーメン」
を食べることにします。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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