売上が伸び悩んだときの打ち手で陥る罠

売上が伸び悩んだときの打ち手で陥る罠

売上が伸び悩んだときの打ち手で陥る罠
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は
売上が伸び悩んだときの打ち手で陥る罠
についてお伝えしていきます。

 

 

 

ポイントは
売上が上がらなくなった時
ということです。

 

すなわち
初めから全く
売り上げが上がっていない
という話ではありません。

 

 

もともと
売り上げが伸びていたにも関わらず
伸び率が悪くなってきた。

 

 

もしくは
単純に売上が下がってきた。

 

 

…という状況のときに
陥りかねない罠の話です。

 

 

 

売上が伸びなくなっているのであれば
何らかの手立てを講じなければ
いけないことは言うまでもありません。

 

 

何もしなければ
そのままどんどん下がっていくだけですからね。

 

 

ただ
そこで罠にはまってしまうことに
気づいていないと…

 

間違ったことをして
どんどん売上が下がり,
低迷が加速してしまうのです。

 

 

罠にかからずに
正しい考え方をするには
どうしたらいいのでしょうか。

 

 

最後までお付き合いください

 

 

 

同じことをやっても成果が出ない

 

 

…という話は
昨日しました。

 

昨日は
単純な努力を積み重ねると
いつか成果につながるのではないか
という発想について…

それは幻想であるということ。

 

 

成果につながるために
やるべきことやらなければいけない。

 

 

同じ作業をひたすら続けるだけを
「努力」と正当化して
繰り返したところで
うまくいかない
ということをお伝えしました。

<参照>

 

それを踏まえた上で
実際に売上を伸ばしていくためには
あるいは
今日のテーマである
売上が下がってきたときに
下がり幅を食い止めてまた
元の通り売上を伸ばす方向に
シフトして行くにはどうしたら
いいのでしょうか。

 

 

同じことをずっと繰り返しても
成果は出ないし
下がりつつあるのであれば

 

何か新しい,
今までにないことをやればいいという
発想になる。

 

 

これが罠ということです。

 

 

罠の正体

 

 

人は新しいものを好みます。
そういう習性を持っているのです。

 

 

何か新しいものに対し
興味関心を引きやすいし
反応しやすくなるのです。

 

例えば
「新登場」
とか
「新発売」
とか
「新開発」
とか…

 

そういった
「新しい」
という言葉に
人は反応しやすくなるという
習性を持っているのです。

 

脳の癖みたいなものでしょうか。

 

 

詳細な脳科学の話は
する気はないので…
単に「癖」と理解いただくと
わかりやすいでしょう。

 

そして,
理屈云々ではなく,

 

「そういうもの」
として理解したほうがいい
ということですね。

 

ということは
今までやってきたことを
ただ繰り返して成果が出ない。

 

…ということは
「何か新しいことをやらなければいけない」
と思いがちだし…

 

それ以上に
「新しいことをやりたい」
と思ってしまうという
癖がある。

 

…ということを理解しておいてください。

 

 

それを理解しないと
防ぐことはできませんからね。

 

 

つまりそこでやるべきことは
何か新しいことではないのです。

 

 

大抵の場合,
新しいことに手を出すと
うまくいかないし
失敗することが多い。

 

 

…これまでの人生,
新しいことをはじめて,
失敗せずに
上手く行ったことって
どれだけあったでしょうか。

 

 

例えば,
一度も転ばずに
立って歩けるように
なったでしょうか。

 

言い間違いをすることなく
誰かと会話できるように
なったでしょうか。

 

操作ミスすることなく,
スマホを扱えるように
なったでしょうか。

 

 

新しいことをはじめると,
はじめはたくさんのミス,
上手く行かないことが
たくさん降り掛かってくるのです。

 

 

だからここでの罠というのは
「新しいことはやってはいけない」
…ということです。

 

今までと同じことを繰り返すだけではだめ。
だからといって
新しい事やってもダメなのです。

 

 

これができるかどうかが成果への分かれ目

 

 

はっきり言ってつまらない話をします。
それは今までやってきたことを

 

 

 

改善する

 

 

 

ことです。
改善と聞くとあまりいい印象を
持たれない事が多々あるのが現実です。

 

 

トヨタが
「カイゼン」
という言葉を世に広めたために
多少はマシになったのかもしれませんが。

 

 

上述の通り,
人は新しいものに
興味関心を抱く癖がありますからね。

 

 

改善というものは
今やっていることを基準にした上で
ほんの少し何かを変えることで
より良い成果に繋げようとすることを
意味します。

 

 

ですので
何か新しいことに
挑戦しようというものではないので
モチベーションも湧きづらいのです。

 

 

そして
大抵の場合,
改善というものは
劇的に成果が出るものでもないのです。

 

 

小さな
小さな
小さな変更が
ちょっとずつ売上の下がり幅を抑え…
徐々に向上をもたらすことが多い。

 

 

目に見えて大きな…
劇的な成果につながるものではない。

 

 

新しいことやるわけでもないので
脳の癖として考えるならば
楽しいものでもなければ
やりがいを感じるものではない。

 

 

 

だから
今やっていることを
改善をしないで
何か新しいことにやろうとしてしまうのです。

 

 

新しいことに手を出すと
やってて楽しいかもしれないし
興奮するかもしれない。
やりがいを感じるかもしれない。

 

 

けれど成果に繋がる確率は
非常に低いということになります。

 

 

もちろん
会社が今までと同じことの延長線上のことだけを
ずっとやっていても…
マンネリ化してしまうことは確かです。

 

 

だからこそ,
いつかどこかで
新しいことに挑戦していかなければ
いけない日は来ます。

 

 

ですがそれは
売上が下がっていて
調子が悪い時にやるべき事ではなく
売上が上がり調子で
会社に活気付いてる時こそ
新しいことに挑戦すべきことです。

 

 

売上が伸び悩んでいる時に
新しいことに挑戦して
痛い目になったら
会社存亡の危機です。

 

 

 

会社存亡の危機の時に
新しいことにチャレンジした結果
起死回生一発逆転となった…
物語はあるにはあるのですが。

 

 

 

それは,
その一発逆転に成功したから,
「話のネタ」
になるのです。

 

 

つまり…
一発逆転に失敗して
会社が倒産した…
という話は広がらないし,
盛り上がらない。

 

 

だから…
一発逆転の話の影で,
埋もれていった話は,
何百何千とあるのです。

 

 

その何千何千のうちの
たった一回あるかどうかの
一発逆転を狙う。

 

 

非常に分の悪い戦いとなります。

 

 

決してお勧めはしません。

 

 

それをやる時点で99%以上失敗するでしょう。
そして…謎なのですが。

 

一発逆転を狙う人の発想は,
「自分以外の」99%の人が失敗する
という思い込みを持って
行動してしまうケースが多い。

 

「自分も含めて99%失敗する」
という発想を持てないのです。

 

 

そんな挑戦をしても
いいのでしょうか。

 

 

掛け金は…
自分の会社だけでなく
会社の社員や家族。
取引先やその家族,関係者
皆もろとも
分も悪い賭けに巻き込むことに
なってしまうのです。

 

 

ということを考えた時に
ローリスクローリターン
地味で退屈でつまらない

 

 

小さな改善を
どれだけ繰り返してるかどうか。

 

それが売上の下がり幅を
食い止めることができるのです。

 

 

 

例えば…

大抵の場合,
セールストークは改善の余地があります。
一度,セールストークを
録音して聞いてみると,
とても有益な改善点が見つかるでしょう。

 

こちらはオススメします。

 

 

弊社のクライアントの場合,
チラシに載せる内容の
「順番」
を入れ替えたことで,
問い合わせが増えた,
という話もあります。

 

チラシをやめて,
新しい販売手法を取り入れるのではなく,
今までのチラシの内容の
「順番を入れ替える」
というのが改善ということでした。

 

新しいことに挑戦する前に
何が改善できるかは是非考えてみてください。

 

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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