こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表，
経営軍師の飯山です。
今日は，
社長・経営者はなぜマーケティングを
学んで自ら実践できるようにならなければ
ならないのか。
そんな話をします。
端的に言えば…
マーケティング…集客・売上アップの
仕組みを構築することができなければ
会社は成り立ちません。
その仕組みを…
外部の人頼みにしてしまったら，
会社の生殺与奪権を
手放してしまうということです。
それはなぜなのでしょうか。
以下，解説します。
最後までお付き合いください。
ファンタジーなたとえ話
少々，ファンタジーな話をします。
たとえ話というものは，
少々大げさなくらいが
わかりやすいですからね。
ある大工がいます。
凄腕の大工で引く手あまたです。
彼は家庭の事情で，
小学校に通うこともせずに，
ずっと現場で腕を磨き続けてきました。
それだけ幼い頃から
真剣に研鑽してきたため，
当に優れた大工として
活躍していました。
彼には相棒がいました。
相棒と組んで，
あちこちの現場に呼ばれては，
彼ならではの難しい仕事をこなし…
報酬をもらい…
という生活をしていました。
しかし，ある時相棒が怪我をして，
仕事ができなくなり，
引退することになりました。
そこで大工は一人で
仕事することになったのですが。
その後，急激に
生活が苦しくなりました。
なぜでしょうか。
今まで契約関係は全て
相棒がやっていてくれたのです。
しかし，相棒が引退して
彼は一人で契約やら何から
やらなくなってやらなければ
ならなくなりました。
そこで言われた通りの報酬で
仕事をしていたのですが。
実際に支払われる金額は，
聞いていた額の半分以下です。
どういうことか
問い合わせをしても
「契約書に書かれた通り」
と一点張り。
そう。
彼は本当に優れた腕の持ち主でした。
しかし彼は文字が読めなかったのです。
契約書を読むことができず
契約書に書かれた内容が
理解できなかったのです。
聞いていた額と，
契約書に書かれた額の
食い違いが
わからなかったのです。
契約内容を読んで理解して
「話が違う」としっかり主張できれば
良かったのですが
彼は文字が読めないので
契約書が理解できませんでした。
例え話はここまでです。
あくまでもファンタジーです。
なぜなら日本という国は
世界屈指の識字率ですから。
今時，文字が読めないまま
仕事をしている人など…
ファンタジーという他ありません。
このたとえ話を少し変えると
何が起きるのでしょうか。
それは私の体験となります。
あるマーケッターに盲従した顛末
かつて，
私が違う業種で個人事業主を
していたときのこと。
集客も売上も上げられず，
本当に苦労していたので…
私はマーケティングの重要性を
少し理解することができるように
なりました。
縁あって
あるマーケッターのコンテンツ…
当時は，まだ一部
VHSとかでしたね。
…を購入し…
セミナー等に参加して
勉強しました。
一応，仮にも
合格率２．６％の国家試験に
合格できるだけの知能は
持っていた…つもりでしたが。
さっぱり理解できず
成果も全然出ませんでした。
それでもいつかは理解でき
いつかは成果が出る…と信じて…
更に，セミナーにお金をつぎ込み…
だいたい，2年で150万円ぐらいは
払ったでしょうか。
そんなある日。
セミナーの受講生が，
そのマーケッターに質問をしました。
全然成果が出なくて困っている…
教材が難しくて理解できない。
そんな内容でした。
そのマーケッターは，
何を学んでいるのかを尋ねたところ…
特定の教材名を出しました。
私も買って何度も勉強したけれど
さっぱり成果が出なかったものです。
するとそのマーケッターは，
「それは超上級者向けだから
君には向かない」
…という回答でした。
それだったら初めから
そのように言ってもらえれば
私は買わなかった。
ですがその
マーケッターの売り文句に踊らされて
買ってしまい，成果が出ず…
成果が出ないなら次はこっち…
…を繰り返していたです。
その時に私は初めて目が醒めました。
私は，そのマーケッターに
依存していたということに
気づきました。
彼の言う通りやってれば
いつか成果が出ると盲従していた
ということですね。
この話。
先ほどの大工とまったく同じでは
ないでしょうか。
文字が読めないから
相棒の言う通りに契約を丸投げ。
幸い，
相棒は信頼に値する人物でしたが，
彼が居なくなった途端に，
騙され，安くこき使われ
食い物にされることになりました。
私は文字が読めなかったわけではありませんが
マーケティングというものを
まるで理解していなかったために
自分で考えることをせず…
「あ先生の言う通りにすればいい」
と盲従してしまったがために
教材を好き放題売り続けられ
全く成果が出なかったのです。
これは文字が読めないから
思考することができなかったのと
全く同じと言えるのでは無いでしょうか。
経営者の言語
経営者の言語といえば，
マーケティング。
集客・売上アップの基本を
理解することです。
なぜなら
それができなければ
会社は成り立たないからです。
売上を上げることができない会社は
存続することができないのです。
だからこそ…
言語を読み書きするのと同じくらいに，
マーケティング…
売上アップの仕組みを理解し，
実践することができるようになることは
大切なのです。
言い換えると
それを全部誰かに任せてしまう
というのは上述の大工さんと
同じようなものですね。
信頼できる相棒がいなくなったために
彼を好き放題食い物にされてしまった
ということに他ならないのです。
ということは
会社で売上を継続的にもたらす仕組み
すなわちマーケティングというものを
誰かに丸投げしてしまうということは…
会社の生殺与奪権を
手放してしまうことに
他ならないのです。
だからこそ
今日お伝えしたいことは
マーケティングで売上を上げる仕組みは
自分で理解し
自分で実行できなければならない
ということです。
もちろん忙しくて誰かに任せるのは
あるかもしれませんが，
それを自分で理解してるという
前提に立ちます。
理解しているし，実践できるけど
手が回らないから任せるというということですね。
なぜなら，
任せた相手が…
もし，手を引いてしまったら，
その会社は売上を維持拡張できず
風前の灯火…
となってしまうということを
任せた知られてしまうと
何が起きるか。
任せた相手から，
足元を見られ，吹っかけられ
完全にコントロールされてしまうからです。
そんな実例…
ありましたよね。
どことは言いませんが，
某大型法律事務所。
広告代理店に牛耳られ，
広告代理店に支払いをするために，
手を付けてはいけないお金に手を出し…
これくらいにしておきましょう。
結局，
集客や売上アップの仕組み構築…
マーケティングというものは
社長自身が理解し自ら実行できければ
いけないのです。
私の仕事といえば
経営者・社長が自分でマーケティングが
できるようになっていくための
お手伝いをするというもの。
コンサルタントという肩書に
なっていますが…
実態としては経営者・社長の
家庭教師であり
科目はマーケティングいうことになります。
自分でマーケティングを学び，
実践できなければいけない必要性を
この記事から少しでも理解して
いただけたら…
次にやるべきことはどうやって
マーケティングを自分で学んでいくか
ということです。
それについては昨日詳しく案内しましたので，
そちらをご覧ください。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
追伸
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