集客を楽にする初心者向けのシンプルな一手

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集客を楽にする初心者向けのシンプルな一手
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

今日は集客を楽にする
初心者向けのシンプルな一手について
お伝えしてきます。

 

やろうと思えば簡単にできる
ことかもしれませんが
実際にこれをやる人は
そんなに多くないのが
現実です。

 

やれば集客が楽になるのは
わかってるんですけど
なかなかそれができない。

 

 

…ということで
今日は改めて
この一点について
解説していきます。

 

改めて自分の集客スタンスを考えてみる
きっかけにしていただけましたら幸いです。

 

 

 

ある弁護士から聞いた話

 

 

もう20年以上前でしょうか
ある弁護士からたまたま聞いた話です

 

 

その方は,
弁護士会の重鎮で
弁護士の研修を担当。

 

 

若い弁護士を連れて
地方行脚することがあります。

 

 

都市部は
弁護士がいますが地方では
数えるほどしか弁護士がいません。

 

ですので弁護士会などが主導して
法律相談会を開催。

 

 

若い弁護士を連れて行き
修行の場とするわけです。

 

 

その研修担当の弁護士から聞いた話は
若い弁護士を地方に連れて行くと
大量に法律の書籍を持って行くそうです。

 

非常に重そうで大変なのですが
それでも大量に持っていくのです。

 

そして移動中も乗り物酔いと戦いながら
一心不乱に法律の書籍を読んで
勉強しているそうです。

 

 

何でそこまでするのかを聞くと
不安だからだそうです。

 

 

どんな質問が来るかわからないので
不安だそうです。

 

 

…という話を聞きました。

 

 

なかなか興味深いですね。

 

なぜなら
弁護士というものは
司法試験に合格し
司法修習所で1年半修行して…
初めて弁護士を名乗ることができるわけです。

 

 

 

それだけ圧倒的な法律知識を持っている
弁護士でもいざ実装の法律相談会などに
臨むとなると
不安でしょうがないから
道中一生懸命法律の勉強するということです。

 

 

 

あくまでも推測ですが
別にそこで読んだ内容で
知らないことは,ほぼないでしょう。

 

 

大抵の内容は
すでに司法試験受験勉強や
司法修習所の勉強で
既に学習済みのハズです。

 

全く知らない,
聞いたこともない…
ということなど
そうそうないはずなのです。

 

 

さらに言うと弁護士が
回答できない法律の質問を
できる一般人というのは
どれだけいるのでしょうか。

 

 

適切な知識を持った
弁護士に対して質問をして…
その内容で全くても足も出ず
回答できない。

 

そのような質問できる一般人は
いるかどうかわからないし
いたとしたら…
それだけ知識があるのですから
わざわざ法律相談の場に
来ることはないでしょう。

 

そう考えると意味のないことしてるなと
思わなくもないのですが。

 

その研修担当の弁護士曰く
初めは誰もはそうだったと
苦笑いしながら
私に話してくれた記憶があります。

 

 

 

背後にあるのは

「弁護士なのにこんなことも答えられないのか」

と言われてしまう恐怖かなと

…あくまでも推測です,

 

この若い弁護士達は
たくさんの知識を身につけて
この問題に対処しようと
するわけですが。

 

 

もう少し経験を積んで老獪ろうかいさを身につけると
少ない知識で相手に対して
満足感を与える術を
身につけることができるでしょう。

 

私自身もかつて
法律の仕事をしていた時は
そちらを選びました。

 

私自身は法律の仕事に
適性があるわけではないですから
たくさんの知識を身につけて
どんどん高めて行きたいという
発想など…
かけらほども
ありませんでしたので。

 

 

手持ちの知識でどれだけ
満足してもらうかという
スキルを磨くことにした次第です。

 

 

これは老獪な手段ですが。
正攻法でこれ以上に
もっと手っ取り早い
現実的な…

 

 

上述のような
地方の法律相談では
向かないかもしれませんが。

 

 

現実的な方法で対応するとしたら
何ができるでしょうか。
それが今日のテーマです。

 

 

 

 

専門分野に絞る

 

 

 

ひとつの専門分野に絞って
その分野だったら
誰にも負けないという
知識経験スキルを磨くこと。

 

これが一番シンプルです。

 

 

その自分の得意分野をさらに磨くというのは
メンタル的な労力がかからず
楽にできるものです。

 

 

どういうことか。

 

例えば学校の入試において
合格点を取るのであれば
苦手分野を埋めるという
非常に苦痛な作業となります。

 

受験対策としては
効果的なのですが
受験生本人にしてみたら
非常に苦痛な作業ですね。

 

例えば
数学が苦手で数学だけが
非常に成績が低いという人が
他の科目を高めて
数学の穴を埋めるよりも
数学自体を伸ばすほうが
平均点は上げやすい。

 

 

…確かにその通りなのですが。

 

 

数学が嫌いで苦手な人が
数学を学んで平均点をあげようとする作業は
非常に苦痛を伴うものです。

 

好きな科目ばかりを勉強して
どんどん高めていくのは
さほど苦痛こともないわけではありませんが

 

 

95点を98点にするのは
かなり大変です。
受験対策とした非常に非効率ということになります。

 

 

けれどそれはあくまでも
受験というないものであって

 

 

社会に出たら関係ありません。
専門分野を磨けば磨くほど
その人の特化した立ち位置というのは
より明確になっていくことでしょう。

 

 

地方の法律相談の場において
例えば
B to B の債権回収に特化した弁護士が
役に立つかどうかは知りませんが。

 

 

実際に街中で仕事をしてくにあたって
専門分野を絞れば絞るほど
より楽にスキルを高めていくことができるし
集客が楽になることはいうまでもありません。

 

 

もちろん専門性の高ささえあれば
集客などしなくても
顧客が来るなどとは言いませんが。

 

少なくとも
口コミのしやすさは
格段でしょう。

 

 

「その問題だったらあの先生に相談するといいよ」

 

 

と言ってもらいやすくなることは
想像に難くないでしょう。

 

これが集客を楽にするという考え方です。

 

コピーライティングにおいても
同じですね。

 

 

対応できる業務名をずらりと並べた
日本語とは思えない漢字だけの広告よりも…

 

「交通事故案件一筋23年 累計10万件突破
交通事故のことなら当事務所におまかせください」

 

このほうが説得力が
あるのではないでしょうか。

 

 

すなわち専門分野に特化して
そこは徹底的に磨いていく。

 

それだけで競合優位性が高まり
集客は楽になるのです。

 

ですが実際のところ
多くの人がそれをやらないのです。

 

理由は…主に2つ。

 

1つ目は強欲だからです。

 

専門分野外でも仕事が欲しいがあまりに
そちらにも手を伸ばそうとするからです。

 

 

欲張って違う分野でも仕事を
獲得したい…と思うから
専門分野一つに絞っていけないのです。

 

もうひとつは
絞ることが怖いからです。
顧客を逃すのではないかという
根拠のない不安ですね。

 

強欲さあるいは恐怖感故に
専門性を絞り込む事ができない。

 

 

こういった人がいかに多いことか。

 

 

ですが楽に集客をできるようにする
という発想に立つならば
専門分野に絞れば絞るほどより楽になるのです。

 

 

絞り込めない場合の対処法

 

 

考え方はふたつ。

 

絞り込んで
取りこぼしてしまうかもしれないが
別に取りこぼしてもいいじゃないか
と思うようにする。
これがシンプルですね。

 

例えば
企業法務に特化した人が
離婚問題を
扱いたいと思うのでしょうか。

 

慣れていない問題を扱うということは
その案件についての労力が
何倍から何十倍もかかります。

 

私自身も
かつて法律職の時に
離婚案件を扱ったことがあります。

 

11ヶ月間掛かりました。
そして…
もう二度とやらないと決めました。

 

それは何を意味するか。

 

その11ヶ月間の間に,
離婚案件の処理について
どれだけ学んで情報収集したことでしょうか。

 

それらの労力と時間が
二度と生かされないということなのです。
それからも数多くこなすのであれば,
その費やした時間や労力は無駄になりませんが
私は,その労力を全て無駄にしたのです。

 

 

せいぜい…
あれから10年以上経って,
ブログのネタにするのが関の山。

 

 

得意分野も磨いて
その得意分野で勝負して
より少ない労力で
処理数をこなした方が
儲けという点ではわかりやすいし
何よりも楽になるのでは
ないでしょうか。

 

 

もう一つは
今日のテーマから外れるので
さらっと紹介しますと

 

専門分野をを
導入部分として
後から別の部分に
展開する考え方ですね。

 

例えば得意な企業法務で
集客して案件こなして
その企業の中で

「こういった問題を抱えていませんか」

さらに別の展開に
広げていくとやり方も
あるにはあります。

 

 

それは最初の部分の
集客はできてこそという話になります。

 

今日のテーマである
「初心者向け」
とは言えない話です。

単に専門を絞る。
これが初心者向けの集客術の基本ですね。

 

 

今日は,
集客を簡単にするという
考えに立つのであれば
専門を絞ることができるかどうか,
という話でした。

 

 

明日やってほしいこと

 

 

今日の話から
一つだけ考えてほしい点があります。

 

明らかに自社にとって
得意ではない案件を抱えていないかどうか
ということです。

 

 

なかなか
ウチは専門に絞って
明日からそれ以外は全部やりません!

 

…とは言えないかもしれない。

 

けれど明らかに不得意だし
苦手だし
労力手間暇かかって
儲けにもならない
案件や事業,商品…

 

抱えていないでしょうか。

 

それを捨てるだけで
大分楽になることでしょう。
今日は専門分野に絞るという話から
展開しました。

 

現実的なところでは苦手なことをやらない。
その発想で自社の業務を
チェックしてみてください。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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