【実例解説】想定外のターゲットを集客してしまった原因と対策

【実例解説】想定外のターゲットを集客してしまった原因と対策

【実例解説】想定外のターゲットを集客してしまった原因と対策
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

昨日は高齢者層の集客という題材で
集客の考え方をお伝えしました

ざっくりと3ステップでした

 

(1)具体的にターゲットを特定して
(2)その人たちが見聞きする場所を突き止めて
(3)広告宣伝などでアプローチする

 

するとこの記事に
興味深いコメントを頂きましたので
今日はそちらを紹介して
昨日の記事に少し補足いたします。

 

内容を抜粋すると

 

 

過去に働いていた居酒屋の社長が、
自分と同年代のサラリーマン層を集めたくて、
激安居酒屋にしたらしいですが、
でも集まったのは若者ばかりでした。

 

 

とのことでした。

 

おそらくこの例においては(1)だけをやって
(2)(3)の詰めが甘かったのではないでしょうか。

 

ではどうして詰めが甘いのか。
どうしてこんな結果になってしまったのか。

どう改善したら良いのか。
今日はこのコメントを例に紹介していきます。

 

 

昔から
賢い人は人の失敗を見て
自分の経験に活かします。

 

あなたもこの記事を読んで
やらなくてもいい失敗を
わざわざやらずに済んだらいいですね。

 

 

 

失敗の原因

 

 

コメントの文面がこれだけですので
詳細はわかりませんが。

 

 

読む限りにおいては

ターゲットは同年代のサラリーマンと
仮定します。

 

 

実際にこの方…居酒屋の経営者は
はサラリーマン出身だったのか
脱サラして居酒屋を始めたのか
それとももともと違うところで
居酒屋をやっていたのか。

 

 

そういった背景はわかりませんが
「ただ自分と同じように」
という考えだけでやっていたなら
いずれにしても詰めが甘かったのではないかと
想像できます

 

 

つまり
同年代の自分というところで
考え方が同じだろうと推測したのか
同年代のサラリーマンだから
自分はその人達のことは
よく知っていると思ったのか。

詰めが甘かったのでしょう。

 

 

確かにその年代において
サラリーマンをやっていて
お金がないから
安く飲みたいというニーズがある。

 

そこは間違いなかったとしても
そこでリサーチの手を緩めてしまったから
「お金がないから安く飲みたい」
のは,別のターゲット層にかぶっていることに気づかず
そこで終わってしまい…

 

 

結果として若者層が集まる
想定とは違うターゲットに
なってしまったのでしょう。

 

 

ではどうしたら良かったのでしょうか。

 

 

 

足りないのはこれ

 

この辺りになってくると
なかなか難しくなってきて
法則的な表現はできないので
いくつか例を紹介していきます。

 

 

端的に言ってしまうと
ターゲットとなる人が

「あ,これは私が行く店だ」

と自覚し

ターゲット外の人が

「この店は私の行くところではない」

と思ってもらえるような
店作りをすればよかったということです。

 

 

 

例えばあなたが男性だった場合。

 

ショッピングモールなどで
女性服がいっぱい並んでる店舗に
入っていこうと思うでしょうか。

 

仮にプレゼントや何らかの理由で
買わなければいけないとしても
ものすごく居心地が悪い場所に
なるのではないでしょうか。

 

 

なぜなら店作りが
女性のためのものになっているからであって
て男性向けではないからです。

 

一歩間違えたら
不審者扱いで
警備員が呼ばれかねない疑いを
持ってしまうぐらいに
居心地の悪い場所に
なっているのではないでしょうか。

 

 

これが一つのターゲットにとって
自分だと感じる店であって
ターゲット外の人が
自分の行く店ではないということを実感するための
一つの演出です。

 

 

別の具体的な例で言うなら

 

非常に辛いことで有名な
あるラーメンチェーン店の話です。
全国あちこちにあるようですので
あなたももしかしたら
知っているか
行ったことがあるかもしれません。

 

 

そのラーメン屋は非常に人気で
行列ができています。

 

実際,
私も知り合いに紹介してもらい
一緒に食べに行った時
ものすごい行列ができていました。

 

 

そのラーメン店の特徴は
非常に辛い事が一つ。

 

あとは
真っ赤な看板 が大きく出ているということです。

 

 

これが非常に大きな意味を持つということですね。

 

 

なぜなのでしょうか。

その赤というのは
明らかに唐辛子のような辛さを
彷彿させる色だからです。

 

血の色のような赤でもなければ
真紅と表現される色でもなく

唐辛子を彷彿させるような
色合いの赤なのです。

 

遠目から見て
看板が目に入っただけで
その店は辛いラーメン店だということが
何となく分かるのではないでしょうか。

 

これが重要です。

 

なぜなら,
お店にとってみたら
辛いものが好きな人に来てもらいたくて
辛いものが食べられない人に
来てもらっては困るのです。

 

特に後者。
辛いものが好きでもないのに
行列が出来てるから
なんとなくここはうまい店だろうと思って
散々行列で待たされた挙げ句,
入ってみたら激辛しかなかったら…

顧客満足度も下がって
不平不満を SNS に垂れ流しとかにされてしまったら
たまったものじゃないですからね。

 

ですのでその看板は
唐辛子を彷彿させる赤色にして
辛いものが苦手な人を
寄せ付けないような効果を
もたらすのではないでしょうか。

 

 

この店に限らず
チャイナの四川料理などといったところでは
辛い物が売りになっています。

 

そういった店は
大体赤い看板が目立つようになっていますね。

 

 

若者を寄せ付けずサラリーマンを寄せ付ける

 

 

もう一度繰り返します。

来て欲しい人にとって
この店は自分が行く店だと思ってもらい
来てほしくない人には
この店は自分の行くべき店ではない
と思えるような店作りをすれば

 

 

あるいは
それを活かして
マーケティングキャンペーンを展開していけば
このようなことにはならなかったでしょう。

 

実際サラリーマンは
お金がないから
安く飲みたいだろうから激安店
というコンセプトは
悪くないのかもしれませんが。

 

 

ではどうしたらいいのか。

 

ここでオススメしたいのがもう一度

 

(1)具体的にターゲットを特定して
(2)その人たちが見聞きする場所を突き止めて
(3)広告宣伝などでアプローチする

この三つのステップの2番目。

昨日は広告媒体を特定するために
どんなものを見聞きしてるのか
尋ねたら良いというお話をしました。

 

 

ですがどうせ尋ねるのであれば
いろんなことを聞けたらいいですね。

 

例えば
趣味嗜好なども聞けたらいいでしょう。

あるいはあらかじめコンセプトを決めておいて
実際にその人からフィードバックを
もらうのも一つでしょう。

 

あくまでも推測です。

 

例えば店内に
インスタグラムのQRコードか何かが
置いてあって
それで拡散するような仕掛けがしてあったとしたら
それはどうなのでしょうか。

 

 

ターゲットとなる年齢層のサラリーマンが
インスタグラムというものどれだけ扱っているのでしょうか。

 

このひとつとってみても
もしかしたらターゲットとは
「自分が行く店じゃない」
と思わせる何かだと
実感させてしまっているかもしれません。

 

 

最新の流行が反映されたような
店作りなって言ったとしたら
それもまた難しいでしょう。

 

 

最新の流行は,
「今を謳歌する」
若者の特権とでも言えばいいのでしょう。

 

 

日々戦い続けるサラリーマンには
厳しい内容かもしれません。

 

 

サラリーマンというものを
仮にですが…

 

私自身サラリーマン経験が
少ないですので
あくまでも想像ですが

 

 

日中,
上司の理不尽につきあわされ
部下の面倒を見て
同期の足から足を引っ張られる。

 

そんな生活を
朝から夕方まで続けてきて
全部解放された後に
憂さ晴らしで
飲みに行きたいのでしょう。

 

…って考えた時に
そんな人が入って
居心地の良い
自分のための店だと思ってもらえるような店作り
というのはどうしたらいいのでしょうか。

 

それはやはり
本人に聞くしかないのでしょう。
私はここであくまでも想像で書いていますが,
本人に聞くのが一番です。

 

 

1990年代に流行した曲を流すとか

サラリーマンの聖地といえば
新橋の赤ちょうちんというイメージがあるのであれば
店に赤提灯を出すとか…

 

そういった一つ一つの工夫が
若者を寄せ付けず
一定年齢層のサラリーマン向けの店創りと
言えるのではないでしょうか。

 

 

最後に
集客とは話から外れますが。

 

オペレーションやメニューを
サラリーマン向けにして…
実際に若者ばかりが集まる。

 

この状況。
しっかりと修正が必要です。

 

 

本来の想定とは違うターゲットに
十分に満足してもらうノウハウ,
あればいいのですが。

 

 

そうでなければ
顧客満足度を低下させ
風評に繋がり
リピートや新規顧客獲得ができない
という悪循環になるでしょうから。

 

 

以上
昨日の補足として
単に顧客に尋ねるのは,
告媒体だけなく様々な事を聴けるということ。

 

そこをどう店作りに活かすか。
それが集客の結果に
直結する。

 

…頂いたコメントから
事例として紹介いたしました。

 

引き続き
アンケートの回答をお待ちしております。

 

クリックのみで結構ですので
是非自分が俺当てはまるなと思う
集客に関する困ったこと解決したいことがあったら
教えてください。質問内容はこちらです。

 

具体的な状況書いていただきましたら
今日や昨日の記事のように
具体的にブログ本文で解説いたします。

 

締め切りは6月7日月曜日までです。

回答頂いた方で
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あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

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