こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
今日は,少しマニアックな話をします。
お題としては
「マニアックだけど強力なキャッチコピーの作り方」
についてお伝えします。
難しい話ではないですが
初心者向けではないかもしれません。
一度,実際に広告,チラシなどで
キャッチコピーを考える,
という体験をしたことがある方が,
もっと良いキャッチコピーを考えたい…
ということであれば,
お役に立てるでしょう。
最後までお付き合いください。
ある女性とのやり取り
直接は面識はないのですが,
SNSで。あいさつ程度の
やりとりをする…
(たぶん)女性がいます。
ある日。
あいさつのちょっとした延長で,
夏バテで食欲がない,
なんて話になりました。
そこで,
「もともと量を食べるタイプではない」
「食べないから,すぐにバテるんですけどね」
なんてやり取りがあり…
それでその時のやり取りは
終わったのですが。
なぜかこの時のやり取りが
記憶に残ります。
さて,
これが今日のお題につながっていきます。
以下,ひとつひとつ解説していきます。
良いキャッチコピーとは何か
そもそも,キャッチコピーと
何なのでしょうか。
売れるコピーと
いうことではありません
だから,必ずしも売り込みを
キャッチコピーに入れる必要は
ないわけですね。
もちろん,
集客できるコピーということでも
ありません。
広告の効果として
集客を目指すものであったとしても,
キャッチコピーそのもので
集客するとは限りません。
では…
キャッチコピーの目的は何なのか。
注意を引いて,
本文一行目を誘導することです。
売り込みが目的ではなく,
注意をひくのが
キャッチコピーの主要な目的
なのです。
良いキャッチコピーとは,
「より注意を引ける」
ことを意味します。
芸術性の有無だったり,
ナントカ賞受賞だったり…
ではなく,
より深く,より多く
注意を引けるかどうか。
そのキャッチコピーの作り方は
どうしたらいいのか。
一般的なやり方だと,
テンプレート集や
パターンに沿って作るのが
多いのですが。
上述の通り,
今日はマニアックなやり方です。
マニアック…と
言っていますが…
そもそも,
テンプレート集に頼るのが
「インスタント」
だとしたら…
今日紹介するのは…
スタンダードであり,
「王道」
です。
王道なやり方が
面倒で大変だから…
テンプレ集,みたいな…
インスタントなやり方が
標準になってますね。
前置きはこれくらにして。
繰り返します。
キャッチコピーの主要な目的は
「注意をひくことです」
では,
どうやったら
人の注意をひくことが
できるのでしょうか。
もちろん,
ショッキングな写真を載せたり,
強烈な「トリガーワード」…
言葉そのものが強烈な力を持っていて
人の注意を引くようなやり方もあります。
トリガーワードの例は…
例えば,
裏切り
復讐
自殺
破産
離婚
…みたいな言葉ですね。
注意は引けますが,
この手のトリガーワードを使って
集客をした場合,その先どうなるかを考えると,
あまり賢明なやり方ではないかもしれません。
話を戻します。
注意を引く方法は
いくつもありますが。
今日,紹介するやり方が…
上述の通り,
SNS上での,女性との雑談の話です。
見つけ出すべきもの
もう一度。
「もともと量を食べるタイプではない」
「食べないから,すぐにバテるんですけどね」
こんなやり取りがあった,
なんて話でした。
つまり…
ここでわかることは,
この女性は,
「食べないとバテる」
という思考を持っているということです。
考え方,思考,観念…
表現はいろいろありますが。
ここでは単純に観念としておきましょう。
私にしてみたら,
「食べないほうがバテにくい」
「バテるかバテないかは食べるもの次第」
という考えです。
健康の専門家ではないですから
この場でこれ以上の話はしませんが。
さて。
注意を引く方法とは,
「相手の観念」に相反する観念を
ぶつけることです。
例えば,
この女性の注意を引きたいなら…
「いや,食べないほうがバテないですよ」
と返せば…
「…え?」
…となって,注意を引けるのです。
この
「…え?」
…と,思わせた時点で,
注意を引けているわけですね。
これが,
王道,スタンダードな
注意の引き方です。
なぜなら…
相手に
「…え?」
と思ってもらうには,
相手が日頃からどのような思考をして
どのような観念を持っているのかを
丁寧にリサーチしなければ
なりません。
まして…
相手の観念をリサーチする方法は,
慣れが必要です。
なぜなら,
「あなたはどんな思考や観念を持っていますか?」
なんて尋ねられないし,
尋ねられたとしても,
答える側は返答に窮するでしょう。
リサーチしていく中で,
会話の中から
「それっぽいもの」
を拾っていくしか無いのです。
だから慣れが必要なのですが。
ですが,
これができれば,
とてもよく注意をひくことが出来ます。
人は,
正しく在りたい習性を持っています。
つまり…
「なるべくまちがえないように」
という習性も持っているということです。
そして…
自分の考え方,観念と相反する観念を
ぶつけられたら,
「私って間違っているのだろうか…」
と思うことになるので,
注意をひくことが出来るのです。
これが,
王道の注意の引き方です。
注意を引ける別の理由
いかがでしたでしょうか。
このやり方…
…
…
面倒ですよね。
厄介だし,やりたくない。
そういう人が,
テンプレ集などを使った
インスタントなキャッチコピーを
使うのです。
そして…
多くの見込み客は
「あーはいはい,またコレね」
となって…
ありふれて退屈でつまらないから,
注意を引けないのです。
そんな中で…
王道の注意の引き方を実戦すれば…
周りが注意を引けないのですから,
ますますあなたはより多くの
注意をひくことが出来るでしょう。
健闘を祈ります。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
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