テレビCMで成果が出る理由とやってはいけない理由(前編)

テレビCMで成果が出る理由とやってはいけない理由(前編)

テレビCMで成果が出る理由とやってはいけない理由(前編)
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

今日はあらためて
テレビCMで成果が出る理由とやってはいけない理由について
解説します。

 

 

テレビに限らず,
不特定多数が見る,
マス広告全般に当てはまるのですが,
わかりやすいので,
ここではテレビCMとしておきます。

 

 

このブログをご覧の方は,
テレビCMを出す…なんてことは
考えていないでしょう。

 

 

けれど…
なぜ出すべきではないのか。
その理由と背景。

 

 

そして…
だったらどうしたらいいのか。
までしっかりと把握できているでしょうか。

 

…私はそこまできちんと
解説したっけな…

 

 

と思ったので,
これを機会に解説します。

 

テレビCMみたいな莫大な予算を出さなくても,
広告を出して成果につなげたい方は,
最後までお付き合いください。

 

 

テレビCMで大ヒット?!の現実

 

本題に入る前に,
まずはこちらのCMをご覧ください。

 

 

 

 

 

天気予報を見たくて
Youtubeを見てたら…
いろいろと過去の動画の視聴履歴から
候補の動画が出てきますね。

 

…つい見入ってしまいます。
Youtubeは危険です。

 

 

さて,
そんな中に…
昔大ヒットしたCM集…みたいな
動画があり…

 

やはり見入ってしまいまいました。
上述の動画もそのひとつですね。

 

 

さて,
ここであなたは
昔大ヒットした
テレビCMとはなにを
思い出すでしょうか。

 

 

それがなにか…
私がヒットしたと思う
テレビCMとはなにか…

 

というのは,
話し出すとキリがないので
省略します。

 

 

ここでは
「大ヒット」
とはなにかです。

 

 

話題になる…
特に,大勢の人の間で
話題になったり…
それが別のメディアで
取り上げられたり…

何らかの賞を受賞したり…

なんてことが
あるかもしれませんが。

 

 

私達経営者,
マーケターにとって,
大ヒットとは…

 

「売上」

 

ですね。

 

どれだけ
売上が上がったか。
そのCMを出すことで
どれくらい売れるようになったのか。

 

 

あえて言うなら
リピートや粗利も考えたいですが,
その点は割愛します。

 

 

さて。

 

 

つまり,
冒頭で
「成果を出したいなら」
と書きましたが。

 

 

ここでの
成果とは売上のことです。

 

認知度が上がる,
知名度が上がる,
ブランド力が高まる。

 

…といったものではなく,
そのCMでどれだけ売れたのか。

 

 

これに尽きます。

 

もちろん,
認知度,知名度が上がることで
売上も上がるようになるでしょう。

 

それを意図して
CMづくりも行われますが。

 

 

たまに,
クリエイターが,
売上につながるものではなく,
いかに
クリエイターの自分の作品を
(経営者の予算を使って)
世に出して…
そのクリエイターの名を
世に知らしめるか。

 

…みたいなCMもありますから,
怖いですね。

 

 

 

とはいえ,
実際に,奇抜な動画,
意表を突く動画で
話題になって,
それがもとで商品が大ヒットする,
ということは起こりえます。

 

 

そう,起こり得るのです。

 

それはなぜなのでしょうか。

 

 

広告で大ヒットする理由

 

 

物凄く身もふたもないですが。
結論は「運」です。

 

確かな理論と背景に基づいて,
的確に作成された動画でも,
世間ではそっぽを向かれたり…
むしろ炎上してしまうことも
あるわけですね。

 

 

なので,
「運」
です。

 

 

ポイントはここから。

 

 

運の確率を上げるには
どうしたらいいのでしょうか。

 

 

テレビCMの場合。
潤沢な予算で,
有名なクリエイターに依頼して…
そのクリエイターは,
大物タレントを起用して…

 

 

なんてことをやるわけですね。

 

 

億単位…
下手をしたら,
数十億単位で
コストがかかります。

 

 

それでも,
それをうわまわる利益が出れば
いいのですが。

 

 

問題は2つ。

 

 

そんな予算は,
大企業でもないと
難しいでしょう。

 

 

もう一つ。
確率は上がるかもしれませんが。
ヒットする保証はないのです。

 

 

まあ,
ビジネスですから,
保証を求めるのは
おかしな話ですが。

 

 

一定のリターンを見込んで,
一定の予算を投入するのは
「投資」
と言えるかもしれませんが。

 

上述のような莫大な予算をつかって,
うまくいくかわからないことをする,
というのは
投資ではなく博打です。

 

敢えてもう一つ言いますが
私が見るような
「ヒットしたCM集」
みたいなものだと
忘れてしまったり気づかないですが。

 

それは
「うまく行った事例集」
です。

 

世の中,
成功事例集は多いですが。

 

 

失敗事例集って
あまりないんですよね。

そして…
その成功の裏にある,
無残に散っていった件数…母数は
どれくらいなのかもわからない。

 

…ということを考えると。

 

そもそも,
「そんな予算はない」
で終わってしまう以上に…

予算が読めなくて,
博打の要素が強くなってしまう。

不相応にリスクが高い,
というのが…

テレビCMなどの
大衆向けマス広告ということですね。

 

 

一つの目安として…

 

マス広告による宣伝は,
年商10億を上回るようになったら
考えてもいいかもしれません。

 

個人的には,
50億でもやらないほうがいいとは
思いますが。

 

他にも,
まだまだマス広告には問題があります。
それをどう打開していくのか。

 

 

ここからが長くなりそうなので,
続きは明日,お伝えします。

 

 

最後に。

 

冒頭で紹介したCM。
ご覧いただいた場合。

 

ここでクイズです。

 

 

あのCM,「どこの会社」なのか
わかるでしょうか。

 

 

東芝ですね。

ですが…

「LEDを買おう…」

と思って,
家電量販店で
SHARPのものを買ってしまう,
ということもあるわけですね。

 

今日の締めとしては…
テレビCMで話題になり,
多くの人に認知されるようになっても,
売れるとは限らない,
ということは十分にあるのです。

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

 

 

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