こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

先日，あるクライアントと打ち合わせをしたときの
相談内容についてお伝えします。

 

 

お題としては，
なぜリサーチは対話がひつようなのか
という話です。

 

 

…というのも，
あるセールスコピー制作のため，
打ち合わせをしていました。

 

あつかうサービス内容から，
実際にその方の顧客に対して
どんな内容をどのように訪ねたらいいか。

 

…なんて話をしていたところ，

 

「質問内容を
アンケートフォームを用意して
書いてもらえばいいのではないか」

 

とのこと。

 

 

それがなぜだめなのか，
というのが今日のお題です。
以下，最後までお付き合いください。

 

 

シンプルな答え

 

答えとしては，
まるで役に立たない，
意味のない答えしか手に入らないから，
となります。

 

どういうことか。

 

 

ちょっとした例でお伝えします。

 

 

先日，
あるメールが届きました。

 

ウェブマーケティングに関する，
かなり専門的な内容を学べる
セミナーについてです。

 

そのセミナーの売り込みのメール，
ではありません。

 

 

売り込みのメールは，
すでに来ていました。
それだけでなく，ちょっとしたコンテンツも
含めて…DMでもとどいていました。

 

…が。
私は，来ていたのは認識していましたが，
スルーしました。

 

 

 

そして，
今回のメール。
それは…

 

 

「なぜ申し込みしなかったのかを
教えてください」

 

という内容です。
そのアンケートフォームが
送られてきました。

 

 

そこで…
わたしは，
アンケートフォームに，

 

「届いたDMを見ていないから」

 

…と回答して送信。

 

 

送信後…
ちょっと考えてみました。
実際，私自身はなぜ
その講座に申込みしなかったか。

 

 

ウェブマーケティングにかぎらず，
マーケティングの最低限の要素は
抑えているつもりですが。

 

専門的なウェブマーケティングとなれば，
また違う学びの要素があるかもしれません。
でも，申し込みしなかったのは
なぜなのか。

 

 

私自身，ひとつの考え方があります。
ウェブマーケティングにかぎらず，
どんなマーケティングも，
あたしい物が出てきて…
そして，今あるものが古くなっていく
…というものです。

 

まあ，
当たり前ですね。

 

その上で…
私が思うこととは，
どれだけ時代が変わろうと
「変わらずに通用し続けるもの」
をマナで実践したいから。

 

 

そう考えると，
ウェブマーケティングというのは。
技術的な要因によって，
学んでもすぐに陳腐化して
廃れてしまうのではないか…
と思ったのです。

 

だから，
申込みしなかった。

 

 

さて，
話を戻します。

 

 

私がどういう考え方，価値観，
観念もをっていて，
それがどう影響しているか。

 

これが，広告コピーを書くに当たって
極めて大事なのですが。

 

 

でも，
私自身は実際には
「DMを見ていないから」
としか回答していません。

 

 

これが，
アンケート形式のリサーチは
役に立たない話の理由です。

 

もらった答えを，
その場で更に掘り下げて
更に質問をしていく。

 

その中の過程に，
とても役に立つ要因が
わかってくるのです。

 

例えば，
私みたいな観点を持っている，
ということがわかっているなら，

 

「これから先もずっと伝える，
基本的な内容をあt浮かいます」

 

みたいは反論処理ができます。

 

 

でも…
もとの質問は，
「なぜ申し込みしなかったのか」
です。

 

そして…回答は
「DMを見なかったから」
しかないのです。

 

 

これが，答えです。

 

 

実際にフォームに文字入力するのと，
質問に回答するのとでは，
脳の使い方が変わります。

 

文字入力…
文章を書く能力と，
話す能力は別なのです。

 

 

そして…
多くの方は，
自分の考えを余すことなく
しっかりと文章にすることに関して，
スキルは未熟です。

 

でも，
的確な質問を受け，
その質問に回答するだけなら
できる方も多いのではないでしょうか。

 

少労力で，
アンケートフォームを使いたくなりますが。

 

使ってしまうと
役に立たない答えしか手に入らないのです。

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ　飯山陽平