広告などに使うセールスコピーで使ってはいけない表現法

広告などに使うセールスコピーで使ってはいけない表現法

広告などに使うセールスコピーで使ってはいけない表現法
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

 

今日は,
広告などに使うセールスコピーの
「表現」
について考えていきます。

 

 

広告などでは
決して
「芸術的」
な表現はいりません。

 

 

なぜなら,文学作品でもなければ
娯楽でもないからです。

 

広告は宣伝が目的であり,
そして…集客や販売を
実現しなければなりません。

 

 

そのためには,
芸術的な表現ではなく,
実利的な表現を考えていきたいのですが,
どんな言い回しがふさわしいのでしょうか。

 

 

以下,
最後までご覧ください。

 

 

 

直接表現と間接表現

 

 

何で見たのかは
忘れてしましたが。

 

 

ある人が,
本を出版しました。

 

 

その人の,
SNSか何かで…

 

 

「(書籍名)絶賛発売中!」

 

という表現を見て…
率直に思ったのが…

 

この人,
恥ずかしくないのかな…?

 

という点です。

 

 

自分の商品を
自分で
「絶賛発売中」
とか,自画自賛にも
程があります。

 

 

そんな表現をする人の
著書ですから…
まあ,内容も推して知るべし
というところでしょうか。

 

 

むしろ,
まったく売れていないんじゃないか,
…と,勘ぐりたくなります。

 

これが,直接表現の
致命的欠点です。

 

 

広告などで
表現すると,
自画自賛になってしまいます。

 

 

例えば…

広告主が

 

「激安!」

とか

「高性能!」

とか

「おいしい」

…と言ったら,
これも同じ穴のムジナ。

 

 

言いたいことはわかるし,
それを伝えたい,
という気持ちも理解できなくはないですが…

 

それを
直接表現で
宣伝すると…

 

それを見た人の気持ちが,
冷めていきます。

 

一歩間違えたら,
反感を買うことでしょう。

 

 

だからこそ,
間接表現が必要になってきます。

 

 

間接表現の例

 

 

言い古されてきましたが。

 

つまり
言い古されるくらいに
使われてきた,
効果的な間接表現の例として,

 

 

「行列のできる」

 

というもの。

 

 

行列ができるくらいに,
人気がある。

 

あるいは,
待ってでも欲しいと思うくらい
価値がある。

 

…という内容を間接的に
表現しています。

 

 

今日のテーマとは
直接関係ないですが…

 

行列ができるということは
多くの人が支持しているということでもあり,
それは
社会的証明の心理トリガーにもなります。

 

 

社会的証明の話をすると
長くなるので,
ここでは…

 

「赤信号,みんなで渡れば怖くない」

 

くらいに思ってください。

 

要するに,
他の人達がいいと思ったのだから,
いいものに違いない…と思わせる効果ですね。

 

 

この
「行列のできる」
という表現が,
間接表現として良い例です。

 

 

繰り返しますが,
言い古され過ぎていて,
現状としては
効果は見込めないでしょうけど。

 

 

別の例では,
一ひねりして…

 

 

「○秒(分)に1つ,売れています」

 

 

という表現。
たくさん売れている,
ということを伝える
間接表現ですね。

 

 

絶賛発売中よりも,
遥かに優れています。

 

 

一定の事実に基づいた
比喩表現ですので,
自画自賛感はないですからね。

 

 

間接表現を超える表現

 

 

言いたいことを
直接言うと
自画自賛的な印象を与えるので,
間接表現にする。

 

これはとても大事なことですが。

 

 

でも,
間接表現も,
「言いたいことを言う」
という主張的な内容であることは
同じです。

 

 

そして…

 

広告において
「主張」
となると,即,「売込み」という印象になり,
忌避したりスルーする人がいます。

 

 

間接表現であっても,
直接表現よりはマシ程度ですね。

 

 

ではどうしたらいいのか。

 

シンプルに

「具体的客観的事実」

を伝えることです。

 

 

例えば,

 

 

「Amazonで1位」

 

これは事実です。
その1位を作り出すために
どれだけの工作をしていたとしても,
1位を本当に取ったのであれば,
それは事実です。

 

 

 

上述の
「行列のできる」
と違って…

 

 

Amazon1位は,使い古されていますが,
それでも効果はあります。

 

 

これが,
主張と事実の決定的な差です。

 

 

事実を事実として伝える限りにおいては,
売込み臭さが,全然違うのです。

 

 

直接表現は論外として…

 

なるべく,事実を伝える。
効果的に事実を伝えれないなら,
間接表現にしていきたいですね。

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

 

 

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