元祖の名にふさわしい実力を支えるもう一つの力

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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

昨日は,
元祖カピバラの露天風呂で有名な
伊豆シャボテン動物公園について
「元祖」の実力について
考えていきました。

 

40年という歴史があるなら…
その40年の中には
様々なエピソードがあるでしょう。

 

まったく別の話ですが。
ある会社が,
顧客とのエピソードを
ツイッターで紹介したら,
14万いいねがつき,
3万以上のリツイート。

 

そして…
ネットショップは
注文殺到で
パンクしたそうです。

 

これが,エピソードの実例ですね。
伊豆シャボテン動物公園のように
「元祖」を名乗り,
どこよりも長く
カピバラの露天風呂をやっているなら…

 

もっと可能性はあるはずです。

 

 

さて。
今日は…
このシャボテン公園の
「強さ」
について,別の角度から
紹介していきます。

 

 

元祖を名乗る老舗が
廃れること無く頑張っている強さは
この辺にあるのかもしれません。

 

以下,お付き合いください。

 

 

 

牡蠣バラの湯

 

 

私が
カピバラの露天風呂を見に行った日は,
「変わり湯」で…

 

この日は,
コラボ先の
「牡蠣」
の殻をあつめて,
お湯に浮かべる…という催しでした。

牡蠣の殻は,
普通に湯に入れると
沈んでしまいます。

 

それを,うまく
「浮く」
ようにした上で,
カピバラが湯に使っている状況で
放り込む。

飼育員さんが牡蠣を湯に放り込む。下のカメラは別の飼育員がその様子をライブ配信。

 

もちろん,
カピバラは牡蠣の殻を食べることはしません。
完全草食動物ですから。

 

けど,
興味本位で,
カプっとかじってみることはする。

 

その様子がまた,
なかなかに可愛らしいものです。

 

 

さて。

 

この
「変わり湯」
ですが…

 

わかりやすいのが,
ゆず湯でしょうか。

 

昔から,
冬至にゆず湯に入ると
風邪を引かない…
ということで
厄除け的な
風習があります。

 

 

そこで,
冬至の時期に,
露天風呂に
ゆずを浮かべ,
ゆず湯に浸かるカピバラの姿を
鑑賞することが出来る,
というもの。

 

カピバラは
完全草食動物ではありますが,
ゆずは特に食べないようですね。
気まぐれにかじるカピバラも
いるようですが。

 

 

また…
カピバラはお湯に入って潜ったり
お湯から目と耳,鼻だけを出して
ゆったりくつろいだりします。

 

稀に…
潜った後に,
お湯から顔を出すと…

 

カピバラの頭は,
広く平たい為…
柚子の下から顔を出すことで,
頭に柚子が載ることがあります。

 

シャッターチャンスですね。
観客は一斉に写真を撮り…
その1枚がネットなどで
見ることもできます。

 

載せようと思えば
簡単に載せられる柚子ですが,
飼育員さんも,
わざわざ載せることはしていないので…

 

少なくとも
伊豆シャボテン動物公園の
ゆず湯に限っては…
カピバラの頭の上に
柚子が乗っていたら,偶然の産物でしょう。

 

 

さて。
柚子にかぎったことではなく…
様々なものをカピバラの露天風呂に
投入する「変わり湯」

 

長崎バイオパークとの交流もあり,
その一環として…
長崎名物,ザボンが贈られ,
それがカピバラの露天風呂に浮いていることがあります。

 

 

…ザボンは,ひときわ大きい
柑橘系の実。
人によっては「文旦(ぶんたん)」という名のほうが
馴染みがあるかもしれません。

 

他にも,
紅葉を入れたり
七草を入れたり…

 

いろいろあります。

 

…が。
それらを入れるにしても,
入れるものの資材を調達しなければ
なりません。

 

毎日ではなく
土日だけが多いとはいえ…
土日でも1日2回だと
相応の量を消費します。

 

これらの量の
「変わり湯の元」
をどのように調達しているのか。

 

もちろん,
シンプルに購入することも
あるでしょう。

 

けれど…
上述のように
牡蠣の殻などは
コラボ先から
贈られることもあります。

 

この場合,
コラボ…いわゆるジョイントベンチャーですね。

 

 

この兼ね合いで,
カピバラの露天風呂という
露出度,注目度があるイベントに
使われることで
宣伝効果が期待できます。

 

 

だからこそ,
様々なコラボが実現するのでしょう。

 

特に今回は,
40周年ということで,
来年4月頭まで,
様々な企画がされています。

 

本当の強さはどこにあるのか

 

 

コラボ戦略自体は
極めて強力です。

 

 

うまく使いこなせば,
大きく事業を伸ばすことが出来るでしょう。

 

けれど…
実際にコラボに挑戦したことがある人は
きっとよく分かることでしょう。

 

コラボは,思っている以上に難しい。

 

なぜなら…
コラボという,
ちょっと違う戦略を実行するのに
躊躇する人があまりにも多いからです。

 

 

どれだけメリットがある提案をしても,
「なんとなくよくわからない」
という理由で断られることも
珍しくありません。

 

 

メリットを理科敷いていたとしても,
今までとは大きく違う
戦略を取ることに関して
強い心理的抵抗が起きることも
あるでしょう。

 

そのまま旧態依然と
凝り固まっていくと,
淘汰されていきます。

 

 

特に,発想が古いと
凝り固まりやすくなります。

 

 

だからこそ…
元祖を掲げ…
間違いなく老舗の一角である
伊豆シャボテン動物公園。

 

…が,果敢にコラボに挑戦し,
様々な企画を出して…
あるいは受け入れ…
カピバラの露天風呂を盛り上げていく。

 

老舗でありながら
変化を柔軟に受け入れられる
マインド。

 

これが…
伊豆シャボテン動物公園の
強さの秘訣なのかもしれませんね。

 

今年で40年ですが。
50年も60年も…
無事に…カピバラがのほほんと
湯に使っていられる未来になることを
心の底から祈念します。

 

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

 

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