こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表，
経営軍師の飯山です。
今日は，
ご質問をいただきました。
質問をいただけると
ありがたいですね。
問題は…
質問の答えになっている内容を
しっかり書けるかどうか…ですが。
いただいた質問は…
次のとおりです。
例えば、
3ヶ月後に20万円のコンサルを契約してもらう
その目標を達成するために、
現状を把握して、このタスクをこなしていく…というように、逆算して段取りを決めることって
あると思うのです。でも、飯山さんが以前メルマガに書かれていた
「1つひとつの方法を試して、
効果があるものを見つけていく」
だと、↑のような逆算的な方法は難しいのかな…要するに
・逆算して考えた方がいい時
・目の前のことを1つひとつ試して
効果を測る方がいい時の使い分け(？)とかは、ありますか？
頂いた質問をそのままコピペ…
した上で，
改行をしたのと，
一部機種依存文字があったので
そこだけ変更しました。
さて。
この質問。
私も現時点で
どう答えていいか
わかりませんが…
きっと書いているうちに
答えが見つかるでしょう。
幸福の定義
以前に，
幸福について，
定義【幸福】
目標に向かって不可知でない障害を
くぐり抜けていく過程
と紹介しました。
<参照>
私の場合，
割とこれを思考の枠組みに使うことが
多いです。
どういうことか。
目標は何なのか。
その目標を達成するための
障害は何なのか。
その障害をどう克服するのか。
…と考えるのです。
上述の例では，
3ヶ月後に20万円のコンサルを契約してもらう
これが目標の場合。
障害は何でしょうか。
現状を把握して、このタスクをこなしていく…
この現状を分析すると
問題が出てくるでしょう。
その問題をどう解決するか。
解決方法が
このタスクをこなしていく…
という感じですね。
ポイントは…
この障害を克服する方法は
自由だということです。
この自由さが，
独創性，創造性が試される部分であり
そして…目標達成の
醍醐味でもあります。
私が聞いたことがある例では…
目標 英語で商談を成功させたい
障害 英語力が乏しい
手段 ？？？
さて，
この場合，英語力が乏しいという
問題を克服する手段は
何なのでしょうか。
書店で本を買ってきて
勉強するもよし。
英会話スクールに通うもよし。
英語の教材で勉強するもよし。
Zoomやスカイプみたいな
ネット通信で，オンライン英会話スクールも
今はかなり発達しているらしいですね。
ですが…
その人は…それだとやる気がでないらしく…
英語圏の異性を恋人にするために
ナンパをがんばった…
ということのようです。
確かに，それも
手段のひとつですね。
残念ながら，
その英語の商談がどうなったのか，
続報を聞く機会はありませんでしたが。
話を戻します。
使い分ける必要性
さて，
質問は
・逆算して考えた方がいい時
・目の前のことを1つひとつ試して効果を測る方がいい時
の使い分け
の話でした。
そして，
後者の例として
この記事が元になっています。
ざっくり解説すると…
集客の打ち手を3つ増やしましょう…
でも3つも増やせないような，
社歴が浅い会社などの場合，
ひとつずつ試してきましょう。
…という話でした。
さて。
使い分け…という話でしたが，
今回の話だと…
使い分ける必要性は
感じていません。
なぜなら，
同じ思考の枠組みの話だからです。
すなわち…
目標 集客の打ち手を増やす
障害 社歴が浅くて，打てる手が少ないし，
どの集客法が自社に会うかわからない
手段 ？？？
という考え方ですね。
手段の一つとして…
例えば，私のようなマーケッターに
尋ねるのもひとつでしょう。
ネットで調べる…というのも
手かもしれません…が。
そもそも，
問題の所在…
ここで言う障害として，
たくさんの集客の打ち手が多く，
どれからどう手を売ったらいいかわからない。
というもの。
そして…
「何をやったら良いかわからないから
何もしない」
が悪手であるということ。
だからこそ…
「思いつくものを片っ端から試す」
という解決手段を
ここでは紹介したのです。
ですので…
この時点で，
「使い分けについて」
ということであれば…
特に使いわけるのではなく
同じ思考の枠組みで処理している…
というのが私の考えになります。
逆算的な思考の仕方
では…
世にいう「逆算思考」というものが
私の認識と
質問をくださった方の認識とで
一致しているかどうかわかりません。
ですので…
おそらく
「こういうのが逆算思考だろう」
という前提で紹介します。
例えば…
解決策を考えても
それが実行できない場合です。
具体例として
目標 新規契約を10件獲得する
障害 セールスが下手
手段 ???
契約が取れない場合。
取れない原因はいろいろありますが…
ざっくり言えば
マーケティングの問題か
セールスの問題です。
すなわち，アポが取れないから
セールスできないのか。
（マーケティングの問題）
アポは取れるが
成約できないのか。
（セールスの問題）
に分かれることが多い。
さて。
ここでは現状分析の結果，
アポは取れて商談には行きますが
「検討します」
で終わることが多い，
ということがわかったとします。
では，
この解決策は何でしょうか。
オススメはしませんが
「アポの件数を倍にする」
というやり方もありますね。
大手広告代理店などが
好んで売り込んでくるやり方です。
それはさておき。
セールスのトレーニングをする…
という手段を考えたとします。
目標 新規契約を10件獲得する
障害 セールスが下手
手段 セールスのトレーニングをする
この上で…
「じゃあ，どうやったらセールスの
トレーニングをするのか」
ということ事態が
「障害」
になることがあります。
この場合は，
更にもう一段掘り下げます。
目標 セールスの成約率を改善するために
トレーニングをする
障害 どうやってトレーニングをしたらいいかわからない
手段 ？？？
こうして掘り下げていきます。
別の例では…
目標 新車がほしい
障害 お金がない
手段 ？？？
この場合，
「お金を稼ぐ」
という選択をした場合，
どうして良いかわからないなら…
目標 新車代金500万を稼ぎたい
障害 どうやって稼いだら良いかわからない
手段 ？？？
…と，掘り下げることができます。
このように，
解決策が見つかるまで
掘り下げていく。
これを…
あえて言うならば
「逆算思考」
とでも言えるのではないでしょうか。
身も蓋もない落とし所
目標 クライアント会社の集客をしたい
障害 １
２
３
４
５…
手段 ？？？
コンサルティングとは…
結局この障害を見つけ出して
その障害をどう克服するか
その解決策を提案することです。
そして…
他のコンサルタントは知りませんが…
私の場合。
これらの障害を克服して
目標に到達できる手段を
これまでにインプットしてきた中から
提案する…
というやり方で
コンサルティングしています。
つまり…
それらの問題を克服できるだけの
一定量の解決策を
持ち合わせていないといけない
ということですね。
つまり，
インプットがたくさんあれば，
解決手段は
たくさん候補に上がってくる
ということです。
飛び込み営業のやり方しか
知らないコンサルタントは…
どんな問題も
「飛び込み営業しろ！」
で終わってしまいますが。
それで解決できたらいいですね。
話を戻します。
この場合，逆算思考に必要なのは…
問題を把握し，
その問題を解決できるために
必要な手段が自分の中にあるかどうか。
…となります。
相応に，インプットしていないと，
解決策が出てこないので…
日頃からインプットの蓄積が必要…
という身も蓋もない落とし所になります。
これで，
質問くださった方の疑問に
答えられているでしょうか。
この度はご質問ありがとうございます。
また何かありましたらお待ちしております。
他の方もぜひ，
こんな内容を聞いてみたい…
ということがありましたら
こちらからコメント，ご質問お待ちしております。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
追伸…と言うか蛇足
目標 家にゴキブリが出ないようにする
障害 侵入経路を特定できない
手段 ネットで調べて思いつく限り片っ端から試す
ここで片っ端から試していった中のひとつ，
毒餌剤を，家の周りに設置したところ…
ピタリと出なくなりました。
私はマーケッターであっても
ゴキブリ退治のプロではありません。
最適解を選べないときに，
ひとつひとつを片っ端から試すしか
ないのでしょうね。
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