経営者・社長が克服する恐怖の分類とその対処法

経営者・社長が克服する恐怖の分類とその対処法

経営者・社長が克服する恐怖の分類とその対処法
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

昨日,事故物件についての
ネタっぽい話をしたので…

 

怪談には少々早いですが,
今日のお題は「恐怖」についてです。

 

私は,心理学とか
その関連する両方の
専門家ではありません。

 

マーケッターです。

 

ですので,
マーケッターから
個人的にに考察するものですので,
学術的に適切ではない内容も
あるかもしれません。

 

…まあ,
そもそもこの記事をご覧の方は,
学術的な内容を求めて
ここには来ていないでしょうが。

 

 

目的としては,
克服すべき恐怖を克服して
行動を積み重ね,
成果につなげていくことです。

 

 

ただ,
私が書くネタですから,
そこまでハードな内容にはならないですから,
安心して最後までお付き合いください。

 

 

 

克服できないものはあきらめる

 

 

もう,この見出しの部分で
いかにも…な感じですよね。

 

ただ,実際問題
これは大切です。

 

なぜなら,
恐怖を克服するのが目的ではなく
成果につなげるのが目的ですから。

 

 

まず分類から。

 

本能的恐怖。
これは完全に対象外です。

 

たとえば,
燃え盛る炎に飛び込めるでしょうか。
これは恐怖を感じて当然です。

 

空が眩しいくらいに
雷が光っている状態で,
平地を歩くのも,
恐怖ですよね。

 

いつ,落雷の直撃を受けるか
わかりません。

 

このような,
生命の危機に連動するような
本能的恐怖。

 

これを克服する必要性は
高くはないですね。

 

 

似たような例で,
一部の恐怖症もあります。

 

たとえば,
高所恐怖症とか,
閉所恐怖症とか。

 

速度恐怖症なんてのも
あるらしいですね。
あとは,蛇とか。

 

 

まあ,
この手の恐怖症って,
精神科医が,
需要を増やすために
問題を創り出した感じですので,
気にすることでもないでしょう。

 

 

こんな感じで絞っていくと…
今日のブログの守備範囲として
向き合う恐怖は何かと言うと…

 

 

「一歩踏み出すことができない恐怖」
という点になっていきます。

 

「何を」一歩踏み出すことができないのかは
また別ですが,

 

ほぼこれに尽きます。

 

ですので,
体系的に整理してお届けするのは
難しいですので,
いくつか具体例を紹介していきます。

 

 

直面できない恐怖

 

直面とは,
なにかに直接相対して,
向き合うことができることです。

 

 

楽に,特に気負うこともなく
できるのであれあれば
完全に直面できていることになります。

 

では,
私達が日頃ビジネスにおいて
直面できないものは
なにがあるのでしょうか。

 

私も,
ブーメランが盛大に突き刺さって
痛い内容も混じってきますね。

 

 

まずは
特定の人が怖い,恐ろしい,
というもの。

 

もともと,
威圧的で,恫喝的な振る舞いをするなら,
それは克服するよりも
別の対処のほうが現実的でしょう。

 

ただ点
そうでない場合のほうが多いですね。

 

たとえば,
イメージとしては,
重箱の隅をつつくように
ミスばかりしてくる取引先とか。

 

この場合,
どう克服すればいいのでしょうか。
恐怖の克服…という点では外れますが。

 

ミスは改善するに越したことはありません。
頑張るしかないのです。

 

 

ただ,相手が
ミスを指摘することそのものを目的に
ミスを指摘するような振る舞いをする場合。

 

向こうも仕事ですから,
取引先が仕事でミスが多いと困るので
指摘してくるのは,当然のことですが。

 

ミスを指摘することを目的にしたら,
それはただの嫌がらせです。

 

関係性を見直すことが合理的です。

 

 

恐怖を生み出す原因

 

 

バックログと呼んでいるもぼがあります。
残務とか,未処理の仕事ですね。

 

すべての仕事を完璧に
こなせるとは限らないので,
バックログが発生すること自体は
やむを得ません。

 

…が。

 

バックログが大きくなっていくと…
どんどん恐怖を生み出します。

 

 

たとえば,
夏場にカレーを作って3日放置した場合。
その鍋の蓋を開けるのは,
なかなかに恐怖ですよね。

 

バックログは恐怖ですので,
直面できずに放置します。
すると…

 

3日でも怖いのに,5日目のカレー鍋。
どんなカオスでしょうか。
恐ろしいですね。

 

これが,まさに今日お伝えする
主要な恐怖です。

 

怪談や,事故物件的なネタも
恐怖ですが…

 

私達が,
社長・経営者として
向き合わなければいけない
現実的な恐怖は,このあたりでしょうか。

 

 

では,
バックログは
何が怖いのか。

 

 

バックログそのものが
怖い理由はシンプル。

 

積み残しの問題を放置すると,
大抵の場合,事態が悪化するからです。

 

たまに連鎖反応すら引き起こることも
あります。

 

 

たとえば,
バックログの一種で,
支払い関係があります。

 

支払うべきところに支払えていないときに,
バックログ化してしまったら
どうなるのか。

 

相手からしたら,
連絡をしても無視してくるわけですから,
相応の手段を取るしか
なくなってくるでしょう。

 

これが,事態の悪化です。

 

 

ってわかっているのですが,
バックログは怖くて直面できないのが
現実ではないでしょうか。

 

ではどうしたらいいのか。

 

 

実際,過去にある社長が私に,
こんなことをお願いしました。

 

 

社会保険料を支払いしていなくて,
もう差し押さえが来そう。
でも,差し押さえされたら,
会社が持たない。

 

でも,
話し合いに,
社会保険事務所に行くのは怖い。
怖いから一緒に着いてきてほしい。

 

…というお願いです。

 

ああ,なんて現実的な解決策なんだ…
と思って,一緒についていきました。
ついていっただけで,
立場的に交渉などできるわけでもないので,
社会保険事務所の職員と雑談してましたが。

 

 

バックログの場合,
恐怖を感じている,という認識を
持つことすらできないので…

 

まずは,恐怖を感じている,
ということを素直に認める。

 

その上で,
誰かの力を借りる。
これは極めて効果的な手ですね。

 

 

他にも,
単純に積み残しの仕事が
大量にある…という場合は,
一気に片付けようとすると
直面できませんから…

 

 

細分化して小さくして
取り掛かっていく。
という手もあります。

 

作らなければいけない書類があるのに
手がつけられない。

 

 

…なんてときは,
ファイルに名前をつけて保存する,
くらいの感じでもいいでしょう。

 

一歩踏み出すことができない恐怖を
克服するには,その一歩を更に小さくすることです。

 

恐怖を感じない,
あるいは克服できる程度まで
一歩を小さくすれば,
踏み出せるのです。

 

もう一つは上述の通り,
誰かの力を借りる,となります。

 

このあたりが,
克服すべき,
現実的な恐怖です。

 

最後に。
大事なことは,
これが克服すべき現実的な恐怖なら…
そうでない恐怖はどうするのか。

 

克服などしなくてもいい。
やり過ごすのです。

 

そこに精神的なエネルギーを注ぎ込んでも
浪費になることが多いでしょうから。

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください