合法・違法以前に広告で絶対にやってはいけない1つのポイント

合法・違法以前に広告で絶対にやってはいけない1つのポイント

合法・違法以前に広告で絶対にやってはいけない1つのポイント
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こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日は…
「絶対にやっていはいけない広告の話」
をします。

 

先日,
ある知人から,
「これ,どう思う?」
と聞かれました。

 

それが…
冒頭のアイキャッチ画像の
広告です。

 

セールスコピーライター的な感想は
一旦脇において,
どうかしたのか尋ねたところ…

 

細かい背景は脇に置きます。

 

 

昼ごろに,
ある家電製品を購入しようと
店舗を訪問。

 

 

この広告コピーを見て,
「これなら配達してもらえるから
購入しよう」
と思ったそうです。

 

都合により,
「翌日」
までは受け取りができるので,

 

「必ずしも当日で無くとも構わない」
と思って店員に配達を依頼。

 

すると…
「翌日配送も無理です」
と断られたそうです。

 

もう一度,広告をご覧ください。

 

「当日午後4時まで」
と書いてあります。

 

 

「午後4時までの受付に対応!
当日配達
全国2400台以上の配達車がスタンバイ!」

 

とあります。

 

 

店舗を訪問して,配達依頼をしたのは,
昼頃だそうです。

 

 

午後4時よりも前です。

 

 

にも関わらず,
「当日配達」
どころか,
「翌日配達」
すらできないとのことでした。

 

 

これは…
一歩間違えると刑事事件に
発展しかねません。

 

 

少なくとも,
アメリカのある州では,
禁止されている悪徳商法の手口です。

 

それが,
「承諾先取り商法」
などと呼ばれます。

 

 

ある「条件A」を前提に
顧客は購入します。

 

 

これで…売買が成立した後に,
売手側が
「条件A」
を撤回します。

 

 

その結果…
売手側は,
「条件A」
の提供がないまま,
「売買成立」
という結果を手に入れます。

 

 

例えば…
車の売買で,
「今購入いただければ,
カーナビをプレゼントします」
という「条件A」を提示します。

 

 

それを動機に,
顧客は購入申込みします。

 

 

そして…
後から,
「申し訳ありません。
カーナビプレゼントの件ですが,
先着制となっておりまして…
定員オーバーだったため,
今回はカーナビプレゼントは
できません」
…と,「条件A」を撤回します。

 

 

その時に,
「じゃあ,今回の車の購入は
なかったことにしてください」

 

 

顧客がこのように言えれば,
何ら問題ありません。

 

 

ところが。
すでに契約書まで作成して,
支払いも段取りして…
「一貫性の法則」
の罠にハマってしまっているので,
「なかなか撤回できない」
のが現状です。

 

 

さて。
今回の話では,
「当日配送」
の広告を見たから,
してもらえると思ったから…
その店で家電製品を購入しようと
思ったのです。

 

この「当日配送」が,
「条件A」
です。

 

 

購入後,
「当日配送できません」
と言われたら…?

 

 

しかも,
今回,知人は
「当日配送」
ではなく,
「翌日配達」
を求めたにも関わらず,
「できません」
ということでした。

 

詳しく聞くと,
あらかじめ,
「配送に使えるトラック」
の台数が決まっていて…
その台数を超えると,
配送できないとのこと。

 

そして…
この日も,翌日も
すでに台数がオーバーしていたので
配送できないとのことでした。

 

 

広告ポスターの写真を
見る限りでは,
「そんな事情はどこにも書いていない」
ようです。

 

写真には
小さな文字が書いてあり…
判別はできません。

 

ですが,
生で見た知人は,
「そんなことは書いてなかった」
とのこと。

なので,
書いてないでしょう。

 

これでは,
「承諾先取り商法」
であり,
違法とされた悪徳商法と言われても
仕方がないでしょう。

 

 

さて。
広告で絶対にやってはいけないこと。
それは何か。

 

もちろん,
「違法」
なことはマーケティング的な問題以前に
やってはいけません。

 

そういった「当たり前」の話ではありません。

顧客に心理操作を仕掛けることそのものも,
直ちに「悪」である,と断罪すべき話ではありません。

<参照>
心理誘導を仕掛けて販売することの是非

 

ここで伝えたい,
最大の問題点。

 

 

それは,
「守れない約束をオファーしている」
ということです。

 

そもそも,
広告というものは,
多かれ少なかれ,
「胡散臭い」
ものです。

 

なぜか。

これまで,
様々な人が,
「広告に騙されてきた」
からです。

 

民事上,刑事上の
「詐欺」
に該当するかどうかは
また別です。

 

正確に表現すると,
「信じたのに裏切られた」
ということです。

 

 

そのような
「痛い目」
にあった消費者が…
どんどん広告を
「胡散臭いもの」
として
【学習】
するのです。

 

ではどうしたらいいのか。

 

 

昔から,
セールスコピーの業界では,
「守れない偉大な約束よりも,
必ず守られる小さな約束のほうが,
広告効果は何万倍も高い」
と言われています。

 

広告で,
「つい良いことばかり」
を言いたくなります。

 

 

それだけ商品やサービスに
自信がある…ということは
素晴らしいことです。

 

ただ…
風呂敷を広げる前に,
そこで言われたことは
100%確実に
できることなのでしょうか。

 

 

しっかりと,
できることだけを
広告宣伝していきたいものです。

 

 

今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。

 

「承諾先取り商法」から身を守る3ステップ

人を陥れる悪魔の心理誘導

【集客】新規顧客獲得して売上が下がる話【マーケティング】

なぜ自社よりも劣っている他社の商品の方が売れるのか

【実録】詐欺師が仕掛けてきた多重心理操作 出来事編

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

 

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