一人の人生の物語

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一人の人生の物語
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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会あらため,
アップスタッツ合同会社の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日は,
最近思っていることについて,
のんびりダラダラ書いていきます。

 

 

ノウハウなどなにもないし,
どちらかと言えば,メタっぽい…
抽象度の高い…
言い換えれば,
ふわふわした内容を予定しています。

 

ですので…
あなたがチャレンジャー精神旺盛な
読者であれば,
最後までお付き合いください。

 

 

一人の人生

 

先日,ショッピングモールを
歩いていたときのことです。

 

名古屋に滞在中,
「廃墟」
と呼ばれるショッピングモールに行きました。

<参照>

 

 

そして…
その翌日,
そのショッピングモールを
「廃墟」
に追い込んだ,
新興ショッピングモールに行きました。

 

 

全然,
人出が違いますね。

 

 

様々な人が歩いています。

 

 

広大な駐車場を歩いて,
そのショッピングモールに
向っているときのことです。

 

 

正面から
男性が歩いてきました。

 

 

年の頃は…30代後半くらいでしょうか。
カーキ色のシャツに,
紺色のパンツを履いています。

 

 

メガネは掛けておらず,
目線は,正面やや下向きを向いています。

 

 

右手には,
小さな手を握っています。
そう,女の子と手をつないでいます。

 

 

女の子は…
年の頃は2歳くらいでしょうか。
まだ足取りもたどたどしく,
歩いています。

 

 

髪は短めで
後ろで一つに縛っています。

 

 

その二人組の後ろから…

 

 

同じく30代くらいの女性が
近づいてきました。
薄いベージュの上着を羽織り,
メガネを掛けています。

 

彼女は,やはり手を握っています。
3歳〜4歳位の少年です。

 

 

青いシャツを来ており,
しっかりとした足取りで,
女性の横を歩いています。

 

 

おそらく,
4人家族の一家なのでしょう。

 

男性が夫・父親で,
女性が妻・母親。

 

そして子どもは
兄と妹。

 

たしか,
土曜日の昼下がりの時間です。

 

手には大きな荷物を
持っているわけではないので…

 

休日の昼に,
家族でランチをしに
このショッピングモールに
来たのでしょう。

 

日頃,
この男性は会社づとめをしていて,
夜遅くに家に帰るため,
なかなか娘や息子とコミュニケーションを
取れないのかもしれません。

 

何か買うわけではないにしても,
休日だからこそ,
仕事がないから,
家族…特に息子や娘との時間を取るために…

 

月曜から金曜の朝から夜まで働いて,
疲れた身体でも…
それでも家族と過ごすために…
ランチをしに
このショッピングモールに
来たのでしょう。

 

こんな…
郊外の巨大ショッピングモール,
土日になれば絶対に混雑するのは
わかっていながら…
それでも,家族との時間を過ごす
ことを選んだのでしょう。

 

日曜日はどのように過ごすのかはわかりません。
けれど,
この男性は,
また翌々日の月曜日から,
朝,起きて出勤していくことでしょう。

 

取引先の,理不尽な要求に
うめいたり…
いわれのない非をを受け,
頭を下げる羽目になったり…

 

部下の不始末をなんとかするために
残業して…
家に変えると子どもはすでに
寝静まっていたり…

 

それでも,
この息子と娘。
そして妻のために,
この男性はがんばって
働くことでしょう。

 

もしかしたら…
男性は,鏡を見たら…
気がつけば今までになかったところに
シワができていたりするかもしれません。

 

 

あるいは…
自分では気づきにくい場所に,
白髪が生えているかもしれません。

 

それでも,
まだ小さいこの息子と娘を
育てて社会に送り出すために。

 

 

あと30年残っている
住宅ローンを返していくためにも,
仕事をし続けていくことでしょう。

 

 

 

事実とそれ以外

 

さて,
あなたは気づいたでしょうか。

 

 

上記の記述の中で,
「事実」
は何か。

 

そう,

 

「ショッピングモールの駐車場で
4人の人とすれ違った」

 

たったこれだけです。

 

 

あとは全部,私の想像…空想です。

 

当たっているかどうかなど
知る由もないし,
確かめるすべも有りません。

 

ですが…

 

たしかに言えることは,

 

その人には
その人の人生があり,
時間の積み重ねがある,ということです。

 

 

その後,駐車場を抜けて,
ショッピングモール内に入り…

 

 

エスカレーターに乗っていると…
大きな荷物を抱えた
女性と…その後ろ1メートルくらいの距離を
ひょこひょこ歩く幼女がいました。

 

この女性…母親にも人生があるのでしょう。

 

 

どんな小学生時代を過ごし,
どんな中学生時代を過ごし,
どんな高校生時代を過ごし…

 

大学に進学したのであれば,
どんな大学時代を過ごしたのか。

 

そこから…例えば
就職したのであれば,
どんな感じで社会人デビューをして,
どんな職種でどのような活躍をして…

 

そんなきっかけで,
伴侶となる人と巡り会い,
どのように時間を積み重ね,
どのように関係性を深め,
どのように結ばれて…

 

どのような流れで娘を授かり,
産み,育てて…
今が在るのか。

 

まあ,いろいろ
「創作」
しようと思えば
できるでしょうが。

 

 

「創作」
しなくとも,
「真実」
は存在するのです。
私が知らないだけで。

 

なぜなら,
そこに実際に女性がいたのですから。

 

その女性は
ある日突然,そこに存在した…
なんてことはないでしょう。

 

まさか
「世界五分前仮説」
じゃあるまいし…

※「世界は実は5分前に始まったのかもしれない」という仮説

 

仮にその女性が28歳だったとしたら…
28年の時の積み重ねがあって,
そのタイミングで私とすれ違ったのです。

 

28年の人生があればこそ,
生きて,私とすれ違うことになったのです。

 

この女性の名前など
知るよしも機会もありませんが。

 

 

でも知ることがあれば,
その○○○○という氏名と
その女性の人生は…
世界で唯一無二のものとなるでしょう。

 

 

決して忘れてはいけないこと

 

 

さて,ここまで2500文字ほど
引っ張ってきて私は何を伝えたいのか。

 

「普通」
とか,
「一般」
といったものはありません。
「普通の人」
などいないのです。

 

その人が今日まで歩いてきた
人生があるだけです。

 

そして,
すべての人が
唯一無二の人生を歩いているのです。

 

だからこそ,
つい忘れてしまいがちになることがあります。

 

マーケティングなどやっていれば,
顧客セグメント(分類)で,

 

「30代男性」
とか,
「30代女性」
とひとくくりにしてしまいます。

 

でも,
そういうひとくくりにして…
仮に30代男性が200人だったとしたら…

 

上述で描写したように…
一人の男性として,時間を積み重ねてきた
存在が200人いるのです。

 

 

200人という集団ではなく,
1人の「個」である男性が
それぞれ集まって200人になっているのです。

 

すべてひとりひとりに
人生があるのです。
このことは決して忘れてはいけません。

 

忘れてしまって…
顧客を数字でしか見れなくなってしまったら,
もうおしまいでしょう。

 

あなたが生まれてから
今日まで積み重ねてきた人生があるように…

 

 

リストの中のひとりひとりがすべて,
今日まで積み重ねてきた人生があるのです。

 

冒頭でお伝えしたとおり,
今日は具体性のない
ふわっとした内容でお届けしました。

 

1週間のうち1回でも…
1ヶ月のうち1回でも…

 

 

ちょっとすれ違った人が,
「どんな人生を送ってきたのか」
を推測…想像してみてください。

 

これをやらないと,
顧客を数字でしか
みなくなってしまいますから。

 

別に正解不正解ではなく,
人間は全てその奥に
積み重ねてきた時間がある,
ということは,
折につけて忘れないように在りたいものです。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 飯山陽平

 

追伸

今日の記事は,いつもの記事を書く,
3倍くらい疲れました…

 

昨日みたいな,
単純なノウハウ記事と比べると
5倍以上疲れました。

 

一人の人間に焦点を当てる。
その人の人生に思いを巡らす。
やっているつもりで,
実はさほどできていないからなんでしょうね…

 

 

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