マーケティング手段として年賀状の意義はまだあるのか

マーケティング手段として年賀状の意義はまだあるのか

マーケティング手段として年賀状の意義はまだあるのか
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

 

 

今日は年賀状についての
マーケティング効果と状況について
お伝えします。

 

 

出すと決めている,
あるいは出さないと決めている…

 

 

ということではなく,

「なんかなー,
ぶっちゃけ,年賀状ってどうなんだろなぁ」

と心のどこまで迷っているなら
是非ご覧くさい。

 

 

 

時代はカピバラ

 

来年の干支はねずみ年。
そう。
2020年,ついに時代はカピバラ!!


ということが
関係あるかどうかは脇において。

 

 

知人の印刷業者何人かから,
年賀状のデザイン一覧
パンフレットをいただきました。

 

見てみると…
ねずみのデザインがいっぱい。

 

 

ところどころに
ハムスターの写真の
デザインもあります。

 

 

いいですね。
実に素晴らしい。

 

…けれど。
カピバラのデザインは
一つもありません。

 

 

失望しました。

 

 

カピバラのデザインが
一つもないのに,
なぜか,
ハリネズミのデザインがちらほら。

 

地球上最大のげっ歯類,
カピバラのデザインがなぜないのか。

 

ハリ【ネズミ】といいつつ
実はねずみではないのに
なぜ干支に出てくるのか。

※ハリネズミは,
分類するなら「モグラ」の仲間です。

 

…実に納得がいきません。

 

なので,
年賀状は出さないことにします。

 

 

年賀状のマーケティング的効果効能

 

まあ,
カピバラだけが原因ではありませんが。

 

年賀状は例年通り,
2020年も出すことはありません。

 

理由は…
面倒だからです。

 

 

もちろん,
経営者として
効果効率を考えて
メリットがあるならば,
出すべきでしょう。

 

ですが,
いろいろ考えた結果,
「面倒」
が上回るので
出すことはありません。

 

なぜか。

 

ちょっと想像してみてください。

年が明けて,
仕事初めの日。

 

 

会社の郵便受けには
大量の年賀状が入っています。

 

それをチェックして…
必要であれば
返信する…という感じでしょうか。

 

逆に言えば,
それだけです。

 

 

出していない相手から
届こうものなら,
慌てて返信する,
なんてことになれば,
相手の仕事を増やすだけ。

 

 

面倒ですね。

 

ここまでは
ありきたりな一般論です。

 

では,
もう少しマーケティングっぽい話をします。

 

 

DMとしての年賀状の効果

 

DMは…
数々のメディアの中でも,
最強の部類に入ります。

 

 

DMは素晴らしいので,
ぜひ多くの会社に
取り入れてもらいたいところです。

 

その効果の一つが,
紙媒体の強み。

 

例えばEメール。

 

 

あなたは今日1日,Eメールが
何通届いたでしょうか。

 

 

たくさんのメールに埋もれて,
重要なメールを見落とした,
なんて体験,
きっとしたことがあるのでは
ないでしょうか。

 

 

もうひとつ質問です。
今日1日,どれだけの
DMが届いたでしょうか。

 

ゼロ,なんてことも
珍しくはないですよね。

 

このように,
Eメールのような埋もれ方はせずに,
実際に手にとってもらえる点が,
DMの大きな魅力なのです。

 

 

それを踏まえて…年賀状。

 

一年で一番,
紙媒体の郵便物が届く時期ですね。

 

 

そんな時期に,
DMを出すことに
どんな意義があるのでしょうか。

 

他から届く年賀状に
埋もれてしまうのが
関の山です。

 

DMとして出すことを考えた場合,
年賀状というものは,
一年で一番,時期が最悪のタイミングに
出すことを意味するのです。

 

オファーが効かない?!

 

仮に手にとって見てもらったとします。

 

 

逆に言えば,
手にとって見てもらえるということは
確かでしょう。

 

そんな中で,
何らかの特典をオファーとして
提案したらどうなるのか。

 

まあ,
何ら効果は発揮しないでしょう。

 

 

なぜなら…
他にも見なければいけない
大量の年賀状をはじめとした
郵便物を手にとって見ている最中です。

 

 

それらをなげうって,
申込み手続きをする…
なんてことはとても考えにくいでしょう。

 

特に,
新年の仕事初め…年初の営業日であれば
なおさら忙しいでしょう。

 

また,三賀日に出勤して
郵便物を確認した場合。

 

三賀日に,
仕事をする気になる方が
どれだけいるのか,
という話ですね。

 

BtoBで,
素晴らしいオファーが
あったとしても,
そのオファーに
応じる会社がどれだけ
あるのでしょうか。

 

「仕事初め以降に検討しよう…」

 

そう思って後回しにして
そのまま永久に忘却の彼方でしょう。

 

だから,
年賀状というものは
DMのタイミングとしては
最悪というほかないのです。

 

こうして考えると,
BtoBであれば,
年賀状というものが
DMとして
いかに不適切なのか,
ということがわかります。

 

なお,BtoCであれば,
また検討の余地がありますね。

 

なぜなら…
三賀日って,
「割と暇」
な方が多いですから。

 

 

以上,
マーケティングツールとしての
年賀状の話でした。

 

 

最後に。

 

ここまでは
マーケティングツールとして,
集客や売上アップ,
キャンペーンの告知,
という側面だけで
年賀状について
分析しました。

 

もともと,
年賀状は,
「一年を無事に過ごすことができた
ことについての感謝を伝える」
という意味合いがあるようです。

 

感謝の意図を伝える…
感謝に限らず,
なんらかの意図を伝える
コミュニケーションツールとして
考えるならば,
また話は別です。

 

マーケティングツールとして,
「一年で一番最悪」
ということにはならないでしょう。

 

 

ですが,
マーケティングツールではなく,
コミュニケーションツールということで
考えるならば…

 

 

ますます
「年賀はがき」
である必要性は薄くなりますね。

 

結局,
紙媒体の
「年賀はがき」
を出す理由はない,
というのが私の結論です。

 

私が出さないからと言って,
あなたに「出してはいけない」と
言うつもりはありませんので,念の為。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 飯山陽平

 

追伸

 

マーケティングツールとして
考えるなら…

 

 

年始のゴタゴタが過ぎたあたりにでも,
「寒中見舞い」
を出すのが,
合理的でしょうね。

 

 

 

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