経営者・社長のための仕事が嫌いになりそうな時の処方せん

経営者・社長のための仕事が嫌いになりそうな時の処方せん

経営者・社長のための仕事が嫌いになりそうな時の処方せん
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

今日は,金曜日。
明日は土曜だし…
まあ,読んでいる人はいつもより少ないでしょう。

 

 

ですので…
こんなときにこのブログをご覧の方のために
仕事が嫌いになりそうな時の
処方せんについてお伝えします。

 

なぜなら…
まあ,必ずしもリアルタイムで
読むわけではないにしても…

 

金曜という,
平日を終えて…
でも,経営者に土日休日など
あってないようなもの。

 

 

疲労を感じて,
何かうんざりしたり嫌になったり…

 

 

これが悪化すると,
仕事が嫌いになります。

 

経営者が
その仕事を嫌いのまま
仕事をすると…

 

自ら,その仕事を破壊するようになる。
…のだとか。

 

10年以上前,
オーストラリアまで勉強に行ったときに,
30年以上,現地で活躍し続けている
コンサルタント…
ピーター・シンプソンから学んだ教えです。

 

 

ですので,
そうならないように,
今日の記事がお役に立てることを
願っています。

 

 

 

人間の薄汚い側面

 

 

昔…
私がまだ法律の仕事を
していた頃の話です。

 

 

当時は,
過払い金請求が
さかんに
行われていた時期。

 

 

細かい話は避けますが…
確か,平成16年だったか
平成18年だったか…
の頃に出た,
最高裁判所の判決…判例が根拠で
過払い金が行われるようになりました。

 

 

ちょうど,
私がその仕事を始めた直後くらいですので…

 

 

私は,この過払い金ブームの
初期から体験しています。

 

 

ですので,
初めの頃は…
なんというか…

 

 

借金に苦しんで
返済がどうしてもできなくて,
悲愴な顔つきで,
事務所を訪れた相談者。

 

 

「お金なんて戻ってこなくても…
少しでも支払いが減るとありがたいです」

 

「いや,戻ってこなくてもいいし
もし戻ってくるなら,先生がもらって下さい」

という感じの人が
たたいらっしゃいました。

…で,
実際に,過払い金を取り戻して
返金すると…
非常に驚かれ…

 

それこそ,
「支払いが少しでも減れば」
という状況から
お金が戻ってくるわけですから,
ものすごい喜びの上,
とても感謝されました。

 

 

「先生の報酬はきちんと受け取って
いますか?」

 

 

と私の報酬を心配する人まで
いました。

 

 

仕事しては,
「当たり前」
のことをやっているので,
大げさな…と思いつつ。

 

でも,
ここまで感謝されるなら,
悪くないな…
と思ったことがあります。

 

 

が。

 

それから何年もたたないうちに。

 

こちらの手続きもやり方も
報酬も変わらないのですが。

 

 

トラブルのもとになるので,
しっかりと報酬の計算式も
伝えたにもかかわらず…

 

 

回収した過払い金から
報酬を差し引いて返金すると…

 

 

非常に不満そうに…
2時間くらい事務所に居座って,

「なんで全額返ってこないんだ!」

という人が出てきて…

 

2時間居座る人はさておき,
過払い金を回収して
返金する度に,
不平不満をぶつけられることが
増えてきました。

 

 

ですので…

 

 

 

受託前に,
承諾書に署名押印させるようにしました。

 

 

報酬について,
説明を受けたこと。

 

 

その内容に納得した上で
依頼すること。

 

 

…という承諾書に
署名押印しているにも関わらず…

 

私が留守中に,
事務所に怒鳴り込んできて,
女性事務員に対して怒鳴り散らす
依頼者が出てきました。

 

 

外出先から,
その人に電話すると,

 

 

私に対しても,

「弁護士に頼んで訴えるぞ!」

と怒鳴りつけてくる始末。

 

私は…

 

「どうぞ,弁護士に頼んで訴えて下さい。
 その際は,そちらの署名押印頂いた
 承諾書を裁判で提出させていただいた上で,
 反訴などの対応をさせていただきます」

 

と言ったところ…

 

音信不通になりましたが。

 

 

ただ,
こういう人を相手にすると…
初めは,
「誰かを助けられる」
という実感を抱けた仕事でしたが。

 

なんというか…
穢らわしい仕事をしている気に
なってきますね。

 

 

その資格を取りまとめる会も,
某国の支配下にでもあるのか,
思想的に相容れない,
反社会的,反生存的な思想を押し付け,
違法行為を推奨してくるわけですから…

 

 

その仕事をやめたときは,
「もうやってないの?」
と尋ねられて…

 

 

「あの仕事からは足を洗いました」

 

 

と言うことがよくありました。

 

 

 

楽しかったあの仕事

 

 

…ということで,
国家資格に基づいたあの仕事…
何から何まで嫌いで,
二度とやりたくないか…と言われたら。

 

 

まあ,二度とやるつもりはありませんが。
(登録も抹消済みです)

 

<参照>

 

 

 

ただ,思い返してみると,
何から何まで嫌いでいやだった…
と言われると,
必ずしもそうとは限らない。

 

 

 

例えば…
相続手続き。

 

 

亡くなった方の,
死亡の記載のある戸籍から
出生まで…
場合によっては
「親の」
出生までの戸籍を取り寄せなくては
なりません。

 

 

集めてみると…
やたら分厚い書類の束に
なるのですが。

 

 

この作業。
なかなかに興味深い。

 

 

昔の人の
手書きの…癖のある文字ですので
非常に読みにくいのですが…
その読みにくい字を「解析」するのが
これはこれで興味深い。

 

 

そして…
当時は,北海道で仕事を
していたので…

 

 

戸籍をさかのぼっていくと…
アイヌ人の先祖にたどり着ことが
よくあります。

 

 

このアイヌ人の名前。
これを「日本語」で表現するのですから,
なんとも不思議な表示になります。

 

 

具体例は避けますが…
黙読することはできても,
どうやって発音したらいいのか
わからないような名前がよくあり…

 

 

事務員たちと,

 

「これ,どうやって発音するんだろうね…」

 

なんて話題にしてました。

 

あるいは…
北方領土に本籍があったため,
戸籍の取り寄せができなかったり,
外務省に照会したり証明書を発行してもらったり…

 

 

この手続などから,
日本の過去の歴史を感じ取ることができて,
やはり興味深い体験でした。

 

 

あとは…

 

 

戸籍には死亡した地が記載されます。
日付をたどって,途切れないように
取り寄せしなければいけないので,
死亡の記載を探す時に…

 

「○月,日時不詳,サイパンで戦死」

 

なんて記載を見ると…
ああ,このような一人ひとりの英霊がいて,
今の日本があるんだな…
といった,厳粛な気持ちになります。

 

 

このように,
興味深い仕事はあり,
好奇心を刺激され,
やりがいがあるものもあります。

 

その国家資格の仕事,
何から何まで全部が嫌だ…
というのではなく…

 

 

過払い金請求を依頼して,
報酬についても納得した,
と署名押印までしておきながら,
舌の根も乾かぬうちに
薄汚い本性をさらけ出してくる人を
相手にすることで…

 

 

自分も穢らわしい存在になったかのような
気になってしまう。

 

 

これはイヤでしたが…
そうではない仕事もあるわけです。

 

 

 

虫歯の法則

 

 

さて。
あなたが過去に
歯が痛くなって,
歯医者に行くような羽目に
なったときのことがあったら,
その時を思い出してください。

 

 

歯が痛い。
辛いですよね。
何をしていても痛い。

 

 

他の痛みは,
だんだん慣れてきて
気にならなくなるのですが。

 

 

歯の痛みだけは
どうもなれることができません。

 

 

全身の注意力を,
その歯痛に持っていかれてしまいます。

 

 

つまり…
歯が痛いと…
頭痛がしなかったり
腰痛がしなかったり
膝痛がなかったり…
吐き気はしなかったり,
気分は悪くなかったり,
関節もよく動く。

 

 

…が。
歯が痛い。

 

そう,
歯が痛いのです。

 

体の調子は…
99%良かったとしても,

 

 

「調子はどうですか?」

 

 

と尋ねられたら…

 

 

「歯が痛いです」

 

…と言うのではないでしょうか。

 

 

これを適当に
「虫歯の法則」
なんて表現しましたが。

 

 

これは虫歯に限ったことでは
ありません。

 

 

仕事の,
99%がやりがいがあって楽しく
熱意を持って取り組めるとしても…
1%の要因で…

 

「ホントこの仕事,イヤ!」

 

 

と思ってしまうことが
あるわけですね。

 

 

 

ですので…
今日お伝えしたいこと。

 

仕事が嫌いになった。
仕事が嫌いになりそう。

 

そんなときは,
細分化して,

 

「仕事の【何が】嫌なのか」

 

を特定する。

 

 

そして…
その特定した箇所を
切除することによって,
仕事を嫌いにならなくても
済むようになるわけです。

 

 

 

例えば…
私の場合は,
過払い金関連の仕事を
全面ストップして,
相続手続きだけを
実施する…

 

 

という選択肢も
あったかもしれません。

 

いや,
あったのです。

 

事務所HPにその旨記載したら,
「会」から呼び出しを受け,
厳重注意を受けました。

 

 

その上で,
「違法行為」
を推し進めてくるわけです。

 

 

それをやると,
他の士業の職域に抵触するにも
関わらず…
それをやるように指導してくるわけです。

 

その
「他の士業」
の法律には,罰則規定がありますから,
まさに「違法行為の強要」です。

 

 

やはり,
某大陸国家の洗脳済み団体なだけあって,
思想もやることも真っ赤…

 

 

まあ,これくらいに
しておきましょうか。

 

 

資格で仕事をするという
ビジネスモデルにおいて
根本的な問題に直面しただけの話でした。

 

 

話を戻します。

 

 

 

解決策はマーケティング

 

 

であることが
割と多い。

 

どういうことか。

 

 

マーケティングを
適切にやっていれば,

「来てほしい顧客に来てもらう」

ことができて,

「来てほしくない顧客は寄ってこない」

ようになるのです。

 

 

 

上述のような…
一部の依頼人が来てしまったのは
その依頼人の人間性の問題…
ではないのです。

 

 

依頼人の人間性の問題にしてしまったら,
自分では手も足も出ない,
コントロール外の要因になりますからね。

 

 

そんな人に
問い合わせされるようなマーケティングを
してしまったことが問題なのです。

 

 

今日の話は極端かもしれませんが。

 

 

仕事が嫌になる原因の
大きな要因は…
人間関係の軋轢が多い。

 

 

…となると,
顧客をしっかり選別すれば,
仕事が嫌になる頻度も減ることでしょう。

 

 

 

仕事を投げ出したくなるのを
我慢すると…
「投げ出さずとも自らの手で引導を渡す」
ことになることが多いようです。

 

 

そうなる前に…
自社のマーケティングを改善する。
これが,処方せんとなるでしょう。

 

健闘を祈ります。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

アップスタッツ合同会社のブログを
メールで受け取りませんか?

ブログ記事の内容を,メルマガで配信いたします。

 

ブログ記事内容とは別に,
メルマガ読者限定コンテンツの
配信もあります。

 

毎朝午前5時に,ブログ記事をメルマガ配信。

午後5時過ぎに,
メルマガ読者限定記事を配信いたします。

 

特に,ブログでは公開しづらいノウハウなどは,
メルマガ限定でご案内いたします。

 

今すぐ下記フォームよりご登録ください。

メールアドレス *
お名前 *
全角文字で入力してください。

 

ブログに感想やコメントをいただけませんか?

ブログの感想,意見,あるいは,
こんな記事を読みたい,
「○×について,どう思いますか?」
といった質問やリクエストなどを,
お気軽にお寄せください。

 

コメントの方法は2つ。

1つは,このページ一番下の投稿フォームにコメントしていただくこと。
もうひとつが,コメント投稿フォームに入力いただくこと。

 

いただいたコメントを元に,
今後の記事執筆に反映させていきます。
「よくわからなかった」「おもしろかった」「むずかしかった」「参考になった」
など,一言でもいいので,お気軽にコメント,お待ちしております。
※コメントの際にメールアドレスを記入いただいた方は,
メルマガ登録させていただきます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください