ビジネスモデル老朽化により新規事業を立ち上げるための考え方

ビジネスモデル老朽化により新規事業を立ち上げるための考え方

ビジネスモデル老朽化により新規事業を立ち上げるための考え方
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

今日は…
先日の記事の続きです。

 

 

28日までに,詳細希望という方が
いれば書く…なんて話でした。

 

 

締切を過ぎた後に
コメント下さった方も
いらっしゃいましたが…

 

 

締切内にリクエストいただいた
方がいらっしゃることと…

 

 

送信時と受信時の時間のズレの
可能性もありますので。

 

 

今日のネタにいたします。

 

内容としては,
自動車業界を例に…

 

自動車を所有する時代が
来つつある時代において,
新しいビジネスモデルに
変革していかないと
淘汰される,という話でした。

<参照>
顧客の価値観の変遷にビジネスモデルが追いついているか

 

 

この点について,
掘り下げて解説していきます。

 

 

お題としては,
「新規事業を立ち上げるための考え方」
とでもしておきましょうか。

 

 

結論自体は,
「いつもどおり」
になるでしょう。

労働寿命の問題

 

 

平均寿命に対して,
健康寿命という概念が
出てきたのは…
まあ,そんな昔ではないでしょう。

 

 

そして…
今日のネタは…
平均寿命に対して,
「労働寿命」
の問題だということですね。

 

 

労働寿命が
長すぎるのです。

 

 

正確に言うならば…

 

 

会社の寿命よりも,
労働寿命のほうが長かったり…

 

 

あるいは…
ひとつの業界やら
ビジネスモデルに対して,
労働寿命のほうが長すぎるのです。

 

 

ですので…
例えば…
大学を22歳で卒業して,
定年退職を65歳とした場合,
労働寿命は47年という話ですね。

 

 

私達経営者は,
定年退職という規定は
基本的にないですので…

 

 

労働寿命は更に伸ばそうと思えば
伸ばすことができます…が。

 

 

その前に,
会社が持たなかったり
産業,業界,
ビジネスモデルの寿命が
先に尽きてしまう。

 

 

 

…そうなると,
違う仕事をしなければいけません。

 

 

 

今回,
コメントを頂いた方の一人が,
「あと20年は仕事をなければならない」
といった内容がありました。

 

 

 

ですが…
20年間よりも先に,
業界の寿命が付きてしまう
ということですね。

 

 

 

だからこそ…
一つの業種業態に
最適化・特化していくと,
このようなときに
生き残ることができません。

 

 

だからこそ,
ビジネスが収益を生んでいて,
余力があるときに,
次のビジネスモデルに
シフトしていかなければならない。

 

…ということになります。

 

 

ではそのために
どうしたらいいのでしょうか。

 

 

新規事業の考え方

 

 

例えば…

自動車修理工場を例に
話をしていたので,

自動車修理工場の場合。

 

 

新規事業として,
自動車保険を扱う,
という手があります。

 

まあ…「ありました」と
過去形にすべきでしょうね。

 

 

そもそも,
自動車産業が…

 

 

自動車を所有するという概念の
終焉を迎えつつある中で,
次にシフトしていかなければならない
という話でした。

 

 

 

自動車保険ということであれば,
やはり自動車産業にしがみついていることには
変わりがありません。

 

 

つまり,
シフトできていないということですね。

 

 

 

では,完全にゼロベースで
新しい事業を興せばいいのか。
それはそれでありでしょう。

 

 

 

ただ…

 

 

例えば…
上述の例で,
自動車修理工場を長年経営してきた
会社が…

 

全くゼロから,
全く違う産業で
スタートする…というのも,
リスクが大きな話です。

 

では…株取引でもやるのか。
FXでもやるのか…という話ですね。

 

 

専門外ですので,
否定も肯定もしませんが。
まあ,リスクが多いとは
言わざるをえないでしょう。

 

 

では,せどりでもするのか。
マスクで,転売ヤーは,
「嫌われる」を通り越して…
憎しみすら抱かれるような時代です。

 

 

職業に貴賎はない…
とは言いますが。

 

 

例えば,
子供が学校に言ったときに,
親の仕事は何なのか…
なんて話になって,
「せどり」
なんて話になったら…
「転売ヤーと一緒か!」
なんて話になって,
いじめの対象になるかもしれませんね。

 

 

転売ヤーの
負のイメージを払拭して,
心の底から誇りに思える…
名誉回復のために,
粉骨砕身でがんばりぬく,
という覚悟でもなければ,
せどりも推奨できないでしょう。

 

 

というように,
他の道も,
多かれ少なかれ,
障害があり,険しさがあるのです。

 

 

ですので…

 

 

いろんな考え方があるでしょうけど…
今日は一つ,お伝えします。

 

もちろん,
この道も楽ではないですけどね。

 

 

 

今ある最大のリソースを活用する

 

 

リソース…経営資源なんて
言ったりします。

 

 

資源は…
もちろん,お金や人材,
固定資産,流動資産から…
ノウハウ,特許なども
リソースだと言えるでしょう。

 

 

けど…

 

 

マーケティングにおいて,
最大の資産は…
今も昔も変わりません。

 

 

顧客リストこそ,
最大の資産だと言えます。

 

 

昔から…
商家で火事になったら…
真っ先にやるのは,
蝋で保護された顧客台帳を
投げ込むという話でした。

 

 

顧客台帳があれば…
その顧客に対して,
またビジネスをすることが
できるからですね。

 

 

 

マーケティングの答え

 

 

マーケティングの答えは,
常に顧客にあります。

 

 

マーケティングに正解はないですが,
答えは常に顧客なのです。

 

 

長年,
自動車修理工場を
経営してきたのであれば,
顧客リストがあるはずです。

 

 

その顧客リストに対して,
新たな商品やサービスを
提供すればいいのです。

 

 

では

 

「何を」

提供したらいいのか。

 

 

それは私にもわかりません。

 

 

なぜなら…
答えは常に顧客にあるからですね。

 

 

上述のように,
自動車保険を売る…
というのは,
ビジネスモデルが老朽化して
耐えられないのに,
更に自動車産業にしがみつくから
問題だ…という話でした。

 

 

ですが…
長年の経営によって,
そこに顧客リストがあるのです。

 

 

なので…
やることは基本に忠実に。
原点回帰です。

 

マーケティングの基本は,
顧客リサーチ。

 

 

なので…

 

顧客はどんな人で,
何を求めているのか。

 

この点を,
しっかりリサーチする。

 

 

リサーチ結果から,
自社で提供できそうな
商品やサービスを考えて,
実際にビジネスとして
展開すればいいのです。

 

 

例えば…

 

 

別の例で紹介します。
訪問医療系サービスを
展開していた会社があります。

 

 

…が。

 

 

コロナによって,
施設への出入りができなくなり,
売上がなくなりました。

 

 

ではどうしたらいいのか。

 

 

訪問医療系サービスですから,
訪問…すなわち,
自動車と運転手は,自社内に
いるわけですね。

 

そして…
ターゲットは,
訪問を必要とする
高齢者だったり,
身体が不自由な人…
ということになります。

 

ですので…

 

 

例えばですが,
その顧客に対して
「買い物代行ビジネス」
を展開する,
というのも一つの展開だと
言えます。

 

 

 

やめる必要はない

 

 

ここでは,
自動車修理工場の話をしました。
自動車修理工場の収益だけでは
会社が持たなくなる時代が
そう遠くない未来に来るだろう,
という前提だとしたら…

 

 

別に,
自動車修理工場を
辞める必要はないわけです。

 

 

他のビジネスと,現在の収益で,
会社を維持・拡張できればいいのです。

 

 

しばらくは同時並行だと
大変かもしれませんが…
自動車修理工場のしごとが減っていくにつれて,
少しずつ新しいビジネスに
シフトすればいいのです。

 

 

 

以上,
今日は「さわり」だけですが,
カンタンに紹介しました。

 

 

これ以上は…
ちょっとブログでは難しい。
図を書きながら,
対話で説明しないと
伝わらないでしょう。

 

 

どうしても
解説が必要であれば,
個別にお問い合わせ下さい。

 

 

有料メニューになりますが,
個別相談をご案内いたします。

 

以上,
今日老朽化する
ビジネスモデルに対して,
どう新規事業で立ち向かうか…
という補足解説でした。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

追伸

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