こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表，
経営軍師の飯山です。
今日は
努力をしないで売上を上げる方法
について解説していきます。
正確に言うとその反対です。
結論としてはシンプルに
努力さえすれば売上が上がるわけではない
という当たり前の話をします。
なぜでしょうか。
特に日本人は農耕民族。
淡々とした努力を積み重ねることが
得意な民族ではないでしょうか。
すなわち春になって種を植えて
それから育てて秋になると収穫できるわけです。
その間にさまざまな要素が入り込みますが
それでも種を植えたら秋には収穫できる
というものが染み付いてるわけです。
そのために必要な努力を積み重ねれば
成果が手に入るということが染み付いている
ということですね。
だからこそ努力さえすれば
売上が上がるという発想を
抱きがちなんですが。
実際にはそうはいかないことが多いのが
今の時代です。
どういうことなのでしょうか。
努力すれば成果が上がる。
努力さえすれば売上が上がると思って
気合と根性で頑張る。
頑張ることは大事だし
否定するつもりはありません。
私なんかもっともっと
頑張らなければいけない側です。
ですが頑張り続けて
思うような成果が手に入らず
少し息切れがしてきた…
という方は
ちょっとしたコーヒーブレイクとして
最後までお付き合いください。
努力と成果の比例関係
私は昔からゲーム好きです。
有名なものでは，
ドラゴンクエストような
ロールプレイングゲームが好きで
よく熱中していました。
最近はちっとも
そういったものはやる暇がなくて残念です。
何年か前に
最新作が発売されたみたいなので
やってみたいとは思うのですが…。
それはさておき。
ドラゴンクエストというゲーム。
主人公が敵を倒していくと
どんどん強くなっていって
最後にはボスを倒せるぐらいまで
強くなるという
そういう基本的なゲームです。
そのもちろんキャラクターだったり
ストーリーだったり
様々な楽しめる要素はあるのですが。
本当に基本的なシステムとしては，
町の外を一歩出ると，
安全圏外。
敵が出ます。
ただ，ゲームを始めたばかりならば，
最初の町の周りには
弱い敵がいます。
ゲームを始めたばかりの
弱い主人公でも倒せるようにです。
弱い敵を倒すのにも，
最初は苦労します。
でも敵を倒していくと，
経験値を稼ぎ…
一定数の経験値を稼ぐと
レベルが上がり…
レベルが上がると
どんどん強くなっていきます。
強い敵を倒せるようになり…
強い敵を倒す倒せるなったら
その強い敵を倒し続けると
さらに強くなるという
非常にシンプルなシステムです。
では…
強くなった時に
弱い敵を倒し続けたら
どうなるのでしょうか。
実は
強くなった後も
弱い敵を倒し続けたところで
経験値は稼げるので，
強くなるのです。
もちろん弱い敵を倒しても
手に入る経験値も少ないので
強くなっていく…
レベルが上がって行く頻度は
遅くなって行くし
時間のロスも増えます。
ですがそれでも
弱い敵を倒し続けることによって
経験値は蓄積され
レベルは上がっていくのです。
そして
レベルが上がれば上がるほど
ますます強くなっていくのです。
これ，本当にゲームらしいですよね
なぜ弱い敵を倒したのに
経験値が蓄積して
強くなれるのでしょうか。
現実には
なかなか考えられない話です。
もちろん現実とゲームを混同して
考えること自体は噴飯ものですが。
例えば
小学生の足し算掛け算のドリルを
延々と繰り返していると…
気がつけば三角関数が
理解できるようになる…
というぐらいに
因果関係が
ぶっ飛んだものではないでしょうか。
弱い敵を倒し続けるということは
同じ作業を
延々と
延々と
延々と
延々と
繰り返していくことであり
それについては
努力の賜物だとも言えますが。
そういった
成果に繋がない行動を
いくら繰り返しても
成果には繋がらないのです。
成果につながるのは
あくまでもゲームの話だけなのです。
同じことを繰り返しても成果には繋がらない
さらに
別の例で言うならば
広告を出し続けることによって
経験値が蓄積されレベルが
上がって成果が出せるようになるか。
もちろん
毎回試行錯誤をして
知恵を絞って何度も何度も
練習するして
結果を改善するからこそ
経験値として
スキルがアップするのです。
単純作業として同じ広告を
ずっと出し続けたら
広告のスキルは上がる…
なんてファンタジーは
あるわけがないですよね。
売上をあげるにしても
毎回のセールスにおいて
試行錯誤を繰り返し
スキルアップを心かけて実践する。
うまくいかなかった部分は
改善しうまくいったところは
何がうまくいったのかを分析して
再現できるようにすることを
心がける。
そういったことを繰り返して
安定して成果が出るというものです。
そういった試行錯誤…
頭を使って考えて
創意工夫を繰り返す。
それをやらない代わりに
単純作業といった
努力で変えることはできないのです。
ですので今日のタイトル
「努力をしないで売上を上げる方法」
というのは逆に言えば
努力さえすれば売上が上がるものではない
という本当にシンプルな話でした。
努力…
ここでは同じことを
頭空っぽでひたすら繰り返すだけで
なんとかなるものではないということですね。
当たり前のことを
言ってると思うのかもしれませんが。
実際に
本当に同じ事ばかり
繰り返してる人。
世の中にいっぱいます。
例えばショッピングモール内を
歩いていると…
頭空っぽな感じで
ぼーっとしながら
ロボットのように
売り文句を繰り返している人，
見たことがあるのではないでしょうか。
私はよく見ます。
「20%オフです」
…という感じで
漫然と声をかけているだけ。
そこになんの工夫も
見られません。
それだったら録音してそれを
エンドレスで再生したほうが
よほどマシだと思えるぐらいです。
セールスマンだったら100件飛び込んで
うまく行かなかったら200件飛び込み…
200件飛び込んでもダメだったら300件飛び込む…
というように
本当に同じことを繰り返して
成果を出そうとしてる人がいます。
繰り返せばうまくいくようになる
という発想…
どこか心の中にないでしょうか。
それを努力という言葉に置き換えて
正当化していないでしょうか。
うまくいかないことを繰り返しても
うまくいかないのです。
そこを改善していかに成果につなげるか。
試行錯誤していかないと
うまくいかないものなのです。
昨日よりも今日
今日よりも明日…
より上手く，上達するように心掛けて
そのために
必要な試行錯誤と思考を働かせて
売上や成果につなげていきたいものですね。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
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