悪夢を見るくらい効果がある学習法

悪夢を見るくらい効果がある学習法

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先日のことです。
電車に乗っていたのですが、降りた後に大変なことに気が付きました。
電車の中に、カバンを置き忘れたまま降りてしまったのです。
慌てて駅員を探して、狼狽しながら駅員に食って掛かる…

…というところで、目が覚めました。
夢オチでよかった、と安堵したものの、なぜそんな夢を見たのか検証しました。
というのも、目覚める前の眠りが浅い時に見る夢は、眠りにつく前24時間以内の、何かしらの出来事が影響しているから、だそうです。

不思議だったり、不可解だったり怖い夢を見るたびに、必ず振り返って、「何が原因」でその夢を見たのかを思い出すようにしています。

今回、このカバンを電車の中に置き忘れた夢を見た理由。
それは、最近「聞き流している」某英語教材が原因でした、
実際、その「聞き流している」英語教材の中で、登場人物が電車内にハンドバックを忘れて…というエピソードが盛り込まれています。

「聞き流している」だけです。
英語学習において、「聞き流す」ことの効果を否定する、他の英語教材のランディングページを、複数見かけます。
実際、英語学習の効果があるかどうかはさておき。
夢に出てきてうなされるくらいには影響があるようです。

さて。
この聞き流し効果。
これは「効果がないとはいえない」程度かもしれません。
それでも…多少なりとも効果があるならば、聞き流したほうが得、だと言えます。

全世界で500万人以上がそのセミナーを受講したと言われ、「営業の神様」と称えられる、ブライアン・トレーシー。彼のセミナーの一つ、「新販売心理学講座」において「年収を10倍にする法」というセッションがあります。

そのセッションの中で、いくつか具体的な指示があります。
その指示の一つ。それが「運転中にはオーディオ学習をすること」とのこと。

時代が時代なので「テープ学習」などと表現していました。
テープかCDか…MDかはさておき。
ブライアン・トレーシーは運転中にオーディオブック等で学習することを推奨しています。

運転中にオーディオ学習をすることで、大学で数単位取れるくらいの学習効果云々を述べていました。
それについてはこの際脇に置きます。

「なぜ」運転中にオーディオ学習すると良いのか。
これが今日の本題です。

WEBセミナーなどで、よく最初に言われることがあります。
それは、携帯電話を鳴らないようにすること。そのWEBセミナーのページ以外のブラウザを閉じること。
メールソフトも閉じること。
だいたいこの3つはよく言われます。
なぜか。言うまでもなく、セミナー中に、メールチェックだったり、ブラウザでSNSを見たり…では、集中できないからです。

その音声または動画だけに集中できればいいのですが、目の前にブラウザがあると…ついクリックしてしまい…という人も中にはいるものです。

だからこそ、まずは閉じるように指示したのでしょう。

ですが。
運転中は、ある意味そういった心配はありません。
なぜなら、運転しているので、両手がふさがっています。
片手が空いたからといって…携帯をいじるわけにはいきません。
前を見て運転するしかないのです。

しかし、手はふさがっていても、意識の大部分は空いています。

運転初心者であれば、意識のリソースの大部分を運転に持っていかれます。
意識のリソース…パソコンで言うところのメモリみたいなものでしょうか。
全体で100とした場合、運転初心者は、ほぼ100全てを持っていかれます。
意識してウィンカーを出し、意識してブレーキを踏み、意識してサイドミラーを見ます。
…非常に疲れます。

ですが、慣れてくると「無意識」にそれらの作業をこなします。
中には片手でハンドルを握り、もう片方でサンドイッチを持ち、かじりながら運転する人もいます。
…口は空いていますから。

それだけ運転に慣れてくると、意識のリソースもだいぶ空きが出てきます。
その空き部分を、オーディオ学習に注ぎ込めばいいのです。

メールやらSNSやら…だと、その一瞬はほぼ全て意識のリソースを持って行かれます。
ですが、運転中は…そこまでになることは少ないでしょう。
特に、通勤など走り慣れた道を走っている限りは、意識のリソースはだいぶ余裕があります。
そして…運転していて手が下がっている以上、SNSなどに、つい手を出す心配はありません。

運転は、ある意味理想的な学習環境なのです。
そもそも。教室でセミナーを受講…というような状況でも、なかなか100%完璧に集中することは大変でしょう。
けれど、運転中ならば割とスムーズに残りの意識のリソースを学習に持っていけるのです。

ここから学べることは、何らかの事情で手がふさがっているときに、オーディオ学習をすると、結果的に意識はその音声に集中することになって、かえって学習効果は高まるようです。

ポイントは「手がふさがっている」ことです。「意識がふさがっている」時ではありません。
何かを読みながら聞き流しても、大した効果はないでしょう。
ですが、個人情報の書かれた廃棄すべき書類の山を前に、少しずつシュレッダーを掛ける…といった単純作業をするときは、手は空いていなくても意識は空いています。

そんな時に、オーディオ学習をすると、非常に効果的なのです。
そして…その結果が、うなされるまで、となるのです。

何か単純作業をしている時に、何も聴いていないと非常にもったいない、というのが今日の結論です。
年末の大掃除などで、手はふさがっていても意識が空いている、という時間が増えるのではないでしょうか。
ぜひ何かオーディオ学習をしながら作業をしてみてください。

最後に。
くれぐれも、運転中のオーディオ学習は、気をつけて下さい。
あくまでも、安全運転が基本です。

 

自己責任の範囲で、オーディオ学習を行って下さい。

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