【事例解説】看板と集客に関する機能と役割の話

【事例解説】看板と集客に関する機能と役割の話

【事例解説】看板と集客に関する機能と役割の話
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は看板について
書くことにします。

 

看板には役割がある…
という当たり前の話ですね,

 

 

どうしてこんなことを書くのか,
ちょっとした体験も含めて
お伝えしていきます。

 

役割があるのだから,
役割に沿った運用をしましょう
といううことですね。

 

 

 

飲食店を求めてさまよった話

 

 

ある,郊外の大型専門店に買い物に
行ったときのことです。

 

 

 

以前は営業時間が20時だったので
20時の予定で…
帰ってからブログを書く予定でした。

 

…が。
その日は21時まで,

 

いろいろと予定外のことがあって
ろくに買い物ができなかったので,
閉店ギリギリまで
買い物をして…

 

ふと気づくわけです。

 

帰ってからブログを書くと,
かなりスリリングな進行になる…

 

ならば…
適当に飲食店に入って,
そこで食事を注文して…
記事を仕上げればいいわけです。

 

 

…が。
ふと最近の悩みを思い出します,
そう,食べるところがありません,

 

 

何件か電話して尋ねてみるも,
ことごとく営業終了。

 

 

そして…
夜の21時を回っているのですから,
お腹もどんどん空いていきます。

 

 

仕方がないので,
車を走らせながら,
適当に空いている店を探すことにしました。

 

 

この時点で,
お腹が空いた…
という気分が高まっているので,
作業をしやすいファミレスよりも,
ラーメン店に,つい注目が
行ってしまいます。

 

…といっても,
ことごとく,電灯が消えているところ
ばかりですが。

 

 

…そんな中,
外看板のライトが点灯している店が
ありました。

 

 

通り過ぎながら,
周辺視野でちらりと見ると…

 

 

とても好きなラーメン店の
チェーン店でした。

 

 

あ,
ここにも店,
あったんだな…
と驚きながら…

 

でも,通り過ぎてしまいました。

 

 

大きな幹線道路です。
すぐには止まれません。
中央分離帯があるので,
Uターンも不可能です。

 

 

結局…その店に行くことが出来ず…
せっかくなのでネタにすることにします。

 

 

 

…つまり,
店の前の看板は,
「交通量の多い道路で,
走っている車の人を
客として店に呼び込むことは
できない」
ということです。

 

 

 

この点をよく理解している
別のラーメン店があります。

 

 

そこは…
1.5キロ前から,
非常に大きな看板で
案内が始まります。

 

 

途中にも,1箇所看板があり…

 

 

店の前にも,
非常に大きな電飾付の看板が
輝いています。

 

遠目から見て,
やっているかどうか
ひと目でわかるぐらいに,です。

 

 

このような看板の出し方をすれば…

 

 

車を走らせながら
「腹減ったなー」
という人を
集客することができるのです。

 

 

ですが,
店の前だけだと,
車だと通り過ぎてしまうのです。

 

 

気づいても,
間に合わないし,
わざわざ引き返すことも
なかなかしません。

 

 

それこそ,
「その店に行く」
と決めている場合でないと…ですね。

 

 

そして…
「その店に行く」
と決めている場合。
それはその時点で
来店すると決めているわけですから,
「道案内」
程度の役割はあっても,
「看板そのもの」
には集客効果がないわけですね。

 

 

道案内としての看板

 

 

別の話です。
ある,地元でそれなりに長くやっている
洋菓子店がありました。

 

長くやっているので
「知る人ぞ知る」
なのですが…

 

 

でも,
起業ストーリー的には
主婦が子供のために…
といった店なので,
「自宅兼店舗」
です。

 

つまり…
立地が住宅街の中にある
ということですね。

 

 

店の売上そのものは,
「催事」
での販売が主力になっています。

 

ですが…
もちろん店舗の売上も
大事ですね。

 

ところが,
その店は…
なんと,30年近く
「看板がなかった」
のです。

 

 

縁あって,
ある業者と知り合い,
看板を設置したそうですが…
「創業して約30年
やっと看板ができた」
と喜んでました。

 

 

いろいろ話を聞くと…

 

幹線道路沿いに,
コンビニがあります。

 

 

その近くを曲がって,住宅街に
入っていくとその店があるのですが。

 

 

なにぶん,看板も案内も
なにもないのですから
よくわかりません。

 

 

なんと,
そのコンビニの店員に,
店の場所を尋ねる…
ということが多々あたそうです。

 

 

これが上述の
「その店に行く」
と決めている場合ですね。

 

 

ですがその時に
看板がないというのは
何を意味するのか。

 

 

店にたどり着けなかった人が
「コンビニの店員に尋ねる」
という選択もありますが。

 

 

同時に,
「諦めて帰る」
という選択もあるわけです。

 

実際,私も
行ってみたことがありますが…

 

あれは…
その建物の前まで行かないと
わかりません。

 

遠目から見ても
存在を確認できないのです。

 

 

端的に言えば

「ものすごく分かりづらい」

 

 

きっと…
多くの客を
逃していたことでしょう。
もったいない話です。

 

 

看板がないことに意味がある話

 

 

逆に,
看板がないことに
意味がある場合もあります。

 

 

隠れ家的な
「知る人ぞ知る」
という店ですね。

 

 

別にその事自体は
何も言うことはないのですが。

 

 

たまに勘違いする人がいます。
「あの店は看板がないからすごい」
みたいな感じですね。

 

 

「看板を出さなくても顧客が来る」

「よほど腕のいい店に違いない」

 

という勘違いです。

 

 

例えば,
「隠れ家的な店で食事をする」
というコンセプトだった場合。

 

 

それは隠れ家の雰囲気,
世界観を味わうことがその店の
価値提供です。

 

そこに,
電飾付きの看板があったら
雰囲気台無しですね。

 

だから看板はおかない。
ただのコンセプトの話です。

 

 

それを
集客効果だったり
品質に置き換えてしまうから
話がおかしくなります。

 

 

看板を出さない=腕がいい=集客できる

 

という謎の方程式ができあがっている
ということです。

 

 

その人の正気を疑う作業は
脇において…

 

 

集客するなら集客をするための
看板の出し方があるし…

 

 

別媒体で集客して
「来店を促した後」
機能する看板もあります。

 

逆に,
看板があることで
店のコンセプトに抵触してしまうから
看板を出せないという話もあります。

 

これらを混同しても
意味がありません。

 

 

看板の役割と機能を
しっかり理解した上で
使いこなしたいですね。

 

 

 

最後に余談。

 

 

自宅近くにある家系ラーメン。
そこはなぜか24時までしっかり
やっています。

 

 

そこまで言ったところ…
客が店の外まで溢れていました。

 

…どこもやってないし仕方ないですよね。
結局,空腹を抱えながら
自宅でブログを書くことになりました。

 

 

この飲食店の営業規制
いつまで続くのでしょうか…
やれやれ

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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