商品がないのに売上を上げる方法

商品がないのに売上を上げる方法

商品がないのに売上を上げる方法
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これは詐欺ではありません。

今日のタイトルは,
「商品がないのに売上を上げる方法」
です。

詐欺ではない…と書くと,それだけでとたんに胡散臭くなります。
コピーライティングにおいて,
「~ではない」
という型はありますが,使い方を間違えると大惨事になります。
詐欺ではない…と書けば書くほど,詐欺っぽく聞こえます。
気をつけましょう。

ということで,改めて本題です。

先月,あるマーケティングのコンテンツを購入しました。
どんな無いようかは…実はまだよく分かりません。
なぜなら,まだ見ていないからです。

もちろん,買ったけれどまだ目を通していないコンテンツもたくさんあります。
ですが,今回のこのコンテンツは,とても楽しみにしており,早くみたいと思っています。
思っているのですが,まだ見ていません。
なぜか。

まだ手に入れていないからです。

何かが発送される,ということはなく,今回はオンライン上で視聴するコンテンツなので,そのサイトにアクセスすれば,すぐに見られる…はずです。
ただ,現時点においてはまだ手に入れていないので,見ることができません。

購入したのに,まだ手に入れていない。
これはどういう状況か。

単に,コンテンツはただいま制作中なので,まだ見ることができません。
たったそれだけの話です。

これが,
「商品がないのに売上を上げる方法」
です。

以上。
…と終わってもいいのですが,さすがにどうかと思うので解説します。

商品と代金支払いは同時…という思い込み,どこかであるのではないでしょうか。
ちなみに,どうでもいいですが,法律では「売ります」「買います」というお互いの合意が取れれば,それで売買契約は成立します。
「いつ納品するか」
「いつ支払うか」
は,別途合意すればいいだけのことであり,納品と支払いは同時でなければいけない,ということはありません。

今回は,たったこれだけの話です。

もともと,
「ただいま鋭意制作集です。納品時期は●月下旬頃を予定しています」
という販売条件で売り出しており,それを買っただけの話です。

「商品が無いのに売上を上げる」
には,お金を先にもらってから,商品を制作して販売する。
たったこれだけのことです。

「物」であれば,珍しくもない感じがしますが,サービスだと,あまり見かけないが為に「珍しい」「意外」な感じがしてしまいます。
ですが,本来であれば,この通り
「先に売ってから商品を開発する」
ことが望ましいのです。

理由は次の通り。

1.資金繰り
これはそのままですね。
先にお金が入ってくるので,資金繰りが楽になります。

2.リサーチ
先に売って…売れれば作る。
売れなければ作らない。
非常に理にかなっています。

作る前に,先に販売しておけば,
「これは売れるからがんばって作ろう」
「これは売れないから,作るのをやめよう」
という判断ができます。

特に後者のメリットが大きいと言えます。
世の中,作ったけれど売れなくて困っている,という人はどれだけいるのでしょうか。
開発コストや時間の浪費を避けられるのです。

…ちなみに。
販売数ゼロなら問題ありません。
ですが,少数ながら売れたけれど,採算ベースになるほど売れなかった。
そんな場合はどうしたらいいのでしょうか。
少数とはいえ,売れてしまったのだから,商品を作らなければならないのでしょうか。

法的にどうなのかはさておき。
全米屈指のコピーライター,マーケティングコンサルタントのダン・ケネディは,このような場合は返金して,商品の制作を中止するのだとか。

誠心誠意謝って,返金すると同時に,ちょっとしたおまけを用意する。
あらかじめ,販売条件に,場合によっては納品できず返金するかもしれない旨を盛り込んでおく。
などといった,方法があります。

3.商品開発の促進
特に,コンテンツのような商品を販売する場合には,原価が掛かるわけではありません。
コンテンツ商品の開発は,ある程度自由度があります。
そんなときに,このように「先に売る」ことは,大いに開発促進につながります。
単に,購入者にアンケートを採ればいいからです。
どんな商品が欲しいのか聴けばいいのです。

もちろん,すでに販売している以上,ある程度どんな商品かの概要は決まっています。
そうでなければ,売りようがないでしょう。
けれど,細部まで決まっているとも限りません。

例えば,集客に関するマーケティング戦略のコンテンツを制作するとします。
その中で,購入者にアンケートを採り,
「どんな内容を盛り込んで欲しいですか?」
と聞いてみたところ,
「キャッチコピーの書き方が知りたい」
という答えが出てくるかもしれません。

キャッチコピーは,マーケティング戦略ではなく,マーケティング戦術の1つです。
なので,盛り込む予定はなかったかもしれません。
ですが,そのような意見を反映させて,コンテンツ内にコピーライティングのレクチャーも盛り込む,ということができます。

今はやりのプロダクトローンチなどは,このようなスタンスが取られています。
事前にコメントを求めることで,どんな内容を商品に入れるべきかを検討しています。

以上3つ紹介しました。
商品を作る前に売ってみる。
これも一つの手です。
試してみてください。

追伸
ということで,売れる広告作成勉強会については,受講者を募集しており,内容もある程度決まっています。
ですが,完全に内容を固めたわけではありません。
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