英語を身につけることのベネフィット(前編)

英語を身につけることのベネフィット(前編)

英語を身につけることのベネフィット(前編)
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あまり熱心に読んではいないのですが,英語学習に関するメルマガコンテンツを読んでいます。
たまに気が向いた時に読んで…その中に書かれているURLをクリック。

すると,英語教材に関する販売ページに飛びます。

よくクリックするのですが…その度に,ぐらりと来ます。
やっぱり欲しくなるのです。

話は逸れますが,商品的に激戦アイテムやサービスのコピーは,とても参考になります。
英語教材も1つ。
美容商材,特に化粧品も激戦アイテムでしょう。
あとは,ダイエット。
少々マニアックではありますがやはり激戦商材といえばFX(外国為替証拠金取引)の教材コンテンツも含まれます。

他にもありますが,こういった激戦商材の販売ページは,他の商材よりも,ずっとコピーが洗練されています。
…そうでないと生き残れませんから。
読んで分析することで,とても学びになります。

ということで,話を戻します。
英語教材です。

単純に考えて,英語を学んで楽しいでしょうか。
少なくとも,私は学生時代には英語が得意ではなく,英語のテストでは苦労していました。
大学受験をせずに進学した関係もあり,英語の学力は低く…他の学生よりも劣っていたことは間違いありません。
少なくとも,大学の必修科目の1つ,外国語の講義においても,英語を履修する勇気はありませんでした。
そのせいで,英語を避けて…何を血迷ったのかドイツ語を履修し,さらに地獄を見たのですがそれは別の話です。

それくらい嫌で大変で避けたかった英語学習。
なぜか今となっては,とても欲しいと思わせる要素があります。

学生時代と今との違い。
そこに,セールスコピーライティングの鍵があります。

今日は,セールスコピーライティングの中でも,基本中の基本中の基本中の基本中の基本について書きます。
本当に基本なのですが,世の中の9割の広告が,この基本を外しています。

あらためて,今日はこの基本を解説します。

一言で言うと,
「ベネフィット」
です。

定義【ベネフィット(Benefit)】
有利, 利益;利益[ため, 助け]になるもの[こと]

国語辞典などでは「便益」などと表現されています。
「メリット」
などと置き換えて説明されることもあります。

このベネフィットに関しては…真剣に解説するとそれだけで半日のセミナーになってしまうくらい奥が深いものです。

そこで,今日はシンプルに解説します。

あらためてベネフィットとは何か。

「顧客が欲しい,より望ましい変化や結果」
を意味します。

顧客は,その商品やサービスがほしいのではありません。
その商品やサービスがもたらす,より良い変化や結果が欲しいのです。

結果はカンタンです。
例えば,売上アップや経費削減。
あるいは,ダイエットならば体脂肪率とか体重が下がること。
美容だったら…肌艶が良くなって,シワが減ることでしょうか。
英語だったら,外国人と会話できることなどがあるかもしれません。

ですが,多くの広告では,
「商品」
を売っています。
「このダイエット商材は,●●で作られていて,これまでに●千人が利用していて…」
という感じでしょうか。

別に特殊な成分が使われているから欲しいのではないでしょう。
他の人が使っているからほしいわけでも無いでしょう。
顧客がほしいのはベネフィットです。

ここでは,シンプルに
「体重が減る」
ことがベネフィットです。

…とはいえ,「体重が減る」なんてコピーに書いたら,薬事法的な意味で大惨事になることでしょう。

あるいは…
「売上が上がります」
ある意味当たり前です。

英語教材を買って,
「英語が身につきます」
当たり前です。

例えるならば,コンビニでペットボトルの水の売り場で,
「この水を飲んでも,病気になりません」
と書いてあるようなもの。

発展途上国で,衛生環境が整っていないような地域においては,
「安全な水」
はこの上ないベネフィットではありますが,日本人相手にコンビニで水を販売して…
「病気になりません」
は,何ら魅力ではありません。当たり前です。

同じように,顧客の欲しいベネフィットを,そのまま書いても仕方がないのです。

ではどうすればいいのか。

…思いの外長くなったので続きはまた明日。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

追伸
売上を上げようと,がむしゃらにがんばってきたけど…疲れてきた。
そんなあなたは,一度こちらをご覧ください。

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