例によって突然ですが,ここで問題。
もしあなたが
「どんな願い事であったとしても1つだけ,必ず叶うとしたら何を願いますか?」
と訊かれたら,どんな願い事をするでしょうか。
考えてみて下さい。
いかがでしたでしょうか。
「問題」などという体裁ではありますが,願望は人それぞれ,
何を願うかも人それぞれです。
ただ,敢えて私個人的に思うことがあります。
果たして。
「そのどんな願い事でもかならず叶うのが1つだけ,という制限を無くして欲しい」
という,お約束な願いを頭に思い浮かべた人はどれだけいるでしょうか。
多くの場合,これを「禁じ手」にしたり,あるいは酷いペナルティを設定します。
そんなストーリーをたくさん見てきた人は,無意識にこの「禁じ手」を選択肢から省いてしまったのではないでしょうか。
話は逸れますが,大抵の願いであれば…本気で願うならば,その願望を叶えるために必要な代償を払う覚悟があるならば,必ず叶う,というのがお約束です。
1つ,なんて限られてなんていないのです。
人生,本気で願えば,たいていの願いは複数叶うのです。
…という安っぽい自己啓発チックな話はここまでにしておきます。
では,この禁じ手を頭にいれた上で,次の問題。
「ありとあらゆる様々なスキル(技術)の中で,何が最高のスキル」
だと思うでしょうか。
考えてみて下さい。
私はコピーライターなので,ここは「コピーライティング」と言いたいところではあります。
ですが,残念ではありますが,コピーライティングではありません。
コピーライティングは,マーケティングを実践するための戦術的な位置づけになります。
局地戦に強いスキルだと言えます。
対面販売という「セールススキル」と似たようなもの。
あくまでも局地戦だということになります。
では「マーケティング」というのが史上最高のスキルなのか。
ビジネスにおける収益アップというところでは,これが最高なのかもしれません。
ですが,先程の禁じ手を思い出して下さい。
より柔軟な思考をしてみて下さい。
分かる人にはすぐわかります。
そうです。
「スキルを学んで身に付けるスキル」
以上のものはないでしょう。
なぜなら,スキルを学ぶスキルを完璧にマスターしたならば…どんなスキルであろうと,学ぶことが出来るからです。
もちろん,オリンピックで100分の1秒を争う世界であれば,どうしても「適性」という問題は出てきます。
ですが,単に「スキルを学ぶ」ということであれば,きちんとそれを身に付ける,ということだけであれば,コレ以上のスキルはないでしょう。
スキルを学んで身につけるスキルを身に付けたならば,次はどんなスキルを学ぶべきでしょうか。
もちろん,収益アップという観点からは,マーケティングを強く推したいところではあります。
あるいはコピーライティングもそうです。
けれど…どんなスキルも,学んだ後それを繰り返し実践し続けないと,本当の意味で「身に付けた」とは言えません。
ということは「繰り返し実践し続ける」為のスキル,というのが2番目に来るのではないでしょうか。
別の言い方をすれば,
「習慣化」
のスキルとも言えます。
習慣化が出来れば,あとは,文字通りどんなスキルも身に付け放題です。
マーケティングも身につくでしょう。
ダイエットだって出来るでしょう。
英語学習だって身につくでしょう。
何でも身につけることが出来るのです。
…という,「スキルを学ぶ」とか「スキルを身につける」などと,見ようによっては,ゲームっぽい話をしてきました。
ですが,敢えて繰り返します。
どんなスキルも,繰り返し実践し続けないことには,身につかないのです。
もちろん,マーケティングも同じです。
本を読んで,とかセミナーに参加しただけでは身につきません。
実践して…身につくかもしれませんが,すぐに忘れます。
あるいは,「やってみたけど上手く行かなかった」から「どうせ役に立たない」と思ってそこでやめてしまったら,身につきません。
ではどうしたら身につくのか。
マーケティングにおいて言うならば,どうしたらマーケティングを実践して成果を出すことが出来るのか。
結局は,
「成果が出るまで続ける」
しかないのです。
最初は夢のような話から始めました。
最後はどこまでもリアリティ溢れる話で終わります。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
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