こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。
今日は…非常にギリギリのネタです。
薄氷を踏む思いで書きます。
ブログやメルマガで,
絶対に書いてはいけないネタです。
1.政治ネタ
ある方から,
ブログやメルマガで政治ネタはやめたほうがいい。
そのようなアドバイスを受けたことがあります。
ですが…まあ「多少なら」いいかな,
と思って,これまでに
「軽く」触れてきたことはあります。
別にその事自体が,
悪いことでもまずいことでもない。
そう思ってました。
先日のことです。
【特定の人達】をこき下ろす記事を
SNSにシェアしている人がいました。
仮にその人をAさん,としておきます。
Aさんの,そのシェアした投稿に対して,
BさんやCさんが,
「なんでこんな記事をシェアするの?」
とか,
「軽蔑する…」
とか,
「コレ読ませて,どうしたいの…?」
などと,Aさんを批判するコメントが入っていました。
個人的には,
この【特定の人達】は大嫌いです。
Aさんの投稿自体は,
読んで悪い気がしませんでした。
BさんやCさんのコメントにこそ,
「感じ悪い」印象を受けました。
そこで,Aさんを擁護して,
BさんとCさんを攻撃すべく,
どんなコメントを書こうか,
と考えて…
我に返りました。
Aさんも,
Bさんも,Cさんも,
それなりに親しくしている人たちです。
しかし,
Aさんと私,
BさんとCさんとの2対2で,
戦争を始めるところでした。
これが,
政治ネタをブログやメルマガに
投稿することの恐ろしさです。
もし,知らない人だったら…
より呵責無く自分の主義主張にもとづいて,
攻撃することができます。
政治家としてメルマガやブログで発信していたり,
特定の政治家の後援団体の立場としてならば…
断固として戦っていかなければなりません。
ですが…
仮に,健康食品の販売会社が
SNSで特定の政治家や政治団体を擁護したり…
あるいは糾弾したら…
無駄に炎上させるだけです。
アフィニティマーケティングの一環で,
「同じ人達が嫌い」というカテゴリで,
親近感を獲得するのも手かもしれませんが…
あまり穏やかな手段ではなさそうです。
2.宗教問題
この2つも,政治問題と一緒です。
特に,宗教問題は危険です。
宗教は,
アイデンティティの根幹にまで踏み込んでいます。
アイデンティティとは,
「自己同一性」と訳されます。
つまり,宗教は「自分と同じもの」ということです。
自分自身の根幹に関わるものを否定されたら…
命の危機も同然。
命懸けで反撃してきます。
宗教は,自分の命そのものよりも,
重きを置く可能性があります。
つまり,自分の命より優先して,
その宗教を擁護することです。
特定の宗教の教義に踏み込みたくないので,
マーケティングに例えます。
マーケティングにおいては,
LTV(ライフタイムバリュー)という
考え方があります。
その顧客が生涯で
どれだけの金額を払ってくれるか,
という考え方です。
5000円の商品を
1000円くらいで売って…
顧客を獲得し,
あとから別の商品を売って利益を確保する,
というマーケティング戦略につながります。
ここでいう5000円の商品を
1000円で売ったら4000円の損です。
けれど,
後からそれ以上の利益を得られる
見込みがあるので,
4000円を棄てること自体は怖くない,
という考えです。
そして,この4000円は,
長い目で見た時に,必要な損失です。
宗教は…この4000円くらいの位置づけで,
自分の命を捨ててくるという事態がありえるのです。
なぜなら…宗教が絡むことで,
その時自分の命を棄てることよりも
大切なものを守ろうとするからです。
宗教についてブログやメルマガで書く…
ということは,
このような人たちを
敵にしてしまう覚悟が必要になるのです。
3.差別問題
これも,概ね,政治や宗教と同じです。
詳細は省略します。
以上,絶対に書いてはいけない
3つのネタを紹介しました。
無関心になってメルマガを解除したり,
ブログをブラウザバックする。
別にこの事自体は大して問題にならないでしょう。
ですが,これらのネタに踏み込むということは,
「無関心」ではなく「敵対」をもたらすのです。
あなたにとっても…
相手にとっても…誰一人幸せになりません。
最後に。
今回はブログやメルマガの話でしたが…
セミナーや懇親会などでも同じです。
先日,あるセミナーでのことです。
講師が,こんな一言を言っていました。
「当時,非常に強いカリスマと
リーダーシップを発揮した人がいます。
そう,(ある人の名前※)…ではありません。
ヒトラーです」
※某国の国家最高権力者
ヒトラーを,歴史上の偉人して讃える人は,
多くはないでしょう。
そして,「ある特定の人」を前に出して…
その後に,
ヒトラーの名前を出した。
ということは,この講師は,
この特定の人とヒトラーを関連付けたのです。
つまり,この「ある特定の人」は
ヒトラー同様だ,
という印象操作をしていることになります。
その「ある特定の人」を
どう思うのかはさておき,
セミナー中に,
自分の嫌いな人をヒトラーに関連付けて,
印象操作をして貶めようとする講師。
その人がどれだけ
素晴らしい人であったとしても,
そのような卑劣なやり方を見て,
「ああ,この人の話,もっと聴かないと」
と思えるでしょうか。
自分自身の商品やサービスそのものの価値とは
全く関係ないところで,
自分の価値を暴落させる可能性があるのです。
それが,この3つのテーマです。
くれぐれもご注意下さい。
今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
2〜3通りしか集客法を知らない。
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そんな方は一度こちらをご覧ください。