売上改善メニュー

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 ちょっと想像してみてください。
 あなたは体調が悪いので病院へ行きます。
 そして医師に
「熱が出て大変なんだよね。インフルエンザだから、タミフ○ください」
 と言うでしょうか。

 胃炎かどうか、というのは医師の診断によるものです。
 ここで、医師の仕事を考えてみましょう。
 医師の仕事は次の3つです。

1.診察
 問診や検査などを行い、病気の原因を探します。

2.診断
 診察で集めた原因と自らの知識経験を照らし合わせて、病気を特定します。

3.処方
 特定した病気に対して、改善のために必要な処置を行います。
 例えば、
 診察にて、体温を測ったり、適切な検査をして、本当にインフルエンザかどうかを調べます。
 検査結果を踏まえて、「あなたはインフルエンザですね」と診断します。
 そして、必要な薬を処方する、ということになります。

 そもそも、医師でもない人が、自分の病状を診断できるはずがないのです。
 医師というある程度身近な存在から考えてみたらわかるのですが、これを広告宣伝に置き換えたら何かがおかしくなります。

 例えば,
「チラシを作りたい」
 という人がいます。チラシはその会社の今のビジネスの状況において効果的なのでしょうか。より適切な方法があるかもしれません。

 あるいは
「チラシを作ります」
 と宣伝する人がいます。これも変な話です。その依頼者にチラシは本当に効果的なのでしょうか。
 まるで、インフルエンザだろうが、ただの風邪だろうが、ぜん息だろうが、誰に対しても
「私は胃薬を扱っているので、胃薬いりませんか?」
 と言っているようなものです。

 セールスコピーライターの仕事は「集客代行」です。
 ある意味、集客というテーマにおける「医師」だと思っていただければ理解しやすいでしょう。

 例えば、まず診察から始めます。
 つまり、現状の問題点を特定します。
 単に売上が下がって困っている、ということであっても、その原因が何かをわからないと、対策が逆効果になることも十分にあり得ます。

 その結果を診断します。
 見込み客に対して、新人セールスマンが拙いセールスをしている結果、成約率が下がっているという原因がわかった場合、診断は、
「その新人セールスマンを解雇する」
 または、
「新人でも結果を上げられるようなセールストークスクリプト(台本)を用意する」
 等といったものになるでしょう。

 解雇するのはセールスコピーライターの仕事ではないので、法律家に任せるとして、トークスクリプトが必要であれば、その作成をセールスコピーライターが代行する、ということになるのです。
 ここで、もし診察もせずに、
「売上が下がっている=新規顧客獲得が足りない」
 と短絡的に判断していたらどうなるでしょうか。

 チラシで問い合わせなどの見込み客を増やすことはできるかもしれません。
 そして、その新人セールスマンが対応にあたり…失注を増産するだけで終わります。
 医師も、セールスコピーライターも、まずは診察から始めないと解決できないのです。

 セールスコピーライターは医師ではないので、診察とは言わずにコンサルティングと表現します。
 まずはどなたにもコンサルティングから始めるべき理由はここにあるのです。

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