難易度鬼畜レベルのミッション 後編

難易度鬼畜レベルのミッション 後編

難易度鬼畜レベルのミッション 後編
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

昨日の続きです。
昨日は店舗集客に関して,どうすれば売上に繋がるか,という話でした。具体的には,

1.店の存在を認識してもらう
2.店内に入ってもらう
3.店内で商品をレジまで持ってきてもらう

という3ステップを経ないと,売上にはならない,という話でした。

今日は,この1〜3の間にある,壁をどう越えていくのかを解説します。

そもそも,売上を上げるにはどうしたらいいのでしょうか。

世界ナンバーワンマーケティングコンサルタント,ジェイ・エイブラハムによれば,

1.顧客数を上げる
2.客単価を上げる
3.購入頻度を上げる

という3つしかない,という話です。
つまり,
売上=顧客数×客単価×購入頻度
という計算式になります。

これ自体はそのままでいいのですが,店舗集客という視点で考えるなら,

売上=来店人数×客単価

となります。
ここでは,来店人数は「延べ人数」ですので,リピートも含みます。

その上で,先程の3つの壁をどう越えるのかを,という話になります。

1.店の存在を認識してもらう
これは,先程の計算式のうち,「来店人数」にアプローチする考え方です。

言い方を変えると,これは
「普通」
の集客と一緒です。
つまり,集客の全てをこのブログの今日の記事で開設するのは不可能です。

そこで,店舗集客ならでは,という視点でのみ解説します。

まずは,メディアです。
どのように広告宣伝するか,ということです。

逆に言えば,何が適していて,何が適していないか,ということでもあります。

具体的には,店舗集客において,「WEB集客」にこだわるべきではない,という考え方です。

全部オンラインで完結しようとするのは大変です。
もちろん,今の時代はどんなビジネスでも基本的にはWEBサイトは必要でしょう。
ですが,WEBサイトがある,ということと,そのWEBサイトで集客する,ということはイコールではありません。

つまりオフラインで集客して,オンラインに繋げる,という考え方は,店舗のようなエリアビジネスでこそ真価を発揮します。

回りくどい表現をしました。
要するに,店舗集客の場合は,チラシにもっと力を入れるべきでしょう。

チラシを見て,直接来店してもらえるような,オファーを設定する,というのが基本です。
その上で,チラシだけでなく,もっと情報がほしい,という人のために,WEBサイトも用意しておく必要があるでしょう。

2.店内に入ってもらう
店舗集客の決め手がこちらです。

数年前,ある喫茶店の近くで,路上駐車して,人を待っていたときのことです。
たまたま視界に入っていたので,眺めていました。

すると…歩道を歩いている人が,その店の前で立ち止まり,看板をみたり,中の様子をうかがったりして…そのまま,立ち去っていきました。

5分程の時間でしたが,このような人が3人くらい,いました。
つまり,その足を止めた3人が,店内に入ってもらえれば,あらたに3人の顧客獲得に繋がったかもしれません。

店内に入ってもらう工夫は,いくつかありますので紹介します。

(1)扉を開けておく
可能であれば,扉を開けておき,中がよく見えるようにしておくと,入りやすくなります。

実際,デパートやショッピングモール内の店舗は,扉がないので,顧客が自由に出入りしやすくなります。
この考え方を,路面店舗でも取り入れる,という発想です。

(2)看板
看板のコピーで,中に誘導できるようにするのも一つの手です。
コピーの考え方は,物を売るのではなく,中に入ってもらうことを意識するのがポイントです。

例えば,物販の場合,買いやすい商品や価格を書いておく…などがあります。

(3)呼び込み
単純に,外に出て呼び込みするのも一つです。
この場合は,どのように声がけするのか,知恵を絞る必要があるでしょう。

3.店内で商品をレジまで持ってきてもらう
このプロセスは,完全にセールスになります。
セールスをこの項目で全て解説するのは大変なので,ここでは,2つだけ紹介します。

(1)セールスパーソンと専門家の境目
これはどういうことでしょうか。
それは,顧客の感情…特に欲求部分です。

店内で商品を見て回っている間は,まだそこまで欲求が高まっているわけではありません。
そんな時に,擦り寄ってきていろいろ話しかけてくる店員は,ウザいセールスパーソンです。

ですが,いくつか目星を付けて…その中でわからないことが出てきた時点で,初めて店員の出番です。
その時点で近づいて,
「何かお困りのことはありますか?」
などと聞いてもらえば,顧客の分からない問題を解決する専門家として,ウザがられずに済みます。

(2)掛け声
店内に入ってきた顧客に,どんな声掛けをするでしょうか。
ジェイ・エイブラハムによれば33通りの掛け声を試してみたことで,売上を大きく伸ばした,という事例があります。

いろいろ言葉がけを試して,セールスの成約率がどれだけ変わるのをテストしてみて下さい。

以上,本当にざっくりとした概要だけではありますが,店舗集客の基本です。
もっと詳しく知りたい方がいれば,コメント欄で具体的に聞いていただければ,回答をまた記事にします。

お役に立てましたら幸いです。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

1つの集客法で7割以上を集客している。
これは危険です。
とはいえ,どうしていいかわからない。
そんな方は一度こちらをご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください