独自メソッドという差別化の注意点

独自メソッドという差別化の注意点

独自メソッドという差別化の注意点
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今もMacBookProでブログを書いているのですが…使いはじめて,二年半。
経理的にはパソコンの耐用年数は4年。
そう考えると,まだまだもうちょっとこの機種を使い続けたいところです。
一方…良い物があれば,買い替えたいという気持ちがあります。

具体的には,MacBookAirという機種が,「Retina(レティナ)ディスプレイ」になったら,それを手に入れたい。
そう思いながら,今日に至ります。

私自身,それほど目がいいわけではありません。
ですから…画面の美しさ,綺麗さ,鮮明さなどは,あまり気にしなくてもいいのかもしれません。

とはいえ,やはり綺麗なものをみてしまったら…「ランクを落とす」のは,少々心理的抵抗があります。

具体的には,現行のMacBookAirは「ワイドスクリーンディスプレイ」です。
一方,今使っているMacBookProは「Retinaディスプレイ」です。

さて,「ワイドスクリーンディスプレイ」と「Retinaディスプレイ」。
どちらのほうが,より「綺麗そう」でしょうか。

今日のテーマは,
「独自メソッドという差別化」
という話です。

Retinaとは,もともと「網膜」という意味です。
網膜になぞらえるくらい,画像がきれいだ…ということなのでしょう。

俗っぽい表現ですが,
「むちゃくちゃきれいなディスプレイ」
ということになります。

では,「ワイドスクリーンディスプレイ」という名称で,この「むちゃくちゃな綺麗さ」は伝わるでしょうか。
「ワイドスクリーン」という,割と普通に聞く言葉です。
これだけで,「今までとは一線を画した綺麗さ」という感じにはならないのではないでしょうか。

Retinaディスプレイは,要するに,むちゃくちゃ綺麗なディスプレイです。
だからこそ,「Retinaディスプレイ」という,「普通ではない」特別の名称を付けたのです。

ここで,Apple以外の,他社の機種,他社のディスプレイとくらべて,どちらがきれいなのでしょうか。

実際には「見比べてみないと」わからないものです。
しかし,「Retinaディスプレイ」という名称がついているだけで,
「なんとなく他よりも綺麗な感じ」
がするのではないでしょうか。

同じように,接続端子も,単に「接続端子」などと言わず,「Thunderbolt(サンダーボルト)」という名称を付けることで,
「なんとなく」
凄そうな感じがいます。要するに…単なる接続端子なのに,です。

このように,ありふれたものに,特別な名称を付けることで,特別な機能があるかのように,感じてもらいやすくなります。

では,独自の名称をつけて,独自メソッドをアピールさえすればいい,ということなのでしょうか。

今回は,世界に名だたる,Apple社の話です。
Apple社と私達通常の企業を一緒にすることはできません。

Apple社と私達の違いは何か。

言うまでもなく,認知度と信者客の質・量です。
言い換えると,すでに多くの人達から十分に「注目されている」からこそ,独自メソッドとや独自のネーミングをみることで,
「おお,なんか凄そう!」
と思ってもらえます。

ですが,聞いたこともない企業が,聞いたこともないよくわからない商品やサービスに特別な名称をつけたところで
「よくわからんし,いいや」
と敬遠されて終わるだけでしょう。

独自路線を貫いて,商品やサービスに独自メソッドを展開。
これ自体は,いいも悪いもありません。

ただ…独自メソッドを展開するのであれば,一定の注目・注意を引いてからでなければ,
「なんかよくわからんけど怪しい」
と思われて終わるだけです。

まずは,注目を集めること。注意をひくこと。
その上で,独自メソッドを展開。

これが基本です。
誰にも認知されない,知られていない,そんな独自メソッドに価値はないのです。
まずは,知ってもらうところから初めなければならないのです。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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