たまたま,iPhoneを手に取ったところ,Googleアプリが起動。
検索専用のアプリなのですが…その検索窓の下に,記事が配信されていました。
思わず,タップ。
なぜなら,記事の内容が私の大好きな「ガジェット系」のコンテンツだったからです。
定義【gadget(ガジェット)】
ちょっとした(目新しい)道具[装置,仕掛け],気のきいた小物[付属物]
思わずその場でコンテンツを読みはじめ…そのまま一気に最後まで読んでしまいました。
そして…振り返って,はっと我に返りました。
今回のコンテンツは,パソコン周辺機器に関する解説です。
私も使っている機種の上位版が新発売されたとかで,その使用感に関する解説でした。
読んで…非常に欲しくなったのは言うまでもありません。
つい先月,買い替えたばかりなので,ぐっと我慢です。
次に壊れた時にでも,この周辺機器を買い換えることにします。
(実際に,この周辺機器を買ったのは三台目ですので…)
さて。
今日の本題です。
なぜそもそも,私のGoogleアプリに,このコンテンツが表示されたのでしょうか。
ちょっと考えてみて下さい。
今の時代は,
「個人情報保護」
に関して,声高に叫ばれています。
さほど気にしない人であっても,まわりでこれだけ「個人情報保護」と叫ばれていれば,気にしつつあるのではないでしょうか。
ですが…今となっては,個人情報はダダ漏れのようです。
隠しきれるものではないようです。
例えば,今回のガジェット系のコンテンツ配信。
私が,このガジェットを購入した…という情報が,Googleに保管されています。
私のIDでログイン済みの,Google Chrome。
このインターネットブラウザで検索すれば,その検索ログが残ります。
もっと確実なもの。
それは,Gmailでしょう。
Gmailのメールボックスに,
「ご注文ありがとうございます」
といった言葉が含まれたメールが受信されれば,
「その商品を注文した」
ことは確実にわかります。
その商品データを把握して,その上位機種が発売された時に,その案内を配信すれば…高い確率で見てもらえることでしょう。
なぜなら,興味があることが確実だからです。
現に,私は別の目的が合ってiPhoneを手に取ったのに,セキュリティを解除した瞬間に表示された,その記事を見て思わず最後まで見入ってしまいました。
残念ながら「欲しいけれど買わない」という結果にはなりました。
が…これが「宣伝」だったとしても,「売り込まれる」感じはほとんどありません。
あらためて,広告とは何でしょうか。
正確な定義を話し始めると,また1日分の記事になってしまうので,今日は省略します。
要するに,
「買ってもらうことを目的に,その商品の宣伝をすること」
という感じでしょうか。
一言でまとめると,
「売り込み」
というものになります。
「売り込み」
という言葉からどんな印象を受けるでしょうか。
あまりいい気持ちがしない…そんな人が多いのではないでしょうか。
なぜなら,欲しくもない,興味もないものを,
「買ってほしいがために」
強引に売り込まれた,という体験を誰もがしているからです。
さて,さきほどのガジェット系コンテンツ。
これも売り込みに入る,といえば入ります。
ですが,嫌な気分はしたのか。
もちろんありません。
自分にとって興味関心が高いものに関するテーマだからです。
「広告」といえば「売り込み」。
そんな等式が成り立つようになって久しくなりました。
ですが今となっては,本当に精度の高い広告は,
「消える」
のです。
なぜなら,
「売り込みを受けた」
という感覚がわからなくなるからです。
実際,私も,
「よくよく考えたら,これって売り込みだなぁ。ま,いいか」
という感じでした。
その人にとって本当に興味関心が高いものに関しての情報提供。
それはもはや広告とは呼ばないでしょう。
これからの時代は,
「ウザがられる」
広告はどんどん淘汰されていくでしょう。
そして…興味関心が高い,
「情報提供」
だけが,「消えた広告」として生き残っていくことでしょう。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
こんな時代に…「弊社は…」という言葉を5回も6回も使っているようなホームページは,確実に淘汰されていくことでしょう。
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