問題解決につなげる「意識のリソース」

問題解決につなげる「意識のリソース」

問題解決につなげる「意識のリソース」
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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
 
 
 
今日は…
食事の準備をしている時に,
少々ミスをしてしまいました。
 
 
左手の指を2本ほど,
熱せられたフライパンに
直に接触。
 
 
数時間経ちますが,
今もズキズキ痛みます。
 
 
医学的なことはわかりませんので
あくまでも伝聞です。
 
 
指先は,
神経が集中しているため
どうしても痛むのだそうです。
 
 
 
今もこうしてその痛い指で
キーボードをつついているのですが,
痛みとタイプミスの多さにうんざりしています。
 
 
 
さて。
今日はマニアックな概念を1つ紹介します。
 
 
「意識のリソース」
です。
 
 
昔から,
人間の脳を
「コンピュータ」
に例えることがよくあります。
 
 
コンピュータ用語に
「リソース」
という言葉があります。
 
 
意味は,
「コンピュータが稼働するために必要な、
ハードウエア・ソフトウエアの環境」
だそうです。
 
 
要するに,リソースが十分にあれば
コンピュータは問題なく稼働します。
 
 
リソースがいっぱいいっぱいだったら,
フリーズしてしまいます。
 
 
例えば…
パソコン・ソフトを30種類起動して,
実際に稼働していたら
「むちゃくちゃ重たくなる」
のは何となくご理解いただけるのでは
ないでしょうか。
 
 
 
 
同じように,
人間の脳,そして意識にも
リソースというものがあります。
 
 
意識のリソースが十分であれば
しっかりと思考することができます。
 
目の前の問題に対しても
最適な解決策を脳内で検討できます。
 
 
 
…が。
リソースがカツカツだと,
思考することはできません。
 
 
 
そして…
パソコンと違って,
人間は生命体であり
肉体を自覚することができます。
 
 
つまり…
体が不調なだけで,
リソースが一気にカツカツに
なっていくのです。
 
 
その不調さも
慢性的になることで,
意識のリソースを食いつぶす量は
減るかもしれません。
 
ですが…このような場合,
「リソースの最大量」
は減ってしまうものです。
 
 
 
回りくどい話をしてきました。
要するに,私は今,指先が痛いです。
 
 
痛いので,
私の意識のリソースは激減しています。
実際に痛いのですから仕方がありません。
 
 
ただ,
この時は自分のリソースが激減して
思考力が低下しているので,
どうしても見落としがちになることがあります。
 
 
それは…
指先が痛かったとしても,
指先とは違う場所は,
別に大きな問題はない
ということです
 
 
ということは,
指先さえ痛くなければ
身体の問題は感じなくて済みます。
 
 
けれど,
指先が痛いので,
意識のリソースは激減。
思考は「痛い」に尽きます。
 
 
 
この話を,
集客に置き換えてみましょう。
 
 
例えば,
セミナーを開催するとします。
 
 
広告宣伝しました。
申し込みはゼロ。
 
セミナーの日程が迫っているとします。
 
 
すると,
「どうしよう,どうしよう,どうしよう…」
「申し込みがない」
「申し込みはゼロ…」
という「痛み」に,意識のリソースが
根こそぎ持って行かれてしまいます。
 
 
そんな事態のときこそ,
「冷静で合理的な問題解決のための思考」
が必要なのに,です。
 
 
目の前の問題に,
フォーカスを当てすぎてしまうと,
意識のリソースが食われて
思考ができなくなります。
 
 
 
上手く行っていないときこそ,
一歩引いて,
考えてみることです。
 
 
では,
どうすればいいのでしょうか。
 
 
3つほど紹介します。
 
 
1.書き出す
 
全部書き出すことです。
 
書き出せなければ…
書き出せないところに
問題点がひそんでいるのです。
 
 
オススメは,
紙に手書きで書くこと。
 
 
パソコンなどのデジタルツールではなく
実際に紙で書いてみることで
「実感」
する部分が増えます。
 
 
 
2.時間を置く
 
許されるならば,
一旦時間を置いて,
クールダウンすればいいでしょう。
 
 
ポイントは,
期限を切って,
そこまでは手放すことです。
 
 
例えば
「明日の昼まで,
この点は脇においておく」
と決めるのです。
 
 
決めないと,
クールダウンになりません。
ずっと脳内をその問題が占めていて,
意識のリソースを
食われ続けることになります。
 
 
3.人と話す
 
誰か相談に乗ってもらうことができるなら,
これがベストな解決策でしょう。
 
やり方は2つあります。
 
 
1つ目。
その抱えている問題について
解決策を持っている人に
聞いて,解決策をアドバイスしてもらうことです。
 
 
例えば,先ほどのセミナー集客の
例であれば…
集客のプロにアドバイスを仰ぐのがベストです。
 
 
 
もしくは…
2つ目。
誰かに話を「聴いてもらうこと」
です。
 
ポイントは,
「聴いてもらう」だけであって,
アドバイスを「してもらわないこと」です。
 
 
なぜなら,その道のプロでもない人から
的はずれなアドバイスを貰っても,
かえって混乱するだけ。
更に意識のリソースが食われます。
 
 
そして…
「話を聴いてもらってアドバイスを貰ったのだから…」
と変な負い目を感じて,
実行したら…やはりうまくいかないでしょう。
 
 
実行しなければ…
やはり意識のリソースは食われるだけ。
 
 
ならば,下手にアドバイスをもらわないように,
「ただ聴いてもらう」
のがベストです。
 
 
以上,
意識のリソースに焦点を当てて
問題解決に関する3つの方法を紹介しました。
 
 
最後に繰り返します。
 
1つの大きな問題に
意識を集中してしまうと…
それ以外が視野からはずれます。
 
 
1つ上手く行っていないときこそ,
「何もかもうまくいかない」
と思い込んでしまいます。
 
そんな時は,
「それ以外はうまくいっている」
ことに気づくことで,
気が楽になるものです。
 
 
 
 
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あわせてご覧ください。
 
 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
 
 
追伸
「その人だから上手く行った」
「たまたま上手く行った」
人にアドバイスを求めても,
あなたがうまくいくとは限りません。
 
 

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