こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業，
アップスタッツ経営研究会，
セールスコピーライターの飯山です。
さて…
あなたがこのブログを以前から
ご覧になっていたとしたら，
気付くことがあるのではないでしょうか。
そう，
私のプロフィールを，
WEBサイトの右カラム（列）に
載せました。
どのブログのどのページを開いても，
必ずこのプロフィールが
表示されます。
アップスタッツ経営研究会の
「代表者紹介」
には，カピバラと２ショット写真が
あるのですが…
このプロフィール写真は，
プロの写真家に撮ってもらった
普通の証明写真です。
何が言いたいのか。
そう…
実にウザいです。
ブログを更新する度に，
何度も何度も自分の顔写真が
視界に入ります。
実にうざくて目障りです。
視界に入らないように，
右カラムの最下層に
表示させたいところではあるのですが，
残念ながら，
このほうが効果的のようですので
あきらめてこのままにします。
一応，
マーケティング的な効果について
簡単に説明します。
それは単純接触効果です。
ザイアンスの法則とも呼ばれます。
１．人は知らない人には攻撃的，冷淡な対応をする
２．人は会えば会うほど好意を持つようになる
３．人は相手の人間的な側面を知ったとき，
より強く相手に好意をもつようになる
この単純接触効果を狙って，
自分の顔写真付きのメモパッドを
販促品として配り歩く人もいる…らしいです。
私にはとてもマネはできませんが。
話を戻します。
WEBページを開く度に，
必ず顔写真が表示されるのだから，
単純接触効果によって
好感度アップを狙えるのではないか。
…という話ではあります。
もちろん，それだけではないでしょう。
会ったことのない方と
商談で待ち合わせをするときに，
毎日顔を見てもらえていれば，
すぐに見付けてもらえる…
というメリットはあります。
そろそろ今日の本題です。
私は自分の顔写真など
見たくもないし，
ウザいと思うのですが…
それでも載せました。
トップページの上で
必ず視界に入るところにです。
なぜか。
「ウザい」
と思うのは，
私だからです。
ちょっと想像してみてください。
あなたは，
ある法律問題で悩んでいるとします。
知り合いに相談したら…
ある弁護士がいい…という
オススメを耳にしました。
さっそく…その弁護士のWEBサイトを見てみると…？
顔写真が出ていました。
ブログも定期的に更新されており…
たまにチェックしてみる度に，
その弁護士の顔写真が
視界に入ります。
いよいよ法律相談の申込みを
しようと思ったときに…
電話をするにあたって，
不安な要素はどんな感じに
なるでしょうか。
今はもうやっていないのですが，
私が法律職として，
債務整理関係の仕事を
していた１０年以上前の話です。
ある方から
「自己破産申立書」
の作成依頼を受けました。
依頼の手続を終えて
帰り際にその依頼者が…
「いや～
もっと早く来れば良かったです。
もう銀行強盗するか，夜逃げするか。
法律の専門家に話を聞きに行くか
最後まで迷ってました」
もともと敷居が高い仕事だとは
思っていたのですが…
銀行強盗，夜逃げと並ぶ
選択肢になるとは思いもせず…
唖然としたのは良く覚えています。
それくらい，
法律職の人に話を聞きに行くのは
怖かったと言うことでしょう。
ですが…
それでも来てもらえたから，
この依頼者は破産を経て
生活再建の一歩を踏み出すことが
できたのです。
先ほどの例の話に戻ります。
先ほどの弁護士が，
もし顔写真も載せず，
ブログも何も更新していなかったら…？
果たして，法律問題で
悩んでいた方は，
相談の予約はできたでしょうか。
もしかしたら…
敷居の高さにはじき返されて，
泣き寝入りする羽目になったかもしれません。
…ということは，
顔写真を載せる載せないという話は，
あくまでも「お客様」の立場に立って
考えるべきことだ，ということです。
私がオンラインマーケティングを
学び始めた頃の話です。
WEBサイトには
顔写真を載せた方がいい，
という考え方が出始めていました。
インターネットというメディアが
まだまだ信用されておらず，
ネット上に顔写真を載せるのは
危険だ，と思われていた頃の話です。
…だからこそ，載せた方がいい
という話でした。
すると…
ある女性の行政書士が
こんなことを言いました。
「私は女性だからネットに
顔写真を載せるのは不安です」
実際，不安なのは仕方が無いでしょう。
だからこそ選択しなければなりません。
自分が不安なのを我慢して写真を載せることで，
お客様が安心するのか。
それとも，
自分のエゴを優先して，
写真を載せないことでお客様を
不安にさせるのか。
今日のタイトル
「広告のコツ」
はここにあります。
自分のエゴを満たすのか。
それとも，自分のエゴを引っ込めて
お客様の立場に立って考えるか。
ただそれだけの話です。
よくある広告の失敗例は，
広告主が「飽きて」しまったので，
まだ効果が高い広告キャンペーンを
終了してしまうことです。
これは，「飽きた」という
広告主のエゴを優先させた結果，
売上を大きく落とすことになります。
だからこそ，
基準は顧客であり…
そして具体的な数字で測定するしかないのです。
ということで…
私は自分の顔写真を見て
ウザかったり吐き気がしても，
それは私のエゴなので，
載せないわけにはいかないのでしょう。
弁護士のように社会的信用はありません。
セールスコピーライターであり，
マーケティングコンサルタント。
怪しくて不安だ…
と思われて当然です。
せめて顔写真くらいは出さないと，
実在の人物だと思われない可能性もありますから。
もちろん，
このブログを訪れる方の大半から
「写真がウザイです」
というメッセージが来たら，
すぐに削除します。
それがお客様の判断ですから。
今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。
WEBからの申し込みを致命的に減らす１枚の写真
単純接触効果を具体的に活用するには
誰もがすぐにできる、顧客から興味を持ってもらう方法
セールスレターで二番目によく読まれる箇所
言えば言うほど不安を煽るコピーの正体
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
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