こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。
今日は,経営者がFXをやることの
是非について,私なりの
見解をお伝えします。
ここではFXを例に紹介しますが,
単なるFXではなく…
その先の問題として生産性,
あるいは仕事に対する思いや考え方にまで
踏み込んでいきます。
そんなにチャートが気になる?
先日のことです。
ある団体の懇親会に参加しました。
私は懇親会というものは苦手で,
基本的に参加しません。
(セミナー後の懇親会に限っては,
「懇親会終了までがセミナー」
だと思って参加しています)
ですが,
先日は,非常にお世話になった,
恩ある方を慰労するためのものなので,
久々に勇気を出して参加しました。
ですが…
やっぱり,懇親会は好きになれません。
よっぱらって大声を出して騒いでいる,
60過ぎの人を見ると,
金曜の夜とかに,
山手線のホームでよく見かける
吐瀉物を見てしまっような気分になります。
それはさておき。
今日の本題です。
たまたま,私の隣にその団体の
重鎮が座ることになりました。
彼は,
ひっきりなしに,
スマホを見ています。
時刻はとっくに21時を過ぎていますが
よほど忙しいのでしょう。
…と思ったのですが。
視界にちらっと写ったのは,
メッセンジャーでもメールでも
LINEでもなく…
ローソク足でした。
何かのチャートでしょう。
私自身はFXはやりませんが,
身近な人でFXをやっている人がいるので,
それをネタに,その重鎮に話しかけました。
その内容はどうでもいいので
省略します。
ですが,
その後も,
彼はひっきりなしにチャートを
チェックしていました。
この人については
もともと「良い評判」は耳にしていないし,
業種的にもつながることはないので
気に留めることもないのですが…
この様子を見て,
「ああ,この人のところには
仕事は来なくなるだろうな」
と思いました。
なぜか。
私はFXについては
よく知りません。
ですので,私個人の見解から,
次の4つの理由によるものです。
1.意識のリソース,食い過ぎ
常にチャートをチェックしている…
ということは,
「そういうトレード」
の仕方をしているのでしょう。
詳しくは知らないのですが,
例えば,1日でトレードが終わる,
デイトレード。
長期保有。
デイトレードよりも更に短い,
超短期保有のスキャルピング。
いろいろあるようです。
さすがに,
スキャルピングは,
画面に張り付いていないと
できないので…
おそらくデイトレードだと
思われます。
つまり…
FXのポジションを持っている
(実際にトレード中)
間は,常にチャートが
気になって
気になって
気になって
気になって
気になって
仕方がない状態です。
意識の8〜9割が
チャートに向いている状態で。
何かに集中して
仕事ができるでしょうか。
2.目の前の人よりもチャート?
そこは,懇親会の場です。
懇親会でやることは,
FXトレードなのでしょうか。
私はその方とは
大して親しいわけでもなければ
今後も親しくしたいと
思っているわけではありません。
ですが…
そうではなく,
親しくしたいと思う人が
いたならば…
会話が上の空で,
意識がどこかよそに向いている人と,
親しくできるでしょうか。
あるいは…
そんな人が,
「重鎮」の役割を務める団体に,
どれだけの将来性があるのでしょうか。
3.仕事ができるように見えない
今回,私がたまたま隣の席で
彼がチャートを見ていることが
わかりました。
ですが…
チャートかどうかわからなければ,
単に携帯電話をひっきりなしに
見ているだけ,という様子です。
さて。
ここは価値観の問題ですが…
何度も
何度も
何度も
何度も
何度も
携帯ばかりを見ている人を見て,
あなたはどう思うでしょうか。
私は,
「この人は,とても仕事ができない感じ
なんだろうなぁ」
と思います。
本当に仕事ができる人は,
携帯電話など,ほとんと見ていません。
携帯電話ばかりをチェックしていると
気がそれます,
集中力が低下します。
生産性も下がります。
私が出会った
尊敬できる凄腕の人たちは…
携帯電話を見てばかり…ということは
ほとんどありません。
懇親会の時で,
他の人との会話の間に
たまーにチェックしているくらいです,
それもごく短い間なので,
「いつまでも携帯電話を見ていて
話しかけづらい」
という様子もありません。
ですが…
彼の場合は,
携帯,見過ぎです。
実に仕事の段取りが下手な人なんだろうなぁ
という印象が拭えません。
4.そもそも経営者がFXってどうよ?
これも完全に価値観の問題ですが。
そもそも,FXという言葉自体は
知られるようにはなってきましたが,
容認されているかどうかはまだ
何とも言えません。
例えば,
FXで何百万,何千万,溶かした…とか,
新小岩駅でアイキャンフライした,
脱税で捕まった…
といったセンセーショナルなニュースが多いのが
現状です。
※新小岩駅
2010年1月以降の
累計人身事故件数ナンバーワン
(参照 鉄道人身事故データベースHP)
<参照>
その現状を踏まえた,
一部の経営者としては…
「本業に打ち込まない経営者なんて
相手にしていられるか!
信用ならん!」
…と思われる人も
少なくないのではないでしょうか。
そもそも,
「本業で儲かっていないから
FXに手を出しているのかも」
なんて誤解をされたら,
信用問題に発展します。
私は,
FXを全否定するつもりはありません。
ですが,
この方のような
「デイトレード」
的な手法をすることで,
チャートが気になって仕方がない
ようなトレードをしている人とは
関わりたくないところです。
何を言ってもすべて,上の空のような
気がしますからね。
以上4つ,お伝えしました。
経営者がFXとどうつき合うのか
副業としてFXをやる。
これは完全に価値観の問題です。
上述のように,
「本業に専念しない経営者なんて
信用できない」
と思う人もいるでしょう。
あるいは…
今の時代に,
完全にひとつの事業に専念することは
とてもハイリスクです。
いつ,どんな事情で
その事業に大きな障害が
降りかかるかわかりません。
1つの事業に専念して,
会社を守れなかった例など,
ここで紹介するまでもないでしょう。
そういう意味では,
個人収入とはいえ,
収入源を増やす…という観点から,
私個人としては
「悪くない」
とは思います。
…が,
デイトレードは論外です。
本業に差し障りますからね。
理想的なFXとの付き合い方は,
1日あるいは週1回程度,
限られた時間,チャートをチェックするだけ,
という方式が向いているのでしょう。
さらに。
収入源としてがだめとは言いませんが,
収益にばかり固執してしまうと,
適切な損切りもできなくなります。
ですので,
「日本経済,世界経済を身近に感じる
きっかけとツールとして,
FXをやってます。
FXをやりはじめてから,
経済関連のニュースがとてもよく
理解できるようになりました」
という感じが,
経営者としてはベストではないでしょうか。
最後に。
FXは,投資です。
投資は自己責任です。
このブログとして,
アップスタッツ経営研究会として,
FXをやることそのものは
推奨も否定もしません。
念の為。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
今回の,
2018年ラストスパート,
2019年ロケットスタート
キャンペーンに
申し込みいただきまして,
ありがとうございました。
本日も,
問い合わせ・申し込みを
頂いております。
本日23時59分が締め切りですので,
迷っている方は,
今すぐ申し込みください。
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