こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。
元旦,昨日…と,
目標設定についてお伝えしました。
そして,
効果的な目標設定のために
必要な考え方が出ている,
この本を紹介しました。
では…
この本を読めば,
目標達成できるのでしょうか。
今日のテーマは…
我ながら胃が痛くなりそうな内容です。
力いっぱい,ブーメランを
投げさせていただきます。
「なぜ勉強すればするほど,
成果が出なくなるのか」
という話です。
三賀日にもかかわらず,
私のブログをご覧いただいている
向上心あふれるあなただからこそ,
気をつけていただきたい話をします。
熱心な勉強家がハマってしまう
罠を回避して,
2019年を今までとは違う年にしたいと
真剣に考えている方は,
最後までご覧ください。
先に断っておきますが,
今日は
「ここから先はこの本に書いてあります。
今すぐこちらからご注文ください」
という展開はありません。
ぶっちゃけ
この本を読んで目標を達成できる確率
私の師匠である著者は…
私が彼と会って話して,
彼の人柄や考え方から推測する限りにおいて…
この本を手にとった人すべてが,
最高の価値を得られるように,
全身全霊込めて,
この本を執筆されたはずです。
では,
実際にこの本を手にとった人
すべてが目標達成できるのか。
私の見立てでは…
半分もいないでしょうね。
10%もいるかどうか。
世間で言うところの
「成功率」というものは,
3%…という話を耳にしたことがあります。
ですので,世間の標準レベルである
3%に比べたら,
10%というのは優秀でしょう。
そのために知恵と工夫を凝らして
練りに練った…という話は
師匠(著者)から聞いておりますので。
では,
なぜこの優秀な本を読んでも10%程度なのか。
ですので…
この本をセールスコピー風に
表現するならば,
こんな感じになるでしょう。
「この本は図やイラストが多用されており,
1つのテーマにつき1分程度で読めます。
ですので,電車の乗り換え時間の間でも
さっと開いてさっと読んですぐに
理解できるので,日々の実践に
活用しやいです」
本というよりは,「鈍器」です。
持ち歩いてさっと読むようなものでは
ないでしょう。
ですが,この本はソフトカバーで192ページ。
大してかさばるものではないでしょう。
さっと開いてさっと読んで
すぐに理解して即実践。
そのためのイラストであり図解であり…
著者の,これまで研修講師として
日本全国を飛び回って蓄積してきた,
「難しいことをわかりやすく伝える技術」
を駆使して書かれた平易な文章。
これがこの本の強みにして売りです。
そしてこれが
この本の最大の弱点にして,
実践率・成功率を妨げる要因でもあるのです。
この本,最大の弱点
もちろん,今日現在,
出版前の本ですので,
私が手にとって読むことはできません。
原稿の下書きみたいな資料を
チラ見せさせていただきました。
後は,著者との会話や
メッセンジャーのやり取りからの
推測です。
本の内容は,シンプルです。
なぜなら,
この本のメインターゲットは,
日頃あまり本を読まない
若年層に向けて伝えたい内容
だからだそうです。
だからこそのシンプルさなのですが…
定義【シンプル(simple)】
単純。
わかりやすく単純な内容です。
そして…
私は一言も「簡単(easy)」とは
言っていません。
内容がシンプルなだけに,
簡単そうに見えるのです。
師匠から資料をチラ見せ
させていただきましたが…
内容をパラパラと見ると
「ふーん…」
と思いながら進んでいくと…?
「ん?ちょっと待て!」
と思う内容もちらほら。
読んで内容を理解するだけなら簡単。
それを腑に落ちして自分に当てはめて
実際に適用して成果を出すのは…
「決してイージーなレベルではない」
ものもあります。
つまり,
読んで自分の頭で考えて,
腑に落として,
実践するにあたって,
「見た目が簡単そう」
だから,ナメて掛かって
失敗する人がいるかもしれないのです。
「読んですぐ理解はできるが
考えて実際に行動はむちゃくちゃ大変」
な具体例を一つ紹介します。
※この本の内容ではありません
「あなたが人にしてほしいと思うものを
人にしなさい」
「黄金律」と呼ばれ,
古来より様々な宗教の聖典に
記載されています。
これ…言葉だけで理解するなら,
シンプルですよね。
これを,いついかなる時にも
心がけて実践する。
これはとてつもなく大変です。
同じように,
この本に書いてあることは
とてもシンプルなものばかり。
即実践できることもあれば…
もしかしたら何日も,何週間も
何ヶ月も…あるいは何年も,
自分自身に向き合い続けて
ようやく実践できる内容も
含まれているかもしれません。
そういった,
本当に大切なものをさらっと
読み流して…
これでうまくいくでしょうか。
「簡単そうに見える」
から,
テキトーな気分で1回取り組んで,
うまくいかない。
「何かよくわからんけど
上手く行かなかった,
この本はだめだ」
…と投げ出してしまう人が
多々いるでしょう。
だから,
この本を読んでも目標を達成できる人は
せいぜい10%なのです。
このように,
見た目のシンプルさが罠になって
失敗するリスクがあります。
それが,この本の弱点です。
この本の取扱説明書
もともと,
この本は上述の通り若い人向け,
あまり本を読まない人向けの本です。
ですので,
このブログの読者であるあなたには
本来,当てはまりません。
(こんな長い文章を今こうして
ご覧いただいているのですから)
ですので,
著者が想定していないあなたが
この本を買って,大きな成果を出すために,
以下,取扱説明書です。
基本コンセプト:全身全霊込めて読むこと
「あ,知ってる」
「うん,聞いたことある」
「はいはい,わかってる」
という心の声を全力で叩き潰しながら
「それでも私がここから何を学んで
実践できるだろうか」
「それでも私が上手くできていないものは
なんだろうか」
「ここから更に私が上手くできる要素は
なんだろうか」
と思いながら読むことです。
真剣に頭脳労働する覚悟で読まないと,
これらの心の声に打ち負かされて,
「今までと同じ,成長することができない」
状態で終わってしまいます。
例えるならば…
ピーター・ドラッカーの本だったり…
あるいは,コヴィー博士の「7つの習慣」を
読むくらい気合を入れて読めば
ちょうどいいかもしれません。
ですので,
心のギアをぐぐぐっと高めて,
覚悟を決めて読むべき本です。
携帯電話を航空機モードにするか,
あるいは隣の部屋にでも置いて,
邪魔のない環境で,
メモとペンを用意して…
そしてこの本を
「攻略」
してください。
そう,
知りすぎたあなたにとって,
この本は読むというレベルでは
ありません。
難易度鬼畜レベルの攻略対象の本です。
それくらいの覚悟で
この本に取組み…
毎日,ひとつでもふたつでも
「実践し続ける」
ことで,成果に繋がります。
攻略のキモは,
「実際に自分にあてはめて,
自分の頭で考えて,
答え(実践すべき内容)を出すこと」
です。
なぜなら…
そう,答えを出すヒントしか
書いていないのです。
あなたの答えはあなたが
自分で出さなければならいのです。
ですが…
そこまでやれたなら…
一年間,徹底的に実践される方には,
ひとつ約束できることがあります。
2019年は,
今までとはひと味もふた味も違う
一年になるでしょう。
「成果が出せる自分で在れる」
ということだけは約束できます。
それが…
「自分を高める,至高の力」
である,習慣化というものですから。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
セールスコピーライターが
絶対やってはいけないことは,誇大広告。
実際の商品以上の価値を伝えてはいけません。
この本をここまで持ち上げている
こと自体は…何の心配もありません。
それだけの確信を以て
紹介させていただいています。
私が今,胃が痛い思いをしているのは…
盛大なブーメランを
力いっぱい投げつけたことです。
なにせ,
私自身が師匠(著者)から
「いい加減,高額セミナーに
出るのはやめなさい」
と言われ続けていますから。
今の私が成果を出せていない…という意味ではなく,
私の思い描く理想の光景だと,
今の20倍くらいは成果を出せていないと
おかしいのです。
なので,私自身が徹底的に
「成果を出せる自分」
になるように,この本(1512円)を
徹底的に「使いこなす」ことで
成果につなげるのが私の今年の目標です。
今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。
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