こんにちは。
アップスタッツ経営研究会あらため,
アップスタッツ合同会社の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
台風19号で被災されている方。
心よりお見舞い申し上げます。
まずはご自身と家族等の安全を
確保していただきつつ…
台風が去った後は,
一日も早くもとの生活に戻れることを
願っております。
ひとりひとりが
助け合って,
この被災を乗り越えていかなければ
ならないこの状況下において,
非常に残念な話になります。
ですので,
ご覧いただくと,
極めて不愉快な気分に
なる恐れがあります。
続きは自己責任にてご覧ください。
氾濫寸前の川を見に行く親子連れ
いくつかのニュースを見たのですが,
関東では,
荒川や多摩川が氾濫寸前のようです。
なんとか持ちこたえてほしいものです。
さて…
ネット上の書き込みですので,
どこまで真実かはわかりませんが。
そんな氾濫寸前の川を
見に行こうという人がいるようです。
しかも,子供連れで。
その人の知人は,
さすがに行くのを引き止めたようですが。
それに対して,
「ウケる」
と言って,結局見に行ったようです。
まあ…
この書き込みに対しては,
「その人との関係も
水に流してしまえばいい」
というコメントが
大量発生していました。
さて。
ここでの
一番深刻な問題は何だと思いますか?
例えば,
その川を見に行った人が
被災して水に流されて…
「ああ,やっぱり川を見に行くのは
自業自得たったな。
あの世で反省しよう。
救助リソースを潰さないように,
このまま黙って溺れ死ぬことにしよう」
…などと,
殊勝に振る舞ってくれればいいのですが。
きっと,
こういう人に限って,
誰よりも目立って暴れて
救助を求めて…
被災地や避難所で,
その救助方法について
難癖をつけて
ヒステリーを撒き散らして…
その人の対応に追われることで…
本当に助けられるべき
無辜の被災者への
救助が遅滞して…
どれくらいの人が,
この人の影響で助けられなく
なることでしょうか。
でも…
この人は,
「間接的な人殺し」
であることは,
それこそ死んでも理解できないでしょうね。
まあ…
そういった
「推測」
ができないから,
だからこの状況下で
川を見に行く…なんて
行動を取るわけですね。
これはこれで
極めて残念な,
「起こりうる深刻な問題」
ではあるのですが。
きっと…
それ以上に深刻な問題が
あります。
キチ○イ思想の伝染
そう,
「子ども連れ」
という点ですね。
子どもというものは
もちろん年齢にもよりますが。
行動の「善悪」について
判断することができません。
子どもの判断基準というものは,
「親がやれ,と言ったからやる」
というものが
必然的に増えることはやむを得ません。
そういうものです。
だから…
この台風の影響下で
極めて危険にも関わらず,
親が
「川を見に行くぞ」
と言ったら,
拒否できる子どもは
どれだけいるのでしょうか。
そして川を見に行って…
親が川に流され,
子どもが助かったら…
まあ自業自得ではありますが,
子どもは,
親の愚かな行動を
一生あざ笑われながら
生きていくことになります。
あるいは…
子どもだけが流されたら…
なんとも救いがない話です。
きっと親は行政のせいにでもして
一生誰かを罵りながら
生きていくことでしょうね。
ですが
今日お伝えしたい問題は…
この点ではありません。
もし…
子どもが決壊寸前という,
「極めて珍しい光景」
を見て,興奮したとしたら…?
専門ではないので
よくわかりませんが。
脳波や脳内分泌物の関係で,
強烈なものとしてインプット
されてしまったとしたら…?
私の認識では,
パチンコで
所持金が尽きかけた瞬間に
大フィーバーで
一発逆転して「しまった」
時のような脳波や脳内分泌物の
状況と大差がないでしょう。
かくして…
この危険な行為に
子どもが
スリルや快感を
覚えてしまう。
これが非常にたちが悪い。
私も,
小学生時代に
身に覚えがあります。
身体能力の優れた
クラスメートが,
「川を飛び越える」
という行為をしており…
それが
いかに
「英雄的行動」
だと思ってしまったのか。
私も含め
多くのクラスメートが
「すごい,すごい」
と称賛して…
本人も鼻の穴を膨らませて
ドヤ顔しているわけですね。
まあ,
川…といっても
用水路レベルですから,
水深も今思えば
せいぜい10センチとか15センチ位。
溺れることもないでしょう。
災害時でなければ。
でも,
もし彼がより多くの
称賛を求めて,
川が増水しているときに
同じことをしたとしたら…?
私も,
彼の愚かな行動に
「加担」
してしまった…
ということにほかならないのです。
話を戻します。
実際に川に連れて行かれたであろう,
子ども。
この少年か少女の
将来が気になりますね。
きっと,
スマホで写真撮影して,
台風が収まったら,
教室でクラスメートに
ドヤ顔で自慢することでしょう。
その時に…
周りのクラスメートが,
きちんとその子を
非難できるかどうかが鍵ですね。
その子に,
善悪を判断できる能力が
ないならば…
この非難は不当かもしれませんが。
それでも…
「次に台風が来たら,
オレも川に行って
撮ってみよう」
というのが,
まさに最悪の事態ですから。
それを防ぐためであれば
仕方がありません。
私達に何ができるのか
被災後の救助・救援活動。
あるいは…
現地の人を思いやることも
すごく大事ではあります。
<参照>
けれど…
結局はこの少年または少女に限らず,
成熟している(であろう)大人でも
行動原理は,そうそう変わらないようです。
なぜなら,
結局は増水した川の様子が
SNSでどんどん投稿され
いるようですからね。
果たして,
「安全圏」
から撮影されたものは
どれだけあるのでしょうか。
スマホという
機材で考えると,
相応に近づかないと
見てわかるレベルの
写真にはならないのでは
ないでしょうか。
こうしたものが,
SNSに流れて…
それを見ている子どもが,
何も疑問に思わなくなってしまう。
これが…
冒頭の残念な親を生み出した
原因になるのでしょう。
結局は…
私達の心のなかに存在する…
「目立つものが好き」
「めったに無いものを見たい」
という心理トリガーが
原因だと言えます。
私はマーケッターなので。
そういった心理トリガーで
新しいもの,
珍しいものに
働きかけて
アピールする立場です。
なので,
そのような心理トリガーを
人間が持っていることについては
反対しませんが。
でも…
「状況」
はわきまえてほしいものです。
心理トリガーに踊らされて,
川を見に行って…
救助リソースを
減らされないように
心から願いたいものです。
そして…
願わくば,
あなたの周りで
川を見に行こうとする人がいたら,
簀巻きにして避難所に放り込んで
いただき,
避難所の責任者に,
「この人を解放すると
川を見に行こうとするから
絶対に解放しないでください」
と言い聞かせる…かのように,
周りにいる避難している人たちに,
愚かな思考を見せつけるか…
あるいは,
「いざというときに溺れても
自殺になるように
絶対に救助を求めない。
その覚悟で行ってね」
と諌めていただけましたら幸いです。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 飯山陽平
追伸
今日のアイキャッチ画像。
いつもどおりフリー素材ではあるのですが。
誰が撮ったんでしょうね…
今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。
アップスタッツ経営研究会のブログを
メールで受け取りませんか?
ブログ記事の内容を,メルマガで配信いたします。
ブログ記事内容とは別に,メルマガ読者限定コンテンツの
配信もあります。
特に,ブログでは公開しづらいノウハウなどは,
メルマガ限定でご案内いたします。
今すぐ下記フォームよりご登録ください。