社長・経営者が罹患する「休むことへの罪悪感」という重病

社長・経営者が罹患する「休むことへの罪悪感」という重病

社長・経営者が罹患する「休むことへの罪悪感」という重病
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日は,
興味深い質問をいただきました。

 

 

この質問に,
私なりの答えを
出していきます。

 

正解不正解…ということではなく,
あなた自身が,
この疑問にどう思うのか。
そして,私の答えも踏まえて,
自分自身でどのような
結論を出すのか。

 

 

ぜひ考えてみてください。

 

 

お題は,
「休むことへの罪悪感にどう向き合うのか」
です。

 

 

いただいた質問の趣旨

 

「休むことで,労働生産性や
稼働率が下がることに対して
罪悪感を抱く。
これを払拭するにはどうしたら良いのか」

 

というものです。

 

前提として,
「適度に休まないと,
むしろ生産性は下がる」
という当たり前のところから
抑えておきますね。

 

休み方次第ではありますが,
ずっと仕事をしていては
生産性は下がります。

 

だからこそ,
適度に休まなければならないのですが。

 

 

その休むことに対して
罪悪感を抱いてしまう。

 

この点をどう克服したら良いのか。

 

 

ある意味において,
私がこの質問に答えたところで
ブーメランな気はしますが。

もう,6年以上,
毎日ブログを書いてますからね。

 

ということは,
24時間以上の完全なオフ日と
いうものが6年以上ない,
ということですね。

 

ですが…
まあ,経営者なんて,
そんなものでしょう。

 

 

気にしても仕方がありません。

 

…ということで,
ぼちぼち本題です。

 

 

「休むことへの罪悪感」最大の問題

 

 

「休むことへの罪悪感」
の正体。

 

 

特に,ここでは
「稼働率」
なんて言葉がありますね。

 

深刻な問題です。

なぜか。

 

「稼働率」
という言葉を使うということは,
その人自身が,
その会社の

「生産ラインに組み込まれている」

ことを意味しているからです。

その会社の社長・経営者が
生産ラインから外れることで
稼働率が下がることを
懸念している…という意味です。

 

つまり,
セルフイメージとして,
社長自身が,その会社の
一従業員である,ということに
他ならないのです。

 

これが極めて深刻ですね。

 

社長は社長であって,
従業員ではありません。

 

この質問をくださった方は,
社長でありながら,
「従業員根性」
が抜けないのでしょう。

 

より深刻なのは,

「従業員根性」

「休むことへの罪悪感」

が組み合わさると,
何を意味するのか。

 

そう,
「長時間労働さえしていれば
生産性が上がる」
という観念がにじみ出ていますね。

 

例えるならば…
学生が
長時間,机に向かってさえいればいい,
というものと同じ考えです。

 

机に向かって座り…
隣の友達と駄弁っていても,
成績は上がるはずがありません。

<参照>
仲間の存在は生産性アップ?生産性ダウン?

 

短い時間であっても,
真剣に集中して
勉強するほうが,
よほど成績向上につながるでしょう。

 

では,
社長や経営者はどうなのか。

 

 

現場に出るから現場から抜けられない

 

特に…
休むことへの罪悪感を抱く
社長ほど…

 

 

従業員の目を気にしている
可能性があります。

 

社長が自ら現場で
陣頭指揮を取っていないと,
「サボっている」
と思われるのではないか。
というおそれですね。

 

確かに,
会社のステージとして
そのような段階はあります。

 

が。
逆に言えば,
社長が現場で陣頭指揮を取っている限り,
そのステージからは抜けられないのです。

 

 

社長の仕事は何か

 

社長の仕事は,マーケティングです。

 

年商10億までは,
社長はマーケティング…
売れる仕組みの構築に
全力を尽くしていればいいのです。

 

極論ですけどね。

 

けれど…
年商1億にも届かない会社が
マネジメントにばかり精を出しているから…
マネジメントにばかり精を出さざるを得ない
会社になるのです。

 

 

社長の仕事はマーケティングであり,
売れる仕組みの構築のために,
全力を尽くすことです。

 

そして
そのような頭脳労働は…
1日に2時間できれば十分。

 

例えば,
朝9時から,
完璧に邪魔の入らない環境で,
2時間。

 

徹底的に
集客やマーケティングのことについて
ひたすら考え続けて,
紙に書き出す。

 

これで,
社長はその日の仕事は終わりです。

 

あとは,家に帰って
のんびりランチしながら
くつろいていても良いのです。

 

なぜなら,
社長の仕事は
マーケティングであり…
そして,せいぜい1日2時間が
限度であり…

 

 

その2時間を,死力を尽くして
取り組んだのですから。

 

 

逆に言えば,
それ以外のことを頑張っていても
社長は「仕事をしていない」のです。

 

現場で陣頭指揮を取りながら
1日16時間頑張っても,
社長の「労働時間」はゼロなのです。

 

 

思考労働に直面できない現実

 

そして…
はっきり言います。

 

現場で16時間,
陣頭指揮を取るよりも,

 

 

2時間まったく邪魔の入らない環境で
集中してマーケティングの
思考労働をする。

 

 

こちらのほうが,
ずっときつくて苦しいです。

 

…だから,
社長は現場に逃げてしまうのです。

 

ついいらない電話に出てしまい,
ついメールをチェックしてしまい,
つい従業員に口出ししてしまい…

 

気がつけば,
請求書を三つ折りにして
長3封筒に入れて切手を貼っていたり
するわけですね。

 

それ,
社長の仕事でしょうか。

 

まあ,
質問をくださった方が
請求書を三つ折りにして
封入までしているかなんて
知りませんが。

 

休むのではなく準備期間

 

2時間,
思考労働をするのは,
極めて苦しい作業です。

 

 

だから…
「休み」
は必要です。

 

 

ですが…
そこで罪悪感を抱くなら,
「休み」ではなく
「社長が社長の仕事をするための
準備期間」
と捉えればいいでしょう。

 

現場は,
従業員でも
なんとかなります。

 

でも,
会社の来月の売上,
3ヶ月後の売上,
半年後の売上,
1年後の売上,
3年後の売上…

 

これらをもたらすために
従業員が思考労働を
してくれることはありません。
社長の替わりはいないのです。

 

しっかり休んで,
準備をして…
それから,
全力で思考労働。

 

これが社長のあるべき姿です。

 

…まあ,もちろん
これは理想であり,
なかなか現実が伴わないんですけどね。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 飯山陽平

 

追伸

 

現実路線で考えるなら,
一週間に1回,2時間を確保して
思考労働をする。

 

これで,年52回の思考労働になります。

 

ぶっちゃけ,
年52回も
2時間ブロックして
全力で思考労働している方など
どれだけいるのでしょうか。

 

とはいえ,実際に2時間ブロックして
真剣にマーケティング…
売上を上げる仕組みについて
思考労働するのは大変。

 

そう思われる方は,
私と一緒に2時間,
真剣に考えましょう。

 

チラシを切り口にした,
集客戦略。

 

2時間掛けて学びながら
その場で戦略を考え,
チラシの下書きまで
作り上げてしまう勉強会です。

 

一部日程を変更・追加しました。

12月3日→4日(水)18時~20時

12月8日(日)14時~16時を

申込みは今すぐこちらからお願いします。

 

 

日程の都合が合わない,
という方は
こちらから日程のリクエストを
お願いします。

 

 

 

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