ライティングにおける「種まきと収穫の法則」

ライティングにおける「種まきと収穫の法則」

ライティングにおける「種まきと収穫の法則」
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こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

 

セールスレターを書いていた時のことです。
ぱたり…と手が止まりました。
書けないのです。

 

 

セールスレターを書くときに、時折陥る症状の一つ、
「書けない病」
です。

 

 

書けない病の原因と対策を説明すると、
非常に簡単です。それぞれ一行で終わります。

 

 

原因:リサーチが足りない

対策:もっとリサーチする

 

 

たったこれだけです。
とはいえ、これではあまりにも身もふたもないので、
「種まきと収穫の法則」
になぞらえて補足します。

 

 

突然ですが、ここで問題。

 

一粒のお米(種もみ)から
何粒のお米がとれるでしょうか。

 

 

 

考えてみてください。

 

 

 

考えてみたでしょうか。

 

 

調べてみたところ、
正解は約500粒だそうです。
(出典 北陸農政局WEBサイト 
http://www.maff.go.jp/hokuriku/kids/rice/rice23.html)

 

 

非常に身もふたもないですが、
1粒のインプットで、
500粒のアウトプットになるのです。

 

もちろん、インプットするのは、
1粒だけでは足りません。

 

きちんと適切な量の水をやり(水量管理)、
肥料もやる。

 

害虫を駆除して稲を守る。

 

適切な時期に収穫する。

 

田植えから収穫まで約6ヶ月間、
膨大な手間暇を掛けることになります。

 

 

しかも…その間に台風が来て稲が倒されたら、
1年分の仕事も収益も全て吹っ飛びます。

 

 

農業は決して、
種1粒から500粒…のような、
錬金術ではないのです。

 

 

とはいえ、
そこまで踏み込んでいくと話が逸れるので、
戻します。

 

 

当たり前ですが、
「先に500粒の米をくれたら、
1粒を提供してもいい」

 

というわけには行きません。
物事には順序があるのです。

 

 

種まきと収穫の法則とは、
先に与えることで、
後から何倍にもなって戻ってくる、
という考え方を指します。

 

 

ところが、ライティングは、
この種まきと収穫の法則は,
順番はそのままに,逆に作用します。
ライティングだけではありません。
一部の創作活動も同じように逆に作用します。

 

 

ちょっと思い出してみてください。

 

小学生時代の夏休みの宿題です。
自由研究と双璧をなす面倒な宿題…
それは、読書感想文だったのではないでしょうか。

 

 

仮に新書1冊の文字数を12万文字とします。

 

提出すべき読書感想文の量として、
400文字詰め原稿用紙2枚(800文字)だとします。

 

 

12万文字÷800文字=150

 

単純に、
アウトプットすべき量の
150倍のインプットが必要、
という計算になります。

 

 

現実にはそこまで
数式で計算できるようなものではありません。

 

言えることとしては、
実際にライティングをするのであれば、
書く量の何倍も何十倍もの
インプットが必要なのです。

 

 

インプットとは、何かを読むことかもしれません。
体験することかもしれません。
見たり聴いたりすることかもしれません。

 

ライティングにおける、
ライターの「人生経験値」が足りないと、
ライティングはできないのです。

 

 

私は毎日ブログを書き続けています。
コピーライティングやマーケティングをテーマに、
3年以上毎日書いています。

 

これが例えば
「福祉」とか「健康」とか「医療」が
テーマだったら…3日も書けないでしょう。

 

あるいは、法律だったら…
頑張れば3ヶ月位は
書けるかもしれませんが、
そこで力尽きます。

 

それだけ、
コピーライティングやマーケティングに関する
インプットをしているから書けるのです。

 

 

ここまでは、
あくまでもブログやメルマガなをはじめとする
「ライティング」すなわち、
単純な文章術の話でした。

 

これは、
セールスコピーライティング
そのものであっても同じことです。

 

 

例えば、
私があるスポーツジムの
集客の依頼を受けたとします。

 

かなり綿密なリサーチをしないと、
コピーを書くことは出来ません。
なぜなら、
そのスポーツジムに関する
インプットが限りなくゼロに近いからです。

 

 

一方、
仮にある司法書士から集客の依頼があったとします。

 

おそらく、
その司法書士に
1時間くらいインタビューすれば、
すぐにコピーが書けるでしょう。
それだけのインプットがあるからです。

 

また…治療家から依頼を受けてコピーを書くとします。
この場合は,司法書士の集客リサーチよりは時間が掛かります。
けれど,スポーツジムよりは短くなります。
なぜなら,これまでにたくさんの治療家から
依頼を受けてきたからです。

他の治療家との差異に特化してリサーチすれば,
より早く書けるでしょう。

 

 

コピーが…そして文章が書けないならば…
それは単にリサーチ不足でしかないのです。

 

 

最後に。
この理屈を徹底すれば、
例えばその道20年の人であれば、
いくらでも書ける、
ということになります。

 

実際その通りです。
ですが…
実際に毎日ブログなりメルマガなりを
書き続けられる人、
というのは稀です。

 

 

インプットされ蓄積されたものを、
上手くアウトプットできるかどうか、
という問題です。

 

これは、
単にアウトプットに関して
慣れているか慣れていないかというだけです。

 

例えば、ジムへ行って運動をするとします。
初日は一番きつくて大変でしょう。

 

ですが、2日、3日…3ヶ月続けて通えば、
同じメニューをこなしても慣れてきて楽になります。

 

 

3ヶ月通った後に
仕事が忙しくなって、
半年休み…
また通い始めたら…
また1日目はきつい思いをするでしょう。

 

ですが、また通い始めてから
楽になるまでの期間は、
はじめの3ヶ月よりもずっと短いはずです。

 

 

アウトプットとしての文章も
一定量をこなさないと慣れません。
多くの人は、慣れるまでに
「大変だから…」
とやめてしまうのです。

 

 

今日の主題からは逸れますが、補足です。

健闘を祈ります。

 

 

今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。

 

コピーライティング以前の文章力を鍛える3つのステップ

WEBライティングツール紹介

行動して成果を出せる「知性ある人」へ至る道

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

追伸
書き上がったセールスコピーで
反応が取れるかどうかはまた別の話です。

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