昨日は、午後からセミナーを受講。
セミナー受講前のランチは、ちょっと思うところがあります。
単純な話ですが、食事をして、眠くならないものを選びたいものです。
ちなみに、昨日は吉野家のベジ丼に挑戦しました。
肉とご飯よりも、野菜とご飯のほうが、眠くなりにくいのではないか…という勝手な思い込みです。
食べてみたところ…正直想定外のおいしさでした。
それなりに腹も膨れ、十分に満足。
居眠りすることなくセミナーを受講することができました。
…過去７〜８年くらいまでさかのぼってもセミナー中意識が飛んだのは１回しかないのですが。
それはさておき。
「健康志向」というところでは、昨日、一昨日マクドナルドの話題を書きました。
今度は吉野家です。
個人的には自分がメタボなこともあり、あまり直視したくないテーマでもあります。
だからこそ…というわけでもないのですが、どうにも「健康志向」というのは心に響かない。
今回の吉野家のベジ丼でも、
「１日摂取すべき量の半分がとれる」
とのことですが。
「だから何？」
というところです。
そして、多くの健康志向の商品やサービスが、この点に踏み込んでいません。
野菜を１日摂取すべき量の半分を摂るとどうなるのでしょうか。
まあ食べないよりは食べたほうがいいのでしょうが、だから何なのでしょうか。
このような「当たり前」のことを言わないと、良さが伝わることがありません。
ではなぜこのように「当たり前」のことを言わないのでしょうか。
それは、今回は「吉野家だから」という他ありません。
吉野家レベルの大企業で、ある程度の資本力もあり、大掛かりのPRもできるならば、このようなやり方もひとつの手。
しかし、このブログをご覧の方のように、吉野家ほどの資本力がない経営者では、別の施策が必要です。
吉野家みたいにマスコミに報道されるような…あるいは広告宣伝に資本を使えるならば話は別ですが、現実的には難しいでしょう。
ではどうすればいいのか。
それが、冒頭で書いた話です。
よりニッチに進んでいくのです。
実際、耳にしたことがあるのが
「会議専用のお弁当」
揚げ物を入れないことによって、消化の負担を軽減。眠くならないようにするメニューだとか。
まさに、これがニッチに対する適切なメッセージです。
特徴→揚げ物が入っていない
利点→消化に掛かるエネルギーを軽減
ベネフィット→会議中眠くならないので集中でき、生産性が上がる
これが、正しいメッセージの伝え方です。
吉野家は、この特徴までしか伝えていないのです。
「１日の摂取すべき野菜の半分を摂ることができる」
までなのです。
半分を摂るとどんな利点があるのか。その利点によってどんなベネフィットがあるのか。
そこまで踏み込まないと、
「だから何？」
で終わってしまうのです。
最後に。
会議専用弁当もあるのだから、
「研修・セミナー専用」の弁当というのは無いのでしょうか。
適当に、「集中力弁当」とでも銘打って商品開発をして、セミナーを主催している会社にFAXDMあたりで宣伝でもしたら売れると思うのですが…。
蛇足です。
白米だと一定以上食べることによって糖分摂取過多で眠くなるのだとか。
蕎麦ならば眠くなりません。
頭脳労働に特化した超一流のスペシャリストは、ランチに蕎麦しか食べない…というストイックな人もいるらしいです。
とはいえ、蕎麦だと腹持ちが悪いという欠点が１つ。あるいは、アレルギーの問題もあります。
※人から聞いた話です。医学的な根拠があるかどうかについて責任は負いかねます。
解決策としては、玄米ご飯。
個人的な実感ですが、玄米ご飯だと集中力がアップする、という実感があります。
※しつこいようですが、個人の感想です。医学的な根拠があるかどうかについて責任は負いかねます。
外出先ではなかなか玄米ご飯を食べることができないのが残念です。
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