こんにちは。
アップスタッツ経営研究会,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
今日は,
チラシについての
初歩の初歩について
解説いたします。
よくある質問として,
「そもそも
チラシって効果があるのですか?」
と聞かれます。
これについては,
私は
「知りません」
と答えるしかないでしょう。
世の中,
「聡明な質問には聡明な回答が」
「愚かな質問には愚かな回答が」
得られるものです。
同じように,
「的を射ている質問には的を射ている回答が」
「的を外した質問には的を外した回答」
にならざるを得ません。
「そもそも
チラシって効果があるのですか?」
という
「一般論」
には,
「知りません」
という曖昧な答えしか返せません。
具体的に…
業種業態,
ターゲットの属性,
価格,
商品構成,
競合,
配布エリア,
配布枚数,
配布時期,
コピー,
デザイン,
オファー,
紙の厚さやサイズ…
諸々を検討しないと,
何とも言えません。
さらに…
これらすべてを精確に
検討してシミュレーションしても…
実際に出してみないことには,
効果は予測できないでしょう。
ということは,
すべての要素を
検討していたら,
チラシを配布できる日など
訪れない,ということです。
例えるならば,
出発地から目的地まで
車で移動する時に,
「すべての信号が青になるまで
待ち続ける」
ようなもの。
そんな日は永遠にないでしょう。
ですので,
チラシはある程度の見込みを付けたら,
小ロットでさっさと配布して,
効果を計測。
良い効果が出たら,
思い切って大規模に配布すればいいのです。
身も蓋もない話,
迷っているくらいならば,
さっさとチラシを作って
配布してしまえばいいということです。
とはいえ,
「チラシを試してみたいけれど,
なかなか試すのは大変」
と思う方もいるかもしれません。
おそらく…
費用ばかりが掛かって,
効果がないのが嫌で,
チラシを出すことに
踏み切れないのではないでしょうか。
そこで,
今日はそんな方が
「気軽にチラシを試す」
ために必要な考え方を紹介します。
1.プロのデザイナーに頼まない
プロのデザイナーに頼んで作った
きれいなチラシと,
自己流で作ったチラシとでは,
チラシの効果…すなわち,
問い合わせや受注,注文数には
「理論上」全く差はありません。
どういうことか。
プロのデザイナーに注文したら,
チラシを2000枚撒いて,
注文が5件。
反応率は,0.25%です。
一方。
自作のチラシだと,
注文が4件。
反応率は,0.2%です。
…というように,
「このチラシから何件注文が入った」
とわかるように【効果測定】できてはじめて
「どちらのほうが効果があるのか」
がわかります。
ですが…
デザイナーの作るチラシの9割以上が,
「綺麗なデザイン」
「見栄えのいいデザイン」
のチラシにこだわって作られています。
つまり…
「そのチラシから何件注文が入ったのか」
を測定できるような仕組みの
チラシにはならないのです。
よって,
測定できない以上,
デザイナーに頼もうが自分で作ろうが,
効果は同じです。
ならば,頼むだけお金の無駄です。
2.チラシのノウハウを学ばない
人は…知識が増えれば増えるほど,
行動力が下がります。
チラシを試してみようと
セールスコピーを学びはじめると…
チラシを実践してみよう,
という行動力が下がるのです。
もちろん,
セールスコピーライティングを学ぶことは,
会社の将来にとっては
非常に効果的だと言えます。
ですが…
セールスコピーライティングは,
割りと勘違している人が多いのですが,
「技術」
「ノウハウ」
ではありません。
マーケティングに関する
戦術を実行できるようになるのですから,
セールスコピーライティングは,
「キャリア」
だと言えるでしょう。
学ぶのに,3年〜5年は
掛かるかもしれません。
そして…学ぶためには
相応の金額も掛かることでしょう。
つまり,
「チラシで成果を出す」
ために,
「セールスコピー」
を学ぶのは的外れなのです。
例えるならば…
「プリンを自作したいから,
酪農と養鶏をはじめる」
ようなものでしょう。
経営者が,
自分のビジネスで成果を出すために
「セールスコピー」を
どうにかするには,
2つ方法があります。
1つが,
セールスコピーライターに依頼することです。
もう1つが…
そしてこの項目でお伝えしたいことは,
「まずチラシを出してから,
セールスコピーについて学んでみる」
ことです。
セールスコピーを学ぶのは
きりがありません。
ですが…
一回,自分で作ってみたチラシを
市場に出してみる。
その上で,
そのチラシをどう改善するのかを考えながら
必要最小限の範囲でセールスコピーを学ぶ。
この順番が大切なのです。
先にセールスコピーを
学び始めたら,
チラシを出すまでに
年単位で時間が掛かってしまうことでしょう。
3.ネット印刷を使う
チラシを自分で作るのに必要な
ソフトを紹介します。
私個人が推奨するソフトです。
それは…
MicrosoftのWordです。
Adobe社のIllustratorなど
必要ありません。
※Illustrator…
クリエイター向けの専門ソフト。
昔は最低でも6ケタの価格で
販売されていた。
Wordで自己流で作って,
ネット印刷に発注してください。
ネット印刷で検索すれば,
たくさんの業者が見つかります。
その中から,安い業者を見つけて
選べばいいのです。
初心者にはラクスルを推奨します。
中級者以降は,プリントパックあたりがおすすめです。
この2社ならば,Wordで作った原稿を
入稿できます。
※2018年5月4日時点
知り合いの印刷業者や広告代理店,
町中の印刷業者などには頼んではいけません。
値段が3倍〜5倍くらいは
違ってくるでしょうから。
値段が5倍違う…ということは,
ネット印刷では,
「5回試せる」
けれど,
印刷業者に発注すると
「1回しか試せない」
のです。
以上,
コストを掛けずにチラシで
集客を試す3つのポイントを紹介しました。
チラシを1回2回で
マスターできるはずがありません。
市場に試して反応を見て,
改善して,再度市場に出して…
この繰り返しがチラシで集客できる
ようになるためには不可欠です。
ならば…
自分でチラシを作るならば,
いかにコストを掛けずに挑戦を繰り返せるか。
ここがポイントになります。
…これらの工程が面倒だったり
難しいと思うのであれば,
デザイナーやクリエイターではなく
セールスコピーライターに依頼することを
検討してみて下さい。
今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。
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「チラシって一度出したけど効果がないから
チラシってダメだ」
と思うような人には必見記事です。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
そもそも,チラシがあなたのビジネスに
効果的なのかどうか。
それを比較検討するよりも
専門家のアドバイスを聴きたい。
そして…
より早く,より安く,より楽に集客したい。