おそらく,コピーライティングという「技術体系」と出会って,学び続けてから,10年くらいは経つでしょうか。
もちろん,今ほど真剣に学んでいたわけではありませんが…
コピーライティングというものをなんとなく認識したのは,それ以上前から,ということになります。
それだけ時間を掛けて学び,実践しているコピーライティングですが,まだまだ向上の余地はある,と実感しています。
もちろん,随分と無駄なことをしたり遠回りしたこともたくさんあります。
今から完全に,ゼロからコピーライティングを学ぶなら,今のスキルに到達するまでに10年もかからないでしょう。
さて,今日のテーマはコピーライティングのスキルが低くても結果を出すにはどうしたらいいのか,ということです。
真剣にコピーライティングを学んで実践し続ければ,高い実力がつき,顧客から良い反応を得られるようになるでしょう。
ですが,実はコピーライティングのスキルが低くても,良い反応が得られるのです。
ここで言う
「良い反応」
とは,
「受注」
を意味します。
どうすれば,コピーライティングのスキルが低くても,良い反応が得られるでしょうか。
ちょっと想像してみてください。
あなたはセミナーを開催しているとします。
そのセミナーに参加してくれた顧客は,とても良い感じでした。
セミナーの内容にとても満足してくれています。
また近いうちに,セミナーを開催する予定です。
テーマは,今回の内容の続きです。
こんな状況を思い浮かべてください。
さて,この満足している顧客に,次のセミナーを売るためのコピーは,どうすればいいでしょうか。
「コピー」と考えると難しいかもしれません。
もし,目の前にその顧客がいるとしたら,「何と言う」でしょうか。
おそらく,
「次回,今日の続きのテーマのセミナーを◯月◯日に開催しますが,いかがですか?」
くらいで十分ではないでしょうか。
もちろん,セミナーですので,日時,場所,受講料,持ち物,申込方法など基本的な情報提供は必要でしょう。
対面だった場合,
「いかがですか?」
と言われたら,
「何時からですか?」
「いくらですか?」
「テーマについてもう少し具体的に教えてください」
などというやり取りはあるかもしれません。
ですが…そこまで難しいコミュニケーションではないでしょう。
極論を行ってしまえば,
「今日の続きを,次回開催しますが,参加しませんか?」
という
「お誘い」
程度で十分ではないでしょうか。
このお誘いに対して,興味があって,都合がついて,受講料も妥当な範囲であれば,
「じゃあ,参加しようかな」
で済むだけの話です。
これを,コピーにする。
これなら,コピーライティングのスキルがまだそこまで高くなくても出来るのではないでしょうか。
業種様態にもよりますが,あくまでもコピーライティングとしての難易度は次のとおりです。
難易度 ★★★★★
フロントエンド商品の販売
おそらく,これがもっとも難しいでしょう。
はじめて「お金を払ってもらう」ためのセールスコピーになるからです。
難易度 ★★★★☆
無料オファー等の提供によるリスト取り
これもかなり難易度が高いですが,お金を払う…というプロセスがないだけ,難易度は下がります。
難易度 ★★☆☆☆
既存顧客にクロスセル商品・アップセル商品の販売
例えば,マーケティングの商品を買った方に,今度はセールスの商品を販売するという場合などです。
一度「購入実績」があるので,難易度は下がります。
上記の「次のセミナー」は,ここに該当します。
難易度 ★☆☆☆☆
既存顧客にリピート販売
リピート性のある商品をもう一度買ってもらうためのコピー。これが最も簡単です。
特に最後の「既存顧客にリピート販売」は,もはやコピーライティングのテクニック云々以前の問題です。
逆に。
このような既存顧客にリピート販売をするために,高度なコピーライティングを駆使する必要などありません。
有名なコピーをパクって,
「美しい秋の夕暮れ時,二人の若者が…」
などとやる必要はないし,むしろ迂遠な感じになるでしょう。
もちろん,フロントエンド商品の販売は,極めて難易度が高いでしょう。
このような商品でなければ…スキルはなくとも,コピーを使って成果につなげることはできるのです。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
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これは難易度★★★★★に該当します。
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