先日,体調を崩したので温泉に行ってきました。
ですが…その後に行かなければいけない場所がありました。
いつも行くお気に入りの温泉とは,方向が正反対。
そこで,普段はあまり行かない温泉に…およそ10年ぶりくらいに行ってきました。
行ってみて,入ってみて思わず
「不覚!」
と声に出しそうになりました。
なぜなら…源泉かけ流しではなく,循環で塩素消毒の温泉だったからです。
がっかりしながらも…よく見たら,露天風呂は源泉かけ流し。
安堵しながら,露天の温泉に入ってみると…
「あ,ダメだコレ」
と,心のなかでつぶやきました。
温泉の案内表示を見ると,
「強塩泉」
の文字。
入っていて,お湯が触れている箇所がピリピリと染みます。
ヒゲを剃った後だったので,かおに至っては染みるどころか,ズキズキ痛みます。
自宅からさほど遠くないところに,国内有数の温泉地,「登別温泉」があります。
行こうと思えば…車で30分くらい走れば日帰り温泉を愉しむことはできます。
ですが,実際にこの登別温泉は,数えるほどしか行ったことはありません。
なぜか。
文字通り,
「肌に合わない」
のです。
登別温泉も強すぎて,痛くて大変です。
この時入った温泉は,登別温泉ではなかったので…どこかで油断していました。
やはり,入ってみたら染みて大変です。
お湯から上がった後,しばらく痛みが引きませんでした。
もう少し,肌が強ければたくさんの種類の温泉が楽しめるのですが,こういう時は,自分の肌の弱さを恨めしく思います。
登別温泉より近いところにある温泉が,とても自分に合っているのが救いです。
さて。
あらためて今日入った温泉のWEBサイトを見たところ,
「強塩泉」
という案内はありました。
ですが…逆にそれだけです。
どんな人向けの温泉なのか。
どんな人には向かない温泉なのか。
そういった案内は一切ありません。
別に,今回の温泉に限ったことではありません。
私も,なるべく
「循環」
の温泉には入りたくないので,はじめていく温泉は,循環かどうかをチェックしてから行きます。
(今回は10年ぶりくらいなので,チェックを失念していました…)
さまざまな温泉のサイトを確認するのですが…私のような肌が弱い人向けのメッセージというものは,ほとんど記憶にありません。
お気に入りの温泉宿は(自称)日本三大美人湯,と掲げていますので…肌に優しそうなイメージがある。
だから私でも入れそう…という「解釈」ができる。
せいぜい,それくらいです。
つまり…競合がどこも,何も言っていないのです。
もし,最初に言ったら,それだけで差別化要因になります。
例えば,
「◯◯泉」という泉質だけを掲げているサイトばかりです。
もしそこに
「◯◯泉は(性質)なので(ターゲット)に対して(ベネフィット)があります」
とまで,しっかり書いてあったらどうでしょうか。
ターゲットになる人は,喜んでいくことでしょう。
逆に,これをしないとどうなるのでしょうか。
今の時代は,SNS全盛です。
例えば…私が温泉の実名を挙げて,
「ここの温泉は入った瞬間に塩素臭くて,『あ,失敗した』と思った」
「露天は源泉かけ流しみたいだけど,肌に染みて痛くて大変。二度と行きたいとは思わなかった」
みたいなことを書いたらどうなるでしょうか。
もちろん,真に受ける人はわずかでしょう。
ですが…一部の人は真に受けるかもしれません。
そして,その真に受ける人が,私よりもずっと著名で影響力のある人だったらどうなるでしょうか。
その人が,その温泉を,
「ここはあまり良くないみたいだよ」
みたいな投稿をしたら…
さすがに,極端ではありますが,ないとは言えません。
つまり,
「来てもらっても明らかに不満足になるであろう人は,初めから来てもらわないほうがいい」
のです。
そのために,コピーでしっかり
「向いている人,向いていない人」
をしっかり書かなければならないのです。
最後に。
「向いていない人」
をはっきり書くことで,顧客の絶対数は減ることでしょう。
ですが,それでいいのです。
満足してリピートしてくれる顧客の割合が増えるでしょうから。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
あなたのサイトは,きちんとターゲットを明確化していますか?
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