他力本願ライティング

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売上を上げる方法は3つしかありません。
1.顧客数アップ
2.客単価アップ
3.リピート数アップ

この3つの掛け算が,売上となります。

…という話は,今日の内容に全く関係ありません。

先日,ある商品のレビューを見ていたときです。
「この商品は◯回目のリピです」
といったコメントを見かけました。

…リピ?

しばらく考えて,
「ああ,きっとリピートの略だろう…」
と理解しました。

売上を上げる方法は3つ。
1.顧客数アップ
2.客単価アップ
3.リピ数アップ

…実に私らしくない言葉づかいです。

その場にふさわしいかどうかはともかく,コピーを書く上で,自分が日頃は使わないような言葉が必要になることがあります。
例えば,私は30代後半の男性で,個人事業主です。

扱っている商品が,40代前半の主婦向けの商品だったら…日常的に使う言葉も変わってくることでしょう。

そういった商品のコピーを書くにあたっては,日常的な言葉だけでは,ふさわしくないことが起きます。

ではどうしたらいいのか。
日頃から,自分が使わない言葉を,どうやって引き出せばいいのか。

調べることです。

先日,たまたまある目覚まし時計について調べていたときのことです。
レビューを居ていたら,
「この世の音とは思えない音」
という表現がありました。

非常に興味深い表現です。

他にも,
「赤ん坊なら間違いなく死にます」
とか,
「腹立つくらいに起きる」
「死人も飛び起きそうなレベル」
という表現は,実に秀逸です。
なかなか私ではこのような表現は思いつきません。

「止めるの遅かったら、大家さんが合い鍵で止めに入ってきた」
という表現までありました。

自分には関係ない中で調べた,この目覚まし時計。怖いもの見たさに,欲しくなってきました。

さて。
これらの表現。
単に「大きい音の目覚まし時計」についての表現です。

「大きい音」
「爆音」
「轟音」
といった表現よりも,

「赤ん坊なら間違いなく死にます」
「腹立つくらいに起きる」
「死人も飛び起きそうなレベル」
「止めるの遅かったら、大家さんが合い鍵で止めに入ってきた」
という表現のほうが…どれだけうるさいのかが伝わってくるのではないでしょうか。

ただ,そのような表現を,自分で考えて書くのは大変です。
だからこそ,レビューサイトなどが役に立つのです。

他にはQ&Aのサイト。
顧客に直接インタビューするのも,非常に役立ちます。

未だに,私がコピーライターだと言うと,
「すごいな…そんな才能は私にはない」
といったことを言われます。

未だに,
「コピーライティングはセンスで書くもの」
と思っている人がいるようです。

コピーライティングにセンスなど不要です。
必要なのは,リサーチ「スキル」です。

定義【スキル】(デジタル大辞泉)
手腕。技量。また、訓練によって得られる、特殊な技能や技術。

この定義のとおりです。
「訓練によって得られる」
ものです。

コピーライティングは,商品の魅力を伝えることで,顧客に「買ってもらう」ための文章です。

凄い言葉。
ひらめきによって得られる言葉。
これらのような表現が必要なのは,小説などの芸術作品です。
才能など要りません。

変わった表現がいらない,とは言いません。
一本調子のコピーだと飽きられて,
「ああ,またコレ系ね」
と思われ,見てもらうことはできません。

ならば…他所から言葉を借りてくればいいのです。

売手側が一生懸命考えると,売り込み臭さが増して,胡散臭くなるだけです。
自分では思いつかないような,とんでもない表現は,他の人の言葉を借りてみてください。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

追伸
2〜3通りしか集客法を知らない。
このままではまずい…けれどどうしていいかわからない。
そんな方は一度こちらをご覧ください。

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