こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。
今日はパソコンに関して
少々マニアックな内容が含まれます。
ご注意ください。
昔,まだ私が学生でで
関東に住んでいた頃の話です。
たまたま新宿某所で時間を持て余していました。
電気製品が好きな私は,
暇つぶしに,
「新宿西口えきのまえ〜♪」というCMソングで有名な,
某家電量販店で,商品を眺めていました。
パソコン売場で,
いろいろな機種を眺めて歩いていたところ…
若い女性店員が近づいてきて,
「何かわからないことはありますか?」
とのこと。
まだ若くて女性慣れしていない私は,
若くてかわいい女性店員を前に
緊張のあまり,
ついこんなことを聞いてしまいました。
「インテル社製のCPUと,
AMD社製のCPUとでは,
何がどのように違いがあるのですか?」
※インテル社…
アメリカ合衆国
カリフォルニア州に本社を置く
半導体素子メーカー。
※AMD社…
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ
(Advanced Micro Devices)
アメリカの半導体メーカー。
この時の女性店員の,
困り果ててうろたえる様…
そしてそれを引き起こしたことによる
罪悪感はよく覚えています。
結局,
その店員は先輩を呼んできて,
バトンタッチ。
結論としては
「それほど変わりはない」
という,
全く答えにならない答えをいただきました。
ぶっちゃけ,
今となっても,この違いは
よくわかりません。
インテル社のほうが,
なんとなく高い…くらいのイメージです。
最近は,
すっかりMacBookばかり使っていますが,
事務所用としては,
まだWindowsを使っています。
たまたま,
メールでパソコンの
セールに関する案内が届いたので,
ちょっと興味を持って,
サイトをチェックしてみました。
すると…WEBサイトには,
実にたくさんの機種が掲載されており,
すぐに注文出来るようになっています。
Windowsのパソコンは,
2年くらい買い替えていないのですが…
2年前から,
というかそれよりもずっと昔から,
パソコンの販売サイトというものは,
あまり変わっていないようです。
つまり,
機種のスペックと価格…ばかりです。
ごく稀に,
「用途別」の案内について
書かれたコピーも見かけますが,
基本的にはスペックと価格,ばかり。
ここでいうスペックとは,
単純に数値だったり…あるいは,
その数値の根拠となるパーツの
部品名だったりします。
例えば,
CPUで「Intel Core i7」
というものがあります。
同じように「Intel Core i5」とか
「Intel Core i3」というものもあります。
あるいは,「Celeron」とか「Pentium」とか…。
これらのパーツによって
価格が変わります。
スペックの高いパーツを使えば,
価格は高くなります。
スペックの低い…あるいは
旧式のパーツであれば,安くなります。
そして,パソコンの販売サイト上には,
このパーツ名を含めたスペックと,
価格だけが書かれているのです。
パーツの違いが価格に影響している…
ということは,
よく見ればわかるかもしれません。
ですが,
これだけでは
「このパーツの違いが
なぜこのような価格の違いをもたらすのか」
まではよくわからないのです。
もちろん,パソコンに【そこそこ】詳しい人ならば,
「ああ,Intel Core i7使っていれば,高くて当然だな」
と分かるかもしれません。
私も…これくらいならわかります。
性能差として,
Intel Core i7>Intel Core i5
ということくらいは,です。
では,
この価格の差を
どのように説明したらいいのか。
残念ながら,
私はこの説明を見たことがありません。
単純に,
「性能が優れているから,高い」
では説明になっていないのです。
そもそも私たちは,
なぜ優れた性能のパソコンがほしいのでしょうか。
より優れた性能を求めることで,
何を得たいのでしょうか。
「やっぱり,
インテルのCPUだと,
自分が賢く見えるような気がするから…」
ということではないでしょう。
よりカッコイイから…でしょうか。
おそらく,
見た目の区別はわからないでしょう。
それ以前に,
そもそもCPUは,
パソコン本体を解体しないと
見えない位置にあります。
なぜ…なのか。
私は,単純に
「性能がいい方が【早い】」
と思うからこそ,
高性能パソコンを求めます。
私は別に動画編集をするわけでもなければ,
専門ソフトを駆使するような
クリエイターではありません。
「事務機」
としてのパソコンの
性能があれば,十分…なはずです。
ですが,高性能の方がいいのです。
なぜなら,
CPUの性能は,
パソコンの「早さ」に直結します。
パソコンで,
ソフトを使っている時に,
時折読み込んで動作が止まる時があります。
この瞬間が,
たまらなくイライラします。
我慢したくありません。
司法書士として
書類を作っている時ならまだマシです。
ですが,
このブログを始めとした
「文章」を書く時などは,
パソコンが止まると,
思考も止まります。
思考が止まると集中力が途切れます。
集中力が途切れると,
再度集中するまでに,
かなりの時間を要します。
一瞬の停止が,
下手したら20分,
30分に影響するかもしれないのです。
だからこそ,
高性能なCPUが必要なのです。
これはあくまでも私の場合です。
ですが,
同じように思っている方は
少なくないのではないでしょうか。
このように,
より優れた性能を持つことが,
どのようなベネフィットをもたらすのか。
より優れた性能のパーツにして,
より高い価格を払うことで,
どんないいことがあるのか。
ここまで説明している
パソコンの販売サイトは…
まだ見たことがありません。
今日のテーマは,
価格と性能の差を,
きちんと説明しているかどうか,
という話でした。
より量が多いのだから。
より性能がいいのだから。
高くて当たり前。
これではダメです。
それがどのように
顧客にとってのベネフィットになるか,
までをしっかり書いて下さい。
今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
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