こんにちは。
アップスタッツ経営研究会，
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
たまたま，
「残念」
なコピーばかりを目にして，
気分が乗らないので…
今日はコピーライターらしく
「キャッチコピー」
の話をしいます。
ざっくり３つのポイントに分けて
解説します。
１．キャッチコピーの目的
どういうわけか，
日本では
「キャッチコピー」
と呼びます。
海外では，
もともと
「ヘッドライン（見出し）」
と呼ばれていたものです。
ですので，
このブログでは
正式には
「ヘッドライン」
と書きます。
…が，
今日はあくまでも
「キャッチコピー」
と表現します。
さて，
このキャッチコピー。
一説によれば，
「本文の５倍読まれる」
と言われています。
別の説によれば，
６倍だそうです。
それだけ本文よりも
読まれている内容だということです。
つまり…
キャッチコピーの目的は，
注目を集めることです。
正確には，
注目を集めて，
本文１行目に誘導することです。
２．注目を集めるには？
どうしたら，
注目を集められるのでしょうか。
身も蓋もない話，
コピーライティングの
スキルの半分以上が
この点に集約されます。
これを
今日１日のブログ記事で
体系的に解説するのは
不可能です。
そこで，
今日は３つのパターンだけ
紹介します。
（１）ベネフィット型
コピー本文にベネフィットを入れて，
注目を集める方法です。
ベネフィットとは，
それを買うことで得られる
より良い変化または結果のことです。
ベネフィットについては，
このブログで何度も何度も
書いています。
＜参照＞
有名な例が，iPod。
当時はMP3プレーヤーなどが
まだ流行っていない時代でした。
そこで，
Appleのスティーブ・ジョブズは，
「ポケットに１０００曲」
というコピーで売り出したのです。
小さな本体に，１０００曲分も入るという
ベネフィットをアピールするコピーです。
他に，ベネフィットを打ち出した
コピーのサンプルがこちら。
「肌をやわらかく、
なめらかに保ちながら、
にきび跡を消す、
皮膚科医によるにきびケア療法を
試してみませんか？」
「フロリダに住む
77 歳の女性が、
まるで30 歳にまで
若返ったかのように元気です！」
（２）オファー型
オファーとは，
顧客への特別な提案です。
オファーについても，
このブログで
何度も何度も解説しています。
＜参考＞
例えば，
・先着１０名まで５０％オフ
・初回限定２０％オフ
・９０日間完全返金保証
などがあります。
（３）キーワード型
顧客が興味を引きそうな
特別なキーワードで
注意を引きます。
ポイントは，
「言葉そのもの」
にパワーがある言葉を
使うことです。
例えば…
「無料」「緊急」「特別」
のようなものがあります。
あるいは…
「復讐」「詐欺」「恥」「警告」
などのネガティブなイメージの
言葉を使うこともあります。
具体例がこちら。
「警告！ これを読む前に、
他のプロテイン・サプリメントを
飲んではいけません」
ちなみに，
ここで大切な点があります。
決して，
キャッチコピー内に，
自社の社名や商品名を
入れないで下さい。
世の中によほど浸透しているような
場合は例外です。
けれど…
聞いたことも見たこともない
社名や商品名では，
注目を集めることはできません。
詳しくはこちらをご覧下さい，
＜参考＞
以上，キャッチコピーの
３つのパターンです。
３．キャッチコピーの長さ
キャッチコピーの長さについて
昔から論争が絶えません。
長いほうがいいのか。
短いほうがいいのか。
結論は出ていません。
つまり…
極論と言えば
「どちらでもいい」
ということになります。
なぜなら，
上述１の通り
「注目を集める」
ことができれば，
それが長かろうと短かろうと
どちらでもいいからです。
例えば…
有名なコピーに，
「私がピアノの前に座ったら
みんなが笑った。
けれど，弾きはじめると？」
というものがあります。
また，
これらのコピーも大ヒットしました。
「片足のゴルファーが発見した、
あなたのドライバーショットの
飛距離を50 ヤード伸ばし、
フックやスライスをなくす驚くべき秘密
……ほとんど一晩で
スコアを10 減らすことができます」
「来るべき株価暴落、
金融恐慌であなたが利益を出す方法。
これは、潤沢な資金をもつ
麻薬の売人や悪質な人間たちに
よって引き起こされようとしているのです！」
一方，こんな短いコピーもあります。
「発見――驚くべき育毛法」
「3 歳の子をもつお母さんへ」
「自由への7 つのステップ」
どれも，過去に大ヒットした
キャッチコピーです。
長かろうと短かろうと，
反応さえ得られればいいのです。
以上，
キャッチコピーの３つの
ポイントでした。
他にもまだまだ，
いくらでもあります。
興味がある方は，
コメント欄で
「キャッチコピーの
解説希望」
と書いて下さい。
一定数いらっしゃるようなら，
続きを書きます。
今日のテーマに関連する記事はこちら。
あわせてご覧ください。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
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