売上や集客以前の「的確」な言葉の使い方

売上や集客以前の「的確」な言葉の使い方

売上や集客以前の「的確」な言葉の使い方
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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

 

あなたは英語はできますか?
私は…ろくにできません。

 

今日は英語の話ではなく…
英語¥以前に,
日本語や「言葉そのもの」について
私の考えをお伝えします。

 

私はセールスコピーライター。
言葉で売上を増やす仕事です。

言葉が変われば,
売上も変わります。

 

その「言葉」への
捉え方についてお伝えします。

 

少々マニアックではありますが
最後までお付き合いください。

 

レッテルをがすのは難しい

 

ちょっと想像してみてください。
グループで討論しているとします。

 

 

そして…
全員がそれそれ,
自らの意見を発表する
場だったとします。

 

 

そのときに…

 

 

ある人が
自らの意見を発表します。
周りの人は全員,
その人の意見を聞いています。

 

 

そして…
その人が発表を終えると,
次の人が発表します。

 

 

…その前に。
発表を終えた人が,
携帯電話を掴んで,
部屋の外に出ていったら…
あなたはどう思うでしょうか。

 

私は…
「この人は,
自分が言いたいことだけを
一方的に言って,
他の人の話は聞く気がない人だ」
と認識します。

 

 

問題はここから。

 

 

次から,
その人を見る度に…

 

 

「ああ,あの人は
自分が言いたいことだけを
一方的に言って,
他の人の話は聞く気がない人
だったな」

 

と思い出します。

ずっと,

「あの人は…」

という認識をされて…
そのままその認識を
覆すことは,
なかなかできません。

 

 

よほどのインパクトでも
与えない限り。

 

 

いわゆる
「レッテルを貼る」
という現象ですね。

 

 

でも。
そんな人に対して,
積極的にコミュニケーションを
取りたいと思うでしょうか。

 

その
「よほどのインパクト」
を与える機会は
事実上,存在しないのが
現実なのです。

 

人からどう認識「されたくない」のか

 

私は,セールスコピーライター。
言葉を扱うことを生業にしています。

 

言葉を的確に扱うことを
心がけています。

 

なぜなら…
言葉をろくに使いこなせていない
セールスコピーライター…
などとは思われたくないからです。

 

もちろん,
それだけではありません。

 

仕事の信用にも関わります。
当たり前ですね。

 

間違っていたり,
正確に理解していない言葉を
蓄積すればするほど…
IQ(知能指数)が下がる。
…という統計データもあります。

 

セールスコピーライターであると
同時に,
集客をお手伝いする
頭脳労働者です。
これ以上アホになるわけには
いきません。

 

様々な理由で,
言葉を的確に使いたい
自分で在りたいです。

 

が。

 

具体例を紹介します。

 

 

「こだわらない」ことにこだわる

私は,
「こだわる」
という言葉は嫌いです。

定義【こだわる】
1すらすらと行かないで、ひっかかったりつかえたりする。
2 気にしなくてもいいようなことが心にかかる。
 気持がとらわれる。拘泥こうでいする。
3 故障をいいたてる。
 わずかのことに理屈をつけて文句をいう。
 なんくせをいう。こだわりをつける。

これが本来の意味です。

 

 

ところが。
近年…

4 (2から転じて) ある物事に強く執着して、
 そのことだけは譲れないという気持を持つ。

 

という使われ方が
されるようになりました。

 

とはいえ…
「誤用」
であることは確かです。

 

だから,
4の意味で
「こだわる」
という言葉をつかっている
人を見ると…

 

 

「残念な人だな」
と思ってしまうことがあります。

 

それこそ…
はじめのうちは
上述の例のように,
「残念な言葉を使う人だな」
と認識していました。

 

 

最近は,
あまりにも多くの人が
誤用しているので,
そのような認識は
なくなりましたが。

 

では,
ポイントはここから。

 

「こだわる」
という意味が誤用だった。

 

それはわかった。

 

では,
「こだわる」
という言葉では
ないのなら,
何という言葉を
使えばいいのか…

 

という点です。

 

間違った言葉を使いたくないのは
ありますが…

 

 

それ以上に,
適切な場面で
適切に言葉を選んで
使いこなせるようになりたい
理由の一つが…

 

その言葉が
「本来,伝えたい意図を伝えられない」
ときに,
「どんな言葉を使えば,
自分が伝えたい意図を
伝えられるのか」
ということ。

 

 

このときに,
言葉を精確に知っていれば知っているほど,
自分の伝えたい意図を
相手に精確に伝えられるようになります。

 

 

それは…主に
2つの場合においてです。

 

 

ひとつが,
「状況」
もうひとつが
「相手」
です。

 

 

まず「状況」。

 

例えば,
飲食業界の人と,
建設業界の人が,
それぞれ
「拘る」
と誤用している場合。

 

この「拘る」を
より適切な言葉に置き換えると,
それは同じ言葉になるでしょうか。

 

飲食業界の「拘る」を
置き換えるなら…
一例としては,
「素材を【厳選】する」
などと表現できるでしょう。。

 

建設業界の「拘る」を
置き換えると…
一例としては,
「安全性を【徹底】する」
などと表現できるでしょう。

 

※セールスコピーでは
【厳選】【徹底】なんて言葉を使うと
胡散臭くなるので使うべきではありません。

けれど,
ここではセールスコピーではなく
単に言葉の使い方の例です。

 

もうひとつが,相手。

 

例えば,

「経営ビジョンに拘る」

という言葉を使う経営者がいたとします。

 

ここでいう

「拘る」

は,経営ビジョンを
ブレること無くいだき続けたい
という意図で使っている場合…

 

「拘る」は誤用だから,
別の言葉に置き換えます。

 

ここで

「経営ビジョンの実現を
徹頭徹尾,追求する」

と表現して…
通じる人と通じない人がいます。

 

 

つまり,
「徹頭徹尾」
という言葉が理解できない人が
いた場合…

 

「初志貫徹」
とか…

 

もっとシンプルに,
「徹底して」
などと言う言葉を使ったり…

 

いろいろあるでしょう。

 

 

字面じづらと印象

この記事の途中から,
「こだわる」を「拘る」に
変えました。

 

 

かなり,印象が違うのでは
ないでしょうか。

 

 

「拘る」と書くほうが,
本来の「負のイメージ」すなわち,
頭が固くて固定観念に囚われた
厄介で付き合いたくない人物像を
イメージしやすいのでは
ないでしょうか。

 

ちなみに,
漢字とひらがなでは,
印象だけでなく
意味が変わってしまうことがあります。

 

例えば,「一つ」と「ひとつ」。

 

「一つの方法」
だと,
「いくつかある中から一つ選び出す」
という意味合いになるでしょう。

 

ですが,
「ひとつの方法」
だと…

 

 

文脈次第では,
「最初の方法」
という意味にもなります。

 

ほんと,日本語は難しいですね。

 

ちなみに,英語だと
ONE

1st(First)
の違いですので,
わかりやすくなります。

 

以上…
今日は私自身の
言葉をどう扱うかという考え方について
紹介しました。

 

これからも,
今まで以上に,
的確に,精確に言葉を使いこなして…
クライアントが言葉にできない思いを
表現できる自分でありたいものです。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

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