あなたは気分が乗らない時，
どのようなことをしているでしょうか。
私は…
そう，私自身，
今日はあまり気分が乗りません。
ですので，
「気分が乗らない」
という時の対応策を
解説します。
今日のタイトルは，
「メンタルレバレッジ」
です。
レバレッジは，
「梃子（てこ）」
を意味します。
最近では，
FXや株式のデイトレードなど
信用取引に用いられることが
多くなった言葉です。
ですが，
ここでは本来の
「梃子」
という意味で紹介します。
定義【梃子】棒の途中に置いた支点を中心に棒が自由に回転して、小さい力を大きな力に、小さい動きを大きな動きに変える仕組み。
さて，理科の話になります。
梃子には３つの点がありました。
１．力点
２．作用点
３．支点
力を加える点が，力点。
力が掛かる点が作用点です。
さて，
この力点，作用点，支点。
どれが一番重要でしょうか。
言い換えると…
ある点が機能しないと，
梃子そのものがダメになります。
それは何か。
そう，
支点です。
梃子の原理は，
支点がブレると
途端に効力がなくなります。
梃子を使って，
小さな力で大きな効果を
引き出すには，
絶対に支点がブレては
いけないのです。
この梃子の原理が，
気分が乗らない時に
どのように影響するのでしょうか。
これは，
私が１０年以上前，
あるカリスマセラピストから
教わった話です。
私の人生において，
大きな影響力をもたらす
ものです。
それが，
この梃子の原理とメンタルとの
兼ね合いです。
これを私は，
「メンタルレバレッジ」
と名付けました。
人間の成長というものは，
特定の「これ」をやれば，
すぐにドカンと成長する，
というものではありません。
ですが…
残念ながら，退化する時は
一気に退化します。
よく聞く話です。
アスリートが練習を１日でも
休んでしまうと…
元の状態に戻るまで
７日掛かる…
と言われます。
１日休んだだけで
取り戻すまでに７日も
掛かってしまうのです。
ということは…
２日休んだら？
単純計算で１４日では
すまないでしょう。
もっと乗数的に
退化するのではないでしょうか。
つまり，
現役アスリートにとって，
絶対にブレてはいけないのが
日々の練習ということになります。
繰り返します。
梃子の原理は，
支点がブレると
効果を発揮しません。
アスリートがアスリートとしての
パフォーマンスを発揮するには，
日々のルーチンが欠かせないのです。
これが，アスリートとしての
「支点」
ということでしょう。
人間関係。
ビジネス。
自己成長。
いろんな分野があるでしょう。
何か一つを選んで，
それを継続的に伸ばしていきたいなら…
たった１つを選んで下さい。
その１つを，
何があっても続けて下さい。
それが，
あなたにとっての
「支点」
となります。
冗談でもなんでもありません。
私はカリスマセラピストから，
「トイレを出る時にスリッパを揃える」
という例を聞きました。
あるいは，
「熱が４０度あっても続けられること」
ともおっしゃっていました。
はじめは，このレベルで十分です。
絶対に続けると決めて，
絶対に続けるのです。
ここでは
「続くこと」
そのものに意味があります。
ある程度，自信を付けて，
それから本当に続けたい
「支点」
を決めて，実行して下さい。
私にとって，
このブログが支点です。
雪の日の夜遅くに…
これから２時間運転して
自宅に帰る時に…
道の駅の駐車場で，
ブログを書いて更新。
そんな日もめずらしくありません。
なぜそこまでやるのか。
それが私の支点だからです。
先ほどのアスリートの話と同じです。
１日でも書くのをやめたら，
私は加速的に退化していくでしょう。
実際，経験しています。
幸い，ブログ自体は毎日更新を
続けていますが…
例えば，月曜日の夜２３時にブログを更新します。
翌日は非常に多忙でスケジュール的に
立て込んでいることは明らか。
そのままブログを書き続けて，
火曜日午前１時にブログ更新します。
さらに水曜日，
夜の２３時にブログを更新します。
この場合…
火曜日午前１時から，
水曜日の２３時まで…
約４６時間経過していることになります。
この水曜日の夜に更新する時，
本当に書くのが辛くなります。
２４時間以上経過しているからです。
結果的に
「毎日更新」
になっていますが…
それでも書くことから２４時間以上
離れてしまっているので，
本当に大変です。
私にとっての「支点」は，
このブログなのです。
では，
あなたにとって，
何を支点にすべきでしょうか。
もちろん，
なんでも構いません。
例えば
「Facebookに【いいね】をつける」
とか，はじめはそれで十分です。
続けられることから
はじめてみてください。
最後に。
全米トップクラスのコピーライター，
マーケティングコンサルタントで，
「億万長者メーカー」と名高い，
ダン・ケネディ。
彼は２０年以上，
たった１つのことを続けているそうです。
どんなに忙しい日も。
どんなに体調が辛いときも。
どんなに気分が乗らない日も。
ずっと続けている習慣があります。
それは，
「集客の種をまくこと」
だそうです。
それは何をするのかは
日によって異なります。
ただ，
「自分に依頼が来るかもしれないような
何かをする」
ということです。
実際にやったのは…
新聞を読んでいて，
クライアントのAさんにとって有益そうな
内容だったので，
その記事の切り抜きを郵送してあげる。
Bさんにとって役に立ちそうな何かを，
FAXする。
Cさんに手紙を送る…
何をするのかはともかく，
１日に必ず１つは，このように
種を撒き続けているのだそうです。
ダン・ケネディは，
全米屈指のコピーライターである以上に，
全米屈指の高額報酬を請求することで有名です。
それでも，
彼に依頼したい顧客で順番待ちができています。
たかが手紙やFAX。
されど手紙やFAX。
やっていることは小さなことです。
その積み重ねが，
高額報酬の案件につながっているのです。
梃子とは，小さな力で大きな力を引き出すこと。
ポイントは，支点をブレさせないこと。
何があっても，ブレさせずに
続けていきたいものです。
その先に…この小さな積み重ねが，
大きな成果につながる，
あるいは自分の成長につながると信じて。
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あわせてご覧ください。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
１つの集客法で７割以上を集客している。
これは危険です。
なぜなら，その１つが機能しなくなったら…？
今日使える売上アップ法が，来月使えるとは限らないのです。
とはいえ，どうしていいかわからない。