料理に学ぶコピーライティング上達のコツ

料理に学ぶコピーライティング上達のコツ

料理に学ぶコピーライティング上達のコツ
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家族が誰も家におらず、一人で家にいる時があります。
そんなときの食事は…自分で作るしかありません。

独身時代から、なぜかポテトサラダは作れるのにカレーは作れない…というよくわからないレパートリーでした。
ところが、諸事情により新しくレパートリーを1つ覚えました。

それは、ペペロンチーノ。

家族は「鷹の爪は5本まで」なとと言っていますがが、私は10本〜12本くらいは入れないと、辛さに物足りなくなります。
脂汗をダラダラ流しながら辛いものを食べるのが好きなのですが、それでは辛いのが苦手な家族は食べられません。

しかたがないので、一人の時に作るようにしています。

ところが、何度も作っているのですが、どうにも美味しくありません。
理由は単純です。
辛い以上に「しょっぱすぎる」ことです。
鷹の爪以上に塩の投入量が多すぎるのです。

作る度に、「しょっぱすぎる」思いばかりで、ちっとも辛さを感じることが出来ません。

何度か作っていますが、どうにもしょっぱすぎます

なぜ上達しないのでしょうか。
理由は簡単です。
毎回適当に塩を入れているからです。

「前回よりは少なくしようか…」
などと思いながらも、前回も今回も適当に塩を投入しているので、塩辛すぎます。
ネットなどでレシピを調べるようなこともしないので、毎回塩の量が不適切になり…おいしく食べることが出来ません。

ではどうすればいいのか。
これも簡単です。
適量がどれくらいなのかを調べて投入すればいいのです。
あるいは、毎回塩を入れた量と、その味を記録して、その都度調整すればいいのでしょう。

それをしないから、しょっぱすぎるのです。

一方。
麺は、毎回自分好みに茹でます。
麺類はコシが命なので、とにかく茹で過ぎないように気を遣います。
パスタにかぎらず、ラーメン、うどん、蕎麦、ひやむぎなどを、それぞれ秒単位で調整して茹で上げます。
食べてみて、
「あ、次回は茹で時間を3秒減らそう」
という感じです。

これが、ペペロンチーノの味付けとの決定的な違いとなります。

両者の違い。
それは「記録」です。
紙に書くかどうかはさておき、前回の記録に基づき、今回はどうするのか、という微調整…あるいは試行錯誤をすることの有無があります。

これを行動リストにすると次のとおりです。
(1)まずは規定通り茹でる
(2)食べて、食感や湯で具合を確かめる
(3)上記(2)から、どの程度、茹で具合を調整するか、仮説を立てる
(4)上記(3)の仮説に基づいて、次回以降に、その時間で茹でる

以下この繰り返しです。
実際に食べてみて、硬すぎるならばもっと茹でればいいし、茹で過ぎならば、次回は湯で時間を短くすればいいだけの話です。

適当なフィーリングで、場当たり的に作り続ける限り、いつまで経っても、料理は上達しないでしょう。

これが…そのままコピーライティングのコツにもなります。
例えば。
「この」ヘッドラインで反応が取れるかどうか。
それはわかりません。
まずは「その」ヘッドラインでまず一度広告を出します。
その後、反応率を測定します。
その反応率に基づき、ヘッドラインを調整して…また出します。

ポイントは、その広告で出してみないかぎり、反応率はわからないのです
もちろん、コピーライティングの知識経験スキルから、
「このコピーは明らかにダメだろう」
というものはわかります。
ですが、「このコピーはいける」かどうかは、出してみないとわからないのです。

コピーライティングにおいても、料理においても、試行錯誤。
きちんと記録して、少しずつ改善。
これがコツなのです。

「これで反応が取れるだろうか」
と悩む前に、まずは出してみるしか無いのです。
出してみて、測定して改善。これがコピーライティング上達のコツです。
毎回場当たり的に作ってみたり…作るだけで計測しないと、永久に上達することはないでしょう。

出してみて反応がなく…改善しても効果がなければ、それはコピーの知識が足りません。
ぜひ一度勉強会にお越しください。

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