今日は地味で退屈でつまらない話をします。
タイトルは、
「素晴らしいコピーを書くよりも大切なこと」
です。
いかに、反応率の取れる素晴らしいコピーを書くか。
そういったことを考えている方が楽しいし、やりがいはあります。
ですが、それ以上に、反応率に直結するポイントを幾つか紹介します。
繰り返しますが、地味で退屈でつまらない話です。
ですが、これをやっていないと、笑い事では済まされなくなります
1.電話番号
その広告を見た人に、どんな行動をしてもらいたいのでしょうか。
電話してもらいたいならば…当たり前ですが電話番号を書いてください。
冗談のような話ですが、
「今すぐお電話を!」
と書いておきながら、電話番号を書くのを忘れた…という人の話を聞いたことがあります。
電話番号を書くのであれば、次のポイントも一緒にご検討ください。
(1)サイズ
紙面広告等の場合、電話番号の大きさは大切です。
非常に極端な表現をすれば、電話番号の大きさがそのまま反応率に比例します。
限られたスベースだからこそ…番号は大きく書いてください。
(2)電話受付時間
私のクライアントにはよく説明している話です。
電話受付時間は、きちんと書きましょう。
例えば、電話受付時間が19時までだとします。
その広告を見た人が、電話しようと思ったとします。
時刻は18時。
その時に、
「18時過ぎたから…今日は電話受付時間過ぎているだろうし、また今度掛けよう」
そう思ったらどうなるでしょうか。
おそらく
「また今度」
ということは訪れないでしょう。
特に、受付時間が長めの場合には、きちんと時間を入れてください。
2.URL
今日、送られてきた広告メールを見て…クリックしたら、開きませんでした。
いわゆるリンク切れとは違い、
「権限がありません」
という表示です。
ちょっと想像してみてください。
メールで集客をしようとしたとします。
一般的には、メールに返信いただくのではなく、申し込みページのURLをクリックしてもらいます。
…そのリンクが間違っていたらとしたら、その先にどれだけ素晴らしいコピーが展開されていたとしても、申し込みは0です。
嘘みたいな話ですが、実際にあった話です。
ではなぜこんな「権限がありあせん」という表示になるのでしょうか。
リンク切れなどは、すぐにチェックできます。
ですが、このような場合、チェックするはずのパソコンのブラウザで、すでに権限がある状態、IDとパスワードが入力されてログインしている状態でチェックしてしまうと…アクセスするのに権限が必要になる、ということに気付かないことになります。
対策は、違うパソコンを使うことが一つの手です。
複数のパソコンが面倒であれば、違うブラウザを使ってください。
私は、普段Google ChromeというWEB閲覧ソフト(ブラウザ)を使っています。
ですが、何かしらの登録フォームを作成したあと、その動作確認をするときには、Google Chromeのシークレットモード(ネットの閲覧履歴が残らない状態でのネット閲覧方法)を使うか、Firefoxという、全く別のブラウザを使っています。
この一手間を惜しんだから、送った本人しか開けないURLをメールに乗せてしまったのでしょう。
普通のリンク切れだけではチェックしきれないことがあるので、気をつけてみてください。
3.郵送
郵送の場合には、何はさておき返信用封筒。
これに尽きます。反応率が5倍変わった、という話も聞いたことがあります。
ベストなのは、事前に申請しておくことでできる「料金受取人払郵便」があります。
ただ、事前の申請が面倒であれば、はじめから返信用封筒に切手を貼っておく、という手もあります。
もちろん、相手から返送がされてこなかった場合には、その切手代は無駄になるので、オススメはしません。
いずれにしても、今の時代においては郵便ポストまで投函…すら手間に思われるでしょう。
WEBなどで完結できるほうがいいかもしれません。
ちなみに、返信先の宛名は、きちんと書いておくこと。
当たり前ですが、間違った住所を封筒に記載してしまうと、届きません。
以上、本当につまらない当たり前過ぎる話です。
電話番号や住所を間違えないようにしましょう、とか、URLはきちんとリンクが正しいか確認しましょう、といった、それだけの話です。
ただ、現に今日もアクセスできないURLでメールが来ているので、自戒を込めて紹介しました。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
飯山陽平
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