これは、私が主催する勉強会で、たまにする質問です。
なかなか「正解」に辿り着く人がいない、少々不思議な質問です。
問題 あなたはダイエットすることにしました。
さて、最初にあなたがすべきことは何でしょうか。
考えてみてください。
今日のテーマは
「良い広告に欠かせない必須要素」
です。
上記の質問同様「当たり前」過ぎて、かえって盲点になっていたようです。
私自身あまりブログに書いてこなかったり説明しなかったりという内容として、今日のテーマに選びました。
例えば、ある新商品を開発しました。
これを、広告宣伝して売りたいと思います。
では、どんな広告を作成すればいいのでしょうか。
もちろん、良いコピーもあれば、悪いコピーもあります。
この「良い」「悪い」とは何を以て言うのでしょうか。
それは、人々の印象に残るコピーでしょうか。
芸術的なコピーでしょうか。
表彰されるようなコピーでしょうか。
それとも…同僚に威張るため、広告代理店内で出世できるコピーなのでしょうか。
これらは、コピーを「書く側」、コピーライターの都合です。
顧客にとって必要なものは、ただ1つ。
「結果」が全てです。
当然ですが、この「結果」とは、売れることを意味します。
それを踏まえると、当然「良い」広告とは、「売れる」広告。
「悪い」広告とは「売れない」広告を意味します。
さて、冒頭の質問に戻ります。
あなたはダイエットをするとした場合、必ず最初にすべきことがあります。
「◯☓ダイエットをする」ことではありません。
「サプリメントを摂る」ことでもありません。
「食事制限をする」ことではありません。
「運動をする」ことでもありません。
それは、もちろん「体重計に乗ること」です。
どんなダイエット法を行うにしても、まずは体重計に乗るのが最初の一歩です。
その上で、「◯☓ダイエット」をしたならば…体重が減るかもしれません、あるいは変わらないかもしれません。
その「◯☓ダイエット」が良いのか悪いのか。あなたに合っているのか合わないのか。
それは、最初に体重を測り、そのダイエット法を試した後に、また体重を測り…経過を記録します。
その結果次第で「良い」か「悪い」か…といったことが判断できるのです。
つまり、【測定】できないことには、その良し悪しを判断することはできません。
広告も同じです。
「良い広告に欠かせない必須要素」
とは【測定できるかどうか】です。
広告を出して…その広告からいくつ売れたのか。それが測定できないと、その広告の良し悪しは判断できません。
(1)広告を出す
(2)結果を測定する
(3)改善する
この3つを繰り返しおこなって行くことで反応率の高い…すなわち、売れる広告をつくり上げることができます。
どんな凄腕コピーライターであっても、最初からいきなり売れる広告が作れるかどうかはわかりません。
ですが、どんな拙いコピーライターであっても、この(1)〜(3)を繰り返すことで、素晴らしい広告を作ることはできるのです。
そのためにも、広告は結果を【測定】できなければいけないのです。
たまに、
「どうすれば、あなた(注…コピーライターのこと)のコピーで売れたかどうか、判断できるのですか?」
と訊かれます。
答えとしては、測定できるようにコピーを作っているのです。
その測定法に基づいて、何件反応があった、とわかるようにしているのです。
どんな広告であっても…「測定」できなければ改善できません。
測定できないような広告媒体を勧めてくるような人は、あなたではなく自分の売上のことしか考えていないと言えます。くれぐれも気をつけて下さい。
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