悪天候なので早めに空港入りして,搭乗口で待機していいます。
今回もLCCのフライトです。
先程から,再三にわたって,
「機内持ち込み手荷物は2点まで」
とアナウンスしまくっています。
手荷物に,青いテープを貼り,そのシールが貼っていない荷物は持ち込めないようです。
私の手荷物はカバン1つで,すでにテープが貼ってあります。
今この文章を書いているMacBookをカバンに収納せず,小脇に抱えて搭乗口を通過するとどうなるのか…気が向いたら試してみます。
冗談はさておき,LCCの重量制限の話です。
ジェットスターは,かねてから機内持ち込み手荷物の重量制限は7キロまで,とされていました。
それを嫌って,なるべくバニラエアを使うように心がけています。
しかし,先月末からバニラエアも,機内持ち込み手荷物重量制限が10キロから7キロに変更されました。
実に残念です。
個人的には,受託手荷物として預けずに,有料で10キロまで手荷物を預けられるシステムがあったら便利だと考えます。
受託手荷物があると,機体を降りた後に,荷物を回収するまで時間が掛かるからです。
さて今日は,軽さとベネフィットについてです。
そもそも私の荷物は何が重いのか。
実際に今現在持っているものは次のとおりです。
1.MacBookPro
2.iPhone
3.iPod
4.電子辞書
5.モバイルバッテリー
6.ICレコーダー
7.ガラケー1つ
8.ポケットWi-Fi
9.名刺入れ
10.サイフ・小銭入れ
11.ハンカチ類
12.旅行用特殊クッション(腰痛対策アイテム)
12.その他小物
これで重さは約5キロ。
今回は数泊するので受託手荷物として着替えは預けましたが…1泊だったら,これに着替えと洗面具,あとは各種充電器等となります。
10キロ制限なら何とかなりますが,7キロ制限となると,なかなか厳しいです。
…もっとも,私がデジタル端末を持ち歩き過ぎなだけかもしれませんが。
余談です。
電子辞書はスマホで十分でしょ,と言われたことがあります。
ですが,オフライン環境下で作業をする際の必須アイテムです。
むしろ,ネットにつなぐと,ついメールチェックしたり…と生産性が下がるので,オフライン環境下で言葉の意味を調べるために,電子辞書は必須です。
話を戻します。
このようにデジタル端末をたくさん持ち歩くと…ちりも積もれば,ということで,とても重くなります。
調べてみたところ,今使っているMacBookProは,だいたい1.5キロ程度。
最新機種だと,更にここから210グラム軽くなっているそうです。
機内持ち込み手荷物7キロ制限という中で,1.5キロは,少々重たいと言わざるを得ません。
1.3キロになれば,軽いとまでは言いませんが。
軽さを表現する時に,
「軽い」
と言うか,あるいは
「◯◯グラム」
と,具体的な重量の数値を言うか,この2つが多いように感じます。
「軽い」
ことで,どんなベネフィットがあるのでしょうか。
そこまで踏み込んだコピーはあまり見ないように感じます。
また,具体的な数量を書く場合,その数量が軽いかどうか,比較して判断するのはなかなか難易度が高いといえます。
例えば…50グラム。
この数量を示された時に,具体的な重量感をあなたは感じ取ることができるでしょうか。
私は料理は得意ではありませんが,ある人から聞く限りでは,
「だいたい卵1個が50グラム」
という話でした。
料理に習熟した方であれば,「50グラム=卵1個分」という脳内変換及び,実際に卵1個分の体感覚を脳内でイメージできるでしょう。
私は…カピバラにかぎらず,げっ歯類好きです。
なので,50グラムといえば,少し太めのジャンガリアンハムスター1匹分,という感じです。
200グラムといえば,ジャンガリアンハムスター4匹分の重さ。そうイメージします。
ですが,具体的な重さの数値と,その重さの体感覚を脳内でイメージできる人は稀ではないでしょうか。
だからこそ,コピーでしっかりと
「軽いことでどんなベネフィットになるのか」
を明確にしなければなりません。
例えば…サンプルコピーとしては,
「出張が多いビジネスマン御用達のモバイルPC。重量は900グラムなので,機内持ち込み手荷物7キロという制限であったとしても,さほど全体の重量に影響しません。
忙しい中,いちいち手荷物を預けたり受け取ったりして時間のロスの軽減に貢献します」
という感じでしょうか。
さすがにPCが軽くなることで常に受託手荷物が不要になるわけではないでしょうが,一つのわかり易い例です。
このコピーは,しょっちゅう飛行機に乗る人には,とても伝わりやすいコピーとなるでしょう。
逆に…普段から手荷物がとても多い人には魅力に感じることはないでしょう。
それでいいのです。
適切なターゲットに対して適切なコピーで呼びかければいいのですから。
軽さにメリットを感じない人に,軽さをアピールしても意味がありません。
軽さにメリットを感じる人には,「軽い」だけで済まさずに,「軽いことでどんなメリットがあるのか」までしっかりと伝えてあげてください。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
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