こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。
今日は,
人気コンテンツ,
あるいは「鉄板」とも言えるコンテンツ,
「ランキング」について解説します。
ある調べ物をしていた時のことです。
ネットでいくつか記事を読んでいたら…
「ランキング」記事ばかりを
読みふけっていたことに気が付きました。
なぜランキング記事は人気なのか
ランキングというものは,
極めて人気のコンテンツであり,
外すことのない
「鉄板」コンテンツです。
理由はいくつかあります。
ここでは2つ紹介します。
1つは,
「社会的証明」の
心理トリガーが作用しているからです。
社会的証明とは、社会心理学の用語で、
個人の意見の妥当性を証明することを指す。
人は、集団の中で自分を支持する意見が全くないと、
自己の意見の妥当性に疑問を感じ、
意見を取り下げてしまうのが普通である。
しかし、自分を支持する意見が1つでもあると、
状況が一変する。(ウィキペディアより)
ざっくり言えば,
ランキングは
集団の意見を取りまとめて
集計した結果です。
ランキングと自分の見解が合致すれば安堵し…
合致しなければ,それはそれで
反発して自分の意見を述べる…
すなわち,
行動させるきっかけになるのです。
ランキングが人気である
もう一つの理由は,
「思考の労力を減らす」
ことです。
例えば…
テレビを買い換えるとします。
その際に,
あらゆるメーカーの,
あらゆる機種をすべてチェックして…
なんてやっていたら大変です。
そこで,ランキング上位のものを
いくつか選別して選んだら…?
思考のプロセスを
大幅に減らすことできるのです。
まとめると…
ランキングというだけで,
一定の説得力があって,
一定の注目を浴びて,
行動を促す原動力にすらなる。
まさに魔法のような
コンテンツだと言えます。
こんなランキング記事はダメだ
では,
ブログやホームページなどで
ランキングを発表する際,
気をつけなければならない点があります。
この点を欠いてしまうと,
信ぴょう性のないランキング記事となります。
ここでも2つ紹介します。
1.根拠
例えば,ある映画好きの人が
ブログを書いているとします。
その中で
「素晴らしい映画トップ10」
という記事を書いたとしたら…?
その時に必要なのが
「根拠」
です。
「素晴らしい」というだけでは
曖昧です。
特に,
映画というものは
「感性」
の問題も大きくつきまといます。
だからこそ,
「そのランキングの根拠」
をしっかりと明記しなければいけません。
映画ではないですが,
わかりやすい例が,
株式会社カタログハウスの
「通販生活」です。
この中に,
「読者が選んだ暮らしの道具ベスト100」
というランキングがあります。
このランキングの根拠として,
対象期間及び,「売上げ高で順位」と明記した上で,
「通販生活,ピカイチ辞典,DMでの売り上げに加え,
定期お届けサービス(中略)の売り上げを合算して順位化」
と説明があります。
これが,
ランキングの根拠の例です。
客観的なデータであれば,
根拠を示すことは簡単でしょう。
ですが…
上述の「映画」のようなものの場合は,
なかなか客観的なデータを示すことは
できません。
だからこそ,
「どんな選考基準」で選んだのかを
しっかりと明記しなければ
ならないのです。
具体例として…
再び通販生活を紹介します。
通販生活で扱う商品の選考基準として,
「商品憲法」というものがあります。
公式サイトによれば,
「カタログハウスでは
地球とからだにやさしい商品を集めています。」
という説明文があります。
実際の,憲法の中身は省略しますが,
第1条〜第9条までの
各基準で紹介しています。
ちなみに,
国内屈指のコンサルタント,
神田昌典さんが,
「通販生活」について,
「商売人の教科書」
と述べています。
通販雑誌で商品紹介の広告コピーは
非常に秀逸です。
雑誌は買う必要はありませんが,
やたらと特定の政党を支持して
他政党を批判する政治的主張が
執拗なため,気分を害する恐れがあります。
雑誌は買わないことを強く推奨します。
ですが,WEBサイトから,
商品紹介ページで,
広告コピーをチェックすることは
オススメいたします。
2.根拠の根拠
これをいい出したらキリがないのですが…
上記の通り
「根拠」
をしっかりと提示するように
お伝えしました。
では,
その根拠が
信じてもらえるかどうか。
…という点も考えなければなりません。
例えば,
私が
「絶対に読んだほうがいい
ビジネス書トップ10」
という記事を書いたら
どうなるでしょうか。
きっと,
あまり信じてもらえないでしょう。
実際のところ,
私は本をあまり読みません。
一昔前は,
かなりしっかりと読んでいたのですが,
最近は以前ほど本を読まなくなりました。
コンテンツの学習は,
もっぱらセミナーあるいは
動画コンテンツばかりです。
そんな私が,
「ビジネス書トップ10」
などと言ったところで
説得力はないでしょう。
では,
もし私が
この内容で
ランキングを書いて
信用されるにはどうしたらいいのか。
例えばですが,
この毎日書いている
このブログ記事について,
「毎週水曜日は書評記事を書く」
と決めて…
毎週木曜日は書評のブログ記事を書きます。
文部科学省の調査によると、
日本人は年間で平均12,13冊の読書をする
のだそうです。
もし私が,毎週1冊,
確実に書評を書き続けたら,
年間52冊分の書評記事ができます。
52冊分の記事が「背景」にあれば,
「ビジネス書トップ10」
というランキング記事も信ぴょう性が出るでしょう。
もう一つ別の例を紹介します。
同じく私が
「マーケティング初心者が
確実に読んでおいたほうがいい本」
を紹介したら…?
本日時点で,
公開済みの記事が1261記事あります。
そのうち,
「マーケティング」カテゴリの記事が,
747記事あります。
これだけマーケティングのことを
書いている人が推奨する
マーケティングの本…ということであれば,
それなりに信ぴょう性が出るのではないでしょうか。
以上,ランキング記事を書く際の
注意点について解説しました。
ぜひ,
ランキングを作成しようと思ったら,
このポイントを思い出してください。
簡単なものは,
「客観的なデータ」に基づく
ものが無難でしょう。
ちなみに,
ランキングは,
ブログなどの記事だけでなく…
店舗ビジネスなどでは,
POPなどに活かすのも手です。
しっかりと
ランキングを活用して,
顧客に適切な情報提供を
心がけていきたいものです。
今日のテーマに関連する記事…の代わりに,
ランキングです。
未読記事がありましたらぜひご覧ください。
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セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
上記ランキングはあくまでも
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実際にたくさんの方に
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売上アップ改善診断です。
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これを機会に今すぐご覧ください。