伝えたいことを伝えるための技術の正体と習得法

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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

今日は…
メルマガ読者の方から
お題をいただきました。

 

直接,お会いして
話す機会があった時に
ネタをおねだりしたところ…

 

質問そのものではないですが…
感じたこととして
教えていただきました。

 

女性の方です。
彼女が,
女性経営者,
女性起業家の記事やコンテンツを
目にするに当たって…

 

「キラキラした内容だけど
抽象的なので,
もう少し具体的に
教えてほしいと思うことがある」

 

とのこと。

 

 

…さすがですね。
おっさんな私には
「キラキラ」
なんて語彙は出てきません。

 

 

さて。
この内容を元に,
少し掘り下げて
お伝えしていきます。

 

 

お題は,

「伝えたいことを伝えるための技術の正体と習得法」

とは何か。

 

 

前提から
解説していきます。
最後までお付き合いください。

 

 

抽象的に書く3つの理由

 

 

私自身がその

「キラキラした記事」

の文章を目にしたわけでは
ないので…

 

あくまでも想像です。

 

具体性が足りない…
抽象的な文章を
女性起業家が書く理由は,
ざっくり3つのパターンが
考えられます。

 

 

1.意図的に抽象的に書いている

 

抽象的に書くことで,
その内容を自ら噛み砕いて
具体的に理解できるくらいの人
「だけ」
を相手にしたい場合,
あえて抽象的に書く,
ということもあるでしょう。

 

 

あるいは…
具体的に書こうと思えば書ける。

 

けれど具体的に書くことで,
その内容について
重箱の隅を突くような質問が来て
煩わされるのを防ぐため,
あえて具体的に書かない。

 

または…
具体的な内容は有料コンテンツにて…

 

などの理由により,
あえて抽象的に書いている,
という点が考えられます。

 

 

2.抽象的になっていることに気づいていない

 

 

繰り返します。
あくまでも推測です。

 

これが一番多いのではないでしょうか。

 

つまり,
自分の書いている文章が
具体的で理解しやすく,
その内容を以て再現性が出るような
内容だ…

 

…と思っていながら,
読者は,

「キラキラしているだけで
再現性を感じるような具体性がない」

…と思っているかもれない,
という点です。

 

本人が
気づいていないのですから,
どうしようもありません。

 

読者からのコメント…

 

あるいは,私みたいに
師匠を付けて,フィードバックを
もらわない限り,
気づくことはないでしょう。

 

 

3.具体的に書くスキルがない

 

 

頭の中に思い描いている
内容は,再現性があって
わかりやすく具体的でバッチリである。

 

ただ…
それを文章としてアウトプットできていない。
ということです。

 

上記2との違いは,
具体的ではないことに
気づいているかいないか,
という点です。

 

 

頭の中に思い描いているものを
具体的にわかりやすく
再現性があるように
アウトプットするには,
相応の技術が必要です。

 

 

特に,
文章の場合,
しっかりと,訓練して
スキルを身に着けないと
伝わらないのです。

 

対面で会話していれば,
表情,身振り手振り,声のトーン
その他様々な非言語情報による
補足がありますが。

 

 

文章は,
文字情報しかありません。

 

文字情報だけで
自分の脳裏に思い描く内容を
書き起こすのはなかなかに大変です。

 

 

実際,
顧客にアンケートを求めるに当たって,

 

「書いてもらう」

 

 

となると,
特に記述式のアンケートの場合,
回答率が芳しくない。

 

けれど,
インタビュー方式で,
質問に答えてもらう…
というやり方なら,
スラスラと思ったことが言える。

 

これも同じですね。

 

言葉で発信するなら
いくらでもしゃべることは出来るけど,
文字情報という形で
アウトプットするのは大変なのです。

 

私は逆に,
書くほうが楽なんですけどね。

 

 

ということで,
今回の,
メルマガ読者さんが
脳裏に抱いた疑問,

 

 

「キラキラした抽象的な
内容ばかりで具体性がない」

 

という点について,
考えられる理由3つについて
お伝えしました。

 

 

一番だったら…
なかなかにしたたかでしょう。

 

 

けれど…おそらく,
2番目…
自分が書いている内容が
抽象的で,具体性が伝わっていないことに
気づいていないパターンだと
思われます。

 

 

では…
どうすれば,
具体的に,
わかりやすく伝わるように
文章をかけるようになるのでしょうか。

 

注意すべき点,
考え方などについては…

 

今回,
お題を提供いただいた
メルマガ読者さんに,
お伝えしました。

 

 

その内容は
ここで触れることはしません。

 

 

…実際,
過去に何回か書いた内容でも
ありますから。

 

ですので
今日の記事では…
私がこの問題を
どのように克服したか。
その実体験をお伝えします。

 

 

 

女性事務員による猛特訓の成果

 

 

 

以前,
私が資格で仕事を
していたときのことです。

 

 

 

多いときで,
5名のスタッフを雇用して
案件を処理していました。

 

 

当時は,
人口1万8000人くらいの
小さな町で事務所を
やっていましたから…

 

求人募集も大変です。

 

 

正社員として活躍してくれていた
事務員は,
札幌から移住してくれましたが。

 

 

基本的に,
小さなその田舎町で
雇用しなければ
なりません。

 

 

パート職員を
募集した時に,
ある女性が応募してきたので…
性格は良さそうだったので
採用しました。

 

そう,
スキルやノウハウ,
知性などは求めていません。
性格が良くて素直であれば…
教えたことは身に付けられるだろう。

 

…そうい思っていたのです。

 

 

彼女は,
高校を卒業して,
コンビニバイトをして
過ごしていた…いわゆるフリーター。

 

高校も,
(地元の人曰く)
道内ワースト3に入る水準…らしいです。
私は知りませんが。

 

つまり…
成績が悪かったので
知識や知性は
それほど高いわけではありません。

 

そんな女性が,
法律専門職の事務所で働くのですから
大変だったでしょうね。

 

 

…という背景を元に。

 

私は基本的に
業務指示は
「文書」
で出します。

 

 

やり方の説明などは,
質問される度に,
そのつど,書き上げて
渡していました。

 

書いて渡さないと…
その質問は延々とされるつけることに
なりますからね。
今後,入ってくる子からも
同じように聞かれるでしょうから。

 

 

業務マニュアルとして
その都度書いて渡しておけば,
それをファイリングすれば
マニュアルの完成です。

 

…理論上,ですが。

 

 

実際,
そのマニュアルに書いてあることを
読んで,理解して,実行した結果が
私の意図と一致していれば,
そのマニュアルは成功です。

 

けれど,
私が意図したものと違う行動を
してしまったなら…
それは,正しい理解をもたらさない
マニュアルだったということであり,
失敗作です。

 

なので…
その場合は,
マニュアルを見直して
書き直したり加筆修正して,
もう一度読み直して
その通りに実行してもらい…
意図通りに実行してもらったかを
チェックします。

 

 

上述の通り,
水準の低い学校で
低成績で卒業した
のですから…

 

 

そんな彼女が
読んで正しく理解できて
正しく行動できる内容が
「わかりやすく,具体的に
実行できる文章」
となります。

 

読んだけれど
意図通りの行動をしてもらえなかったら,
マニュアルの負け。

 

こうして…
私は彼女に挑戦しては敗北し
挑戦しては敗北し…

 

何度も書き直して
加筆修正して…

 

その先に,
何度も
「一発で,書いたとおりに実行してもらえる」
ようになりました。

 

私の
文章力の基本は,
当時のこの事務員が
私を鍛えてくれたのです。

 

 

その事務員が良い悪いではなく…
「彼女が読んで正しく行動できる文章を書く」
と決めて試行錯誤した結果ですね。

 

 

口で教えるのは簡単。
でも,常に私が事務所の中にいて
従業員に口頭による指導が
できるわけではありません。

 

 

具体的に読んで理解して
ただしく実行できる。
そんな文章を書く,良い訓練でした。

 

 

そして…
上述の
「キラキラ女性起業家」
は,キラキラしているがゆえに,
そういった
「現実的」
な鍛錬をしてこなかったのでしょう。

 

 

 

以上,
今日は,
伝えたいことを正確に伝える…
というお題でお伝えしました。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

追伸

 

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